(記事要約) 2年前に一人の米国人デザイナーがアルゼンチンを訪れ、靴を買えない子供達を目にして決心した。靴を作って、一足売るたびに一足寄付しよう。 アルゼンチンで人々が履いていた「アルパガータス」と呼ばれるサンダルをヒントにして生まれたTOMsの靴が、米国で静かなブームを呼んでいる。 カラフルな色使いでファション性が高く、Vogue やElleなどの高級女性誌でも必須アイティムとして紹介された。Shoes for Tomorrow (明日への靴)という思いが込められたTOMsの靴を生み出した30歳のブレーク・ミコスキーさんは、昨年、約束通りアルゼンチンに戻り、8千足以上の靴をアルゼンチンの村の子供達に配って歩いた。 その時のビデオがさらに話題を呼び今年は8万足を売って、50人のボランティアとともに南アフリカの子供達に靴を届ける予定だ。 Vogueは1892年にニューヨークで創刊された高級フ