米Red Hatのオープンソース業務担当バイスプレジデント、マイケル・ティーマン氏は、多くの企業が開発者にお金を払ってオープンソース製品の開発作業を進めているという現状を認める一方で、オープンソース・ソフトウェアの開発にボランティアで参加するハッカーたちが依然としてきわめて重要な役割を担っていると強調する。 オープンソースの普及促進を目的に設立された非営利団体オープンソース・イニシアティブ(OSI)の会長であり理事会のメンバーでもある同氏は、先ごろインドを訪問し、「知的財産保護法が技術革新と進歩に及ぼす影響」をテーマにしたシンポジウムで講演を行った。IDG News Serviceは、デリーに滞在中の同氏に電話でインタビューし、オープンソース運動にかかわるさまざまな問題について話を聞いた。以下に、インタビューの要約を紹介する。 資本が流れ込んでも オープンソースは堕落しない ──企業がオー