市場の移転問題で、東京都の関係局長らによる会議が開かれ、小池知事が示した基本方針を踏まえて豊洲への早期移転を最優先に取り組みを進め、来年の春から秋に移転に向けた環境が整うとした今後のスケジュールが示されました。 表明から1か月がたち、21日に開かれた都の関係局長らの会議では、市場を担当する中西副知事が豊洲への早期移転を最優先に取り組みを進めるよう指示しました。そのうえで、豊洲市場に観光拠点として整備する「千客万来施設」を含め、にぎわいを創出するとともに、築地の再開発は民間主導で進めるとしています。このほか、仲卸の業者などが改めて築地での営業を希望した場合は、豊洲への移転後の状況を踏まえながら対応を検討するとしています。 このあと、村松中央卸売市場長が豊洲への移転の具体的な時期は市場業界と調整して決めるとしたうえで、盛り土がなかったことに伴う環境アセスメント=環境影響評価の手続きを来月中旬ま
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