日の丸ソフトウェアが世界で勝つためには、国産パッケージ同士が連携し合う仕組み作りが不可欠だ。MIJSでは国産パッケージ間の連携を目指す「超現実的標準規格」の策定を進めている。サムライテクノロジストたちの壮大なチャレンジが始まった。 2007年10月1日現在、国産パッケージベンダー23社が加盟するMIJS(Made In Japan Software)コンソーシアムは、メンバー各社が保有するパッケージ製品を相互に連携させるための共通インタフェースに必要となる「MIJS標準規格」の策定を進めている。さらには、SaaS(Software as a Service)としてパッケージ機能を提供できるようにするための基盤連携にも取り組んでいく計画だ。 日本の課題は世界の課題 そのMIJSの動きがここにきて急加速している。特に、製品連携のための標準規格を議論している技術部会では、早くもその成果を上げてい