危機が叫ばれるチームを立て直すべく、レアル・マドリーのカルデロン会長(右)は勝利ボーナスを申し出たが……【Photo:Getty Images/AFLO】 11月21日のこと、レアル・マドリーの会長であるラモン・カルデロンは昼食会の席で、チャンピオンズリーグ(CL)でユベントス相手に2敗を喫するなど調子の上がらないチームに対し、勝利ボーナスの支給を提案した。22日のレクレアティボ戦から12月10日のCLのゼニト・サンクトペテルブルク戦までの5試合で15ポイントを獲得したら、選手1人あたり12万ユーロ(約1450万円)を出すというのだ。 “ニンジン作戦”のニュースは大部分のスペインメディアで伝えられたが、カルデロンによる“贈り物”は、2日間の休暇短縮の“埋め合わせ”というのが衆目の一致するところであった。というのも、レアル・マドリーはドバイで親善試合を行うことがすでに決まっており、クラブは