世界位置の大富豪であるビル・ゲイツ氏の慈善財団ビル&メリンダゲイツ・ファンデーション・トラストが、米コカコーラ、マクドナルドの株式をすべて売却していたことが、SEC(米証券取引委員会)に提出したファイルでわかった。また、エクソンモービルもすべて売却しており、潮目を感じさせる。 SECによると、2014年第3四半期にゲイツ氏の財団が保有していた分は次のとおり。 ◆エクソンモービル 7億6593万ドル 814万株 ◆コカコーラ 9億1419万ドル 2142万株 ◆マクドナルド 10億3082万ドル 1087万株 公私ともに、また投資でもかなり志向が似ているウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャーハサウェイがコカコーラの発行済み株式9%を保有する筆頭株主である。そのコカコーラは、昨年の株主総会ではバフェット氏から、ストックオプションの比率の高さに対して反対意見も出た。また、2019年までに