コスト削減のため、すぐにでも社内インフラをGNU/Linuxに移行したいと思っている企業は多いが、Windows業務アプリケーションを置き換えられないことがそれを妨げている。rdesktopは、Windowsプラットフォーム上のリモートデスクトップにGNU/Linuxクライアントを接続するオープンソース(GPL)プログラムである。 rdesktopを導入することで、業務アプリケーションをターミナルサーバに(一度に1人がアプリケーションを使えるだけで十分なら1台のWindows XP PCに)移動し、業務アプリケーション以外のコンピューティングを、安定性とセキュリティに優れたGNU/Linuxワークステーションで行うことができる。 rdesktopは、Matt Chapmanのリバース・エンジニアリング・プロジェクトとしてスタートした。その後、改良を重ねて本格的なアプリケーションにまで成長