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ブックマーク / zenn.dev/mizchi (40)

  • プロを目指す人のためのTypeScript 本の感想 #ブルーベリー本

    自分も教える事が多いので、読み手にどういう風に学んでほしいか、自分がどういう風に伝えるべきか、という視点で読んだ。 1章・イントロダクション そもそもTypeScript とはなにかみたいな話。 コンパイルエラーが出ている状態ではプログラムが完成したとは言えません。 力強い コンパイルエラーをただ避けるのではなく、利用する気持ち で TypeScript プログラミングに臨みましょう。 初心者に型違反の向き合い方を諭す話。IDEの補助になるとか。 TS年表で取り上げてるのが特徴的。exactOptionalProperty を取り上げてたり。 TSの型はランタイムに影響しない、という話を何度も解説している。これは初心者の誤解がとても多いので、必要だと思う。何度いっても、伝わって欲しい人に伝わらないのだが… enum や namespace については意図的に解説しない。過去のTS独自路線だ

    プロを目指す人のためのTypeScript 本の感想 #ブルーベリー本
  • Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか

    Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか https://d.potato4d.me/entry/20220405-nodejs/ へのアンサーソング。 プログラミング言語としての JavaScript の話をする。 2010年頃、Python 2 でプログラミングを学習した自分にとっては Node.js + CoffeeScript が Better Python だった。 CoffeeScript は当時の JS(ES3~5) に足りない機能を補ってくれて、Python と同じく空白制御のオフサイドルールなのが気に入った。見た目が少しだけ Ruby っぽいので当時全盛だった Rails の人間に訴求するにも有利だった。 Node.js のモジュールシステムである Commonjs は Pytho

    Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか
  • (自分の) JavaScript のユニットテストの書き方

    (社内用ドキュメントの公開版) テストのポリシー 前提として、ユニットテストを導入するコストを、限界まで低くすることを目指す。テストが根付いていない言語環境や文化では、放っておくとテストが書かれないまま実装が進行し、結果としてテスト不可能な巨大な雪だるまが完成する。こうなるとメンテコストが高いE2Eを大量に書かないといけなくなり、テストの実行時間が膨れ上がっていく。 そうなる前に、ユニットテストを書きやすい環境を維持し、ユニットテストとして問題を切り分けられるような環境を維持する。とにかく書きやすさを重視し、一つのユニットテストを書くオーバーヘッドを限界まで下げる。 最初の一つを早い段階で書く 自分の経験的には、ユニットとテストの最初の一つを書いたらあとは自然とその周辺で増えていく。サンプルがあったら人はコピペする。逆にいうと最初の一つを書かない限り一切書かれない。まず一つ用意するのが大事

    (自分の) JavaScript のユニットテストの書き方
  • 実行環境依存のコードに対してテストを書く考え方

    社内用の啓発記事ですが、閉じる理由がないのでここに投げます。 ブラウザにべったりなコードを書いてると、ブラウザや node.js 固有の環境をインラインで記述してしまうことが多々あると思います。 あえてダメダメなブラウザ向けのエントリポイントの例を書きます。 // main.ts let id = localStorage.get('id'); if (!id) { id = `${navigator.userAgent}-${Math.random()}`; localStorage.set('id', id); fetch('/auth', { method: 'POST', credentials: 'include', body: JSON.stringify({ id, at: Date.now(), }), headers: {'Content-Type': 'applicat

    実行環境依存のコードに対してテストを書く考え方
  • JS のビルドサイズを極限まで絞るための TIPS 集

    ビルドサイズ限界まで絞りたい人向け。 あらゆる環境で実践するものではないが、知ってたら簡単に避けることができるのもあるので知っておくと便利なTIPS書いていく。 基ポリシー 未使用コードはビルド時に全部落とす。 何が未使用コードで、何が定数かわかるようなインターフェースを人間が心がける。 用語 Dead Code Ellimination(DCE) Rollup や Terser で、未使用コードを削除すること

    JS のビルドサイズを極限まで絞るための TIPS 集
  • turborepo で monorepo の差分ビルド

    Turborepo vercel が開発した monorepo 環境のためのビルドツールです。vercel ですが next 非依存です。 turborepo が何を解決するか node.js に限らず monorepo 環境下では、それぞれの内部モジュールのビルドは個別に行われることが多いです。ここでいう内部モジュールは、 package.json を持つディレクトリ単位、と捉えてもらって結構です。 apps/ web/ package.json # => foo, bar を参照 packages/ foo/ package.json dist/ index.js bar/ package.json # => foo を参照 dist/ index.js package.json このビルドが、(ビルドしない素の js と比べて)面倒な問題を引き起こします。 更新時にビルドを忘れて古い

    turborepo で monorepo の差分ビルド
  • vite と single-spa で作るマイクロフロントエンド基盤

    超巨大フロントエンドを分割する基盤を作ろうとしたものの紹介します。 この記事の前提 巨大フロントエンドを分割統治したい SSR は考えない モダンブラウザのみ対応する(IE11 非対応) この記事では single-spa とマイクロフロントエンドの紹介はしません。こちらの記事を読んでください。 マイクロフロントエンド入門 single-spa でマイクロフロントエンドを検証する - mizdev single-spa はアプリケーションのライフサイクルに簡単な規約を導入するもので、おそらく一番使われてるものです。これを基的に vite と組み合わせて各アプリケーションを構成しますが、 webpack でも同様のことは可能です。 動いてるもの デモ ここで実現したこと 共通ヘッダ 異なる環境でビルドされたコンテンツをルーティングごとに切り替える react-router のアプリと vu

    vite と single-spa で作るマイクロフロントエンド基盤
  • yarn v3 の独自機能を避けつつ yarn v1 から v3 へのアップグレードをする

    yarn v3 が出ました。詳しい解説は譲るとして、esbuild integration や パフォーマンス向上が目玉です。 Yarn 3.0 🚀🤖 Performances, ESBuild, Better Patches, ... - DEV Community 流石に v1 はもう古いが、 v2 からの独自路線は受け付けがたい…という立場なのですが(yarn オリジナル作者の sebmck も難色を示しています)、今回は yarn 特有の機能をできるだけ避けて、できるだけ npm や pnpm 等と互換な部分だけで yarn v3 を使います。なので pnp も使いません。eslintvscodetypescript 等でハマりどころが多すぎます。 ゼロインストールも否定派です。git blob objects のサイズが爆発して仕事にならなくなったことがあります。

    yarn v3 の独自機能を避けつつ yarn v1 から v3 へのアップグレードをする
  • webcontainer とは

    stackblitz が提唱して実装している node.js が動くブラウザ環境。container といってるが、 Docker 等とは関係ない。 stackblitz/webcontainer-core このコンテナはブラウザ内で node.js (らしきもの)が動くことがターゲットで、現在デモとして next.js をビルドしてプレビューできている。これによって node.js + webpack + next.js cli が動いていることがわかる。 デモはここで試せる。 まだ OSS ではないので、この記事の大部分は想像によって書かれている。 webcontainer 概要 (自分の理解なので話半分に) ブラウザサンドボックスでも electron なしでも動かせるようになってきた。しかし現在 node.js を動かすには色々と欠けている部分があるので、それらを総称して webc

    webcontainer とは
  • Svelte + TypeScript のベストプラクティスを考える

    自分で Svelte + TypeScript を色々と書いてみたが、情報がまとまってなかったので、ここでまとめていく。 なぜ Svelte + TypeScriptSvelte + TypeScript はセマンティクスが単純で型が付く軽量な Vue として気に入っている。ビルドが軽量で他と混ぜやすいのが特に気に入っていて、ReactVue の他のシステムに対しても、末端のコンポーネントとして混ぜやすい。Vue歴史的経緯でデータバインディングの仕様が混沌としているが、Svelte はESM First で構文解析時の処理に仕様を寄せてるので、とてもシンプル。 webcomponents として配布するモードがあるのも気に入っている。Vue React は単体のビルドサイズが大きすぎて webcomponents の末端にするのは難しい。 やりたいこと <script la

    Svelte + TypeScript のベストプラクティスを考える
  • Native ESM 時代のフロントエンドビルドツールの動向

    No Bundle ツールの流行: vite / snowpack モダンブラウザは Native ESM を備えているので、開発時は高速な localhost アクセスを頼って直接 import する、外部ライブラリだけ事前にコンパイルしておく、という手法が流行ってきている。プロダクション用は今まで通りビルドする。 webpack はすべてを一つにバンドルするためにメモリ上にファイルの実体と依存グラフを持っているが、これによりメモリと CPU を圧迫する問題があった。特に巨大なリポジトリではそれが顕著になる。 No bundle ツールの実装として vite と snowpack がある。 https://github.com/vitejs/vite https://www.snowpack.dev/ vite は使ってみた限り、更新時の差分ビルドが爆速で、明らかに体感が良い。 Vue

    Native ESM 時代のフロントエンドビルドツールの動向
  • Git と GitHub の次を妄想する

    GitHub みたいなサービスを今一から作るならどの言語・フレームワークを使うか GitHub の次は何かを考えてみるのは、現実に実現困難なのを忘れれば、なかなかに楽しいことではあります。ここではその妄想をやっていきましょう。 GitHub の抱える課題を分割すると、Git の問題と、 GitHub の提供する機能の問題に分けられると思います。自分は、Git をベースとして GitHub に勝つのは現代ではなかなか難しいと考えています。MS による買収と実際に注ぎ込まれてる資を考えると、よほど斬新な切り口でないと、 同じ Git を使っても優位性は出せません。 なので、 GitHub質的に勝つには、その基幹となる VCS から考え直すとよいのではないか、と考えています。幸いなことに(?)、Git はその優秀さは認められていますが、学習の困難さや特定のユースケースで機能しないことが知

    Git と GitHub の次を妄想する
  • React Server Component の Isomorphism について解説する

    Next.js + React Server Component のリファレンス実装が出たので、手元で動かしながら理解したメモ。 vercel/next-server-components: Experimental demo of React Server Components with Next.js. Deployed serverlessly on Vercel. これを書いてるモチベーションとして、Twitter を見る限り React Server Component のことを 「ただのサーバーサイドへの先祖返り」とか「SSR 結果を dangerouslySetInnerHtml してるだけでは?」みたいな反応があったので、そのへんの誤解を解きたい。 Introducing Zero-Bundle-Size React Server Components – React Bl

    React Server Component の Isomorphism について解説する
  • サードパーティスクリプトの極限環境向け Svelte

    この記事は、 Svelte Advent Calendar 2020 - Qiita の 22 日目です。 昨今では、フロントエンドの JS を減らす圧が強くなってきています。とくに来年 4 月に導入される Core WebVital は SEO に関わるため、 マーケティング文脈でもフロントエンドの改善施策として、パフォーマンスを上げる圧が強くなっています。 GoogleUX 指標「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」とは?LCP・FID・CLS を解説| ferret JavaScript よ。文明を捨て、自然に還れ。 ::ハブろぐ で、ユーザー体験を遅くするものとしてやり玉に上げられるのが、サードパーティスクリプトという、サイト外から読み込まれる第三者の script です。代表的なものが Google Tag Manager や Twitter や Face

    サードパーティスクリプトの極限環境向け Svelte
  • Re: Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について

    この記事は、 Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について(随筆) | うなすけとあれこれ についてのアンサー記事です。 うなすけ君が Ruby on Rails で育ってきたように、僕も JavaScript とともに育ってきたという自覚があります。なので、これについて書くことは、ポジショントークは避けられない、という感覚があります。 冷静に比較しようとも思いましたが、やっぱり開き直って思いっきりポジショントークをすることにしました。そっちのほうが面白いと思うので。 自分の基的な主張は、こちらの記事にあるとおりです。 Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する 自分と Ruby on Rails 僕は、キャリアとしては Rails の会社で JavaScript を書いてきたことが多かったです。学生の頃は socket.io

    Re: Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について
  • 2021年 は Fullstack Next.js 元年なので、有望な Next.js 系フレームワークを全部試した

    この記事は、Next.js Advent Calendar 2020 の6日目。 突然だが、2021年 は Fullstack Next.js 元年になる。 その理由として自分は以下のものがあると思っている。 ベストプラクティスとしての TypeScript のデファクト化 Next.js の Dynamic Routes による動的パス、 getStaticProps/getServerSideProps による使い勝手の向上 Vercel によるISRの発明 prisma の成熟 Vercel / Serverless / Cloudflare Workers / Cloudrun 等による Node.js サーバーの運用コスト減 参考: Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する Blog - Next.js 9.3 | Next.js R

    2021年 は Fullstack Next.js 元年なので、有望な Next.js 系フレームワークを全部試した
  • プログラミング初心者のための JavaScript と Node.js の歴史、それを踏まえた勉強方法

    プログラミング初心者のための JavaScript と Node.js の歴史、それを踏まえた勉強方法 2020年でJavaScript学ぶならきっとブラウザ向けJSガン無視していきなり初手node.js(ただし暫く何も足さない)がいいんじゃないかというメモ - min.t (ミント) Node.js を教えることについて、自分は賛成なんですが、その学習パスが整理されてないなと思っていたのと、学習パスがなぜ整理されていないかについて書きます。 はじめに 問題意識として、今のプログラミングスクールや独学勢が Ruby on Rails に偏っていて、 Node.js の人間としては、歯がゆく感じているんですが、実際 Node.js を教えるとしても問題も多いと認識しています。 歴史の話は、当時の実情や政治を省いて結果だけを書きます。具体的には第一次ブラウザ戦争、第二次ブラウザ戦争を言及しませ

    プログラミング初心者のための JavaScript と Node.js の歴史、それを踏まえた勉強方法
  • Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する

    Front-End Study #1「Cloud Native時代のフロントエンド」 - connpass の発表内容のテキスト版です。 発表に載せられなかった参考資料集 StatCounter Global Stats - Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share The "Developer Experience" Bait-and-Switch - Infrequently Noted JavaScriptよ。文明を捨て、自然に還れ。 ::ハブろぐ Deno - A secure runtime for JavaScript and TypeScript Rome Toolchain Blitz.js - The Fullstack React Framework | Blitz.js ⚡️ Prisma - Da

    Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する
  • Cloudflare Workers の Durable Objects について

    とくに断りがない限り、引用文は Workers Durable Objects Beta: A New Approach to Stateful Serverless を Deepl で翻訳したものです。 前提知識として、 Cloudflare Workers 自体の解説はしません。こちらを参照してください。 Cloudflare Workers それは Frontend / Node.js が CDN Edge Side まで拡張されるもの 要約すると Cloudflare Workers は CDN Edge で低遅延、低スペックCPUの Node.js の Worker が高速に動くサーバーレス環境です。 Durable Objects とは 注意: まだクローズドベータです。 来は、手元で動かしてから記事を書くつもりでしたが、クローズドベータに申し込みしてから待てども待てども解禁

    Cloudflare Workers の Durable Objects について
  • 2020年版: なぜ仮想 DOM / 宣言的 UI という概念が、あのときの俺達の魂を震えさせたのか

    記事は、 「なぜ仮想 DOM という概念が俺達の魂を震えさせるのか」 https://qiita.com/mizchi/items/4d25bc26def1719d52e6 の 2020 年版のリライトです。 2014 年当時、日においては React は未だ知る人ぞ知るライブラリ、という位置づけでした。それが、この記事によって一気にメジャーになったように思います。 オリジナルは2014 年末の情報によって書かれたもので、さすがに 6 年経った今では情報が古くなっており、当時の暗黙のコンテキスト、古いリソースの参照、初学者の混乱を招く表現が残ったままになってしまっています。 定期的に更新しようとも思いましたが、そうすると 2014 年末の歴史的な背景を失ってしまうため、あえてそのまま残し、新しい記事を投稿することにしました。増補改訂版というより、ほぼ書き直しです。 この記事は来なら

    2020年版: なぜ仮想 DOM / 宣言的 UI という概念が、あのときの俺達の魂を震えさせたのか
    toshi-toma
    toshi-toma 2020/09/20
    React勉強しはじめて、使い方は分かったけど結局は何が嬉しいの?っていう人は、これ読むと良さそう。