日本に昔は、ちょっとした川があるところには沢山水車があって、田んぼへの水上げや米つきなどに使われていました。しかし、ガソリンエンジンが導入されてから、便利さとコストのせいでほとんど全てが駆逐されてしまったのです。しかし、これが炭酸ガスを出さない電源として再び注目を浴び始めています。国の補助があってもまだ通常の電力と対抗できるかは必ずしも保証されませんが、面白い商品が開発されたと発表されています。 シーベルインターナショナルという東京の会社が、独自に開発した流水式の水力発電機の販売を始めたそうです。水力発電というと通常は水の落差を利用するのですが、これは、川の水が流れる力を利用するものです。この商品の出力は、5キロワット、15キロワット、40キロワットの3種類で、川や水路の表面に浮かべて、というよりも、少し沈没させて水の流れを取り入れて、狭めた通路を水が通るときに流速が早くなるのを利用して水