脱北者人権団体によると、中国国内の脱北者は2000年初めまでは主に延辺自治州や近郊の東北3省(吉林省・黒龍江省・遼寧省)に集中していたとのことだ。しかし公安当局の取り締まりが厳しくなったため、最近は内陸の山間地域にも入り込んでいるという。働き口が多い北京近郊にも約2万人いるとされている。 2000年中盤以降は中国から直接韓国に入るルートに脱北者があふれ、東南アジア諸国から韓国入りする脱北者が増えている。中国には約5~10万人、東南アジアには少なくとも1500人の脱北者がいると推定されている。
史跡第101号に指定されている「三田渡碑」(ソウル市松坡区石村洞)にスプレーがかけられた。三田渡碑は丙子の乱(1636年に起きた清による第2回朝鮮侵略)の際、朝鮮が清に敗れた後、清の太宗の要求により彼をたたえる言葉を刻んだ石碑で、「大清皇帝功徳碑」と書かれている。この高さ3.95メートル、幅1.4メートルの石碑の前面と裏面に1メートルほどの大きさで「撤」「去」という文字が赤のスプレーで書かれているのが発見された。 「撤」の字の下には「370」というアラビア数字が書かれている。丙子の乱が起きた1636年か、三田渡碑が立てられた1639年から現在までの年数を示しているものと思われる。ソウル市松坡区庁のパク・チュンファ文化財チーム長は「今月5日朝に三田渡碑周辺を掃除しようとした公益要員が発見した。日曜日だった4日夜にスプレーで書かれたようだ」と話している。犯人はまだ捕まっていないが、松坡区庁関
釜山地方警察庁国際犯罪捜査隊は14日、韓国の文化情緒を蔑視(べっし)する内容の演劇を公演した外国人講師16人を公演法違反の疑いで摘発、このうちJ氏(37)=米国人=など9人を書類送検した。 警察はまた、残り7人に対しても同様の容疑で捜査中だ。 警察によると、J氏らは今月1日から二日間、午後10時から午前0時30分まで、南区近くの某劇場で『オリエンタル・ストーリー』という演劇の公演を行い、韓国人と外国人の観客150人に、一人当たり入場料7,000ウォン(約880円)を受け取って入場させ、映像物等級審査委員会の推薦を受けていない演劇を計4回公演した。J氏らはこの演劇で、韓国人の文化や生活などを風刺した演劇をしたり、歌を歌ったりした疑いをもたれている。 J氏らは米国国籍で、E-2(会話指導)、E-1(教授)ビザで入国し、釜山地域の大学や小学校、外国語スクールなどに講師として在職している。
中国当局が先月中旬、米国のオンライン百科事典「ウィキペディア」中国語版に対する中国国内での接続遮断措置を1年ぶりに解除したが、歴史的事実とは異なる歪曲(わいきょく)された情報を掲載している、と米ニューヨークタイムズ紙が先月30日に報じた。 例えば毛沢東について、英語版ウィキペディアでは「中国に共産国家を建設した軍事・政治指導者であり、数千万人の無実の中国人らを死に追いやった大量虐殺犯として記憶されている人物」と紹介されている。 しかし、ウィキペディア中国語版での毛沢東に関する記述はこれとはまったく異なっている。中国語版では、「中華人民共和国や中国共産党、人民解放軍の主要な創設者および指導者の1人であり、大躍進運動や文化大革命のような政治運動を展開し、世界に大きな影響を及ぼした人物」として描かれている。 一方、毛沢東の汚点として挙げられる1950年代から60年代にかけての大量粛清や、大
与党ヨルリン・ウリ党の金希宣(キム・ヒソン)議員の父親が旧満州国のスパイだったという事実が、中国当局の裁判記録で改めて確認されたと、「月刊朝鮮」12月号が報道した。 月刊朝鮮は2004年、金議員の父・金山英一氏が旧満州国政府の警務課特務係でスパイとして勤務していたという、柳河県(中国吉林省通化市)公安局の勤務証明書を入手したとしてこれを報道した。ところが金議員側は「月刊朝鮮が捏(ねつ)造した証明書だ」と主張し、他のメディアは「(証明書の)真偽をめぐる金議員と月刊朝鮮の攻防」という側面を強調する報道をした。 また、金議員側は証明書の発行について中国側にも強く抗議した。その結果、証明書を発行した柳河県公安局の関係者は、秘密文書を上級官庁の許可なく閲覧させ、在職証明書を発行したとの容疑で実刑判決を受け、現在服役中だ。 しかし月刊朝鮮はこのほど、中国吉林省柳河県の人民法院(裁判所)が公安局関
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