Railsで大きなファイルを扱う際のポイントをまとめてみました。 前提 大きなファイルとは だいたい100MB~10GBくらいのファイルをダウンロード・アップロードするのを想定することにします。 数MB程度だと、特別な工夫なしでもそれほど問題になりません。10GBを超えてくると、気をつけるべき点が変わってくるかと思います。 以下では主にサンプルとして、1GBのファイル(ISOファイルやZIPファイルなど)を想定します。 環境 以下のような環境を想定します。 Railsは4系 Nginx + Unicornのスタンダードな構成 サーバ1台のシンプルな構成(ロードバランサを使用した複数台構成については、末尾に少し記載しています) ダウンロード ファイルのダウンロード まずは、Railsアプリから大きなファイルを配信するケースを考えましょう。 たとえば、ISOファイルをサーバ内に保存しておいて、
![Railsで大きなファイルを扱う際のポイント|TechRacho by BPS株式会社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dcbd4112efdeb778717587cb8619c6758d208318/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftechracho.bpsinc.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F08%2FRuby_on_Rails.svg_.jpg)