ふつうの町ってどこだろう。日本の平均的な町だ。 練馬区とか伊丹市とか、いわゆる郊外だろうか。いや、イメージではなく、きちんとした裏付けが欲しい。その町が「ふつう」であることを数字で説明したい。 人がどれぐらいいるか、それならどうだろう。人口? 自治体の大きさはバラバラなので、単純に人口を比較しただけではわからない。 密度だ。人のみっちり具合が日本の平均に近い町が「ふつう」なんじゃないか。(林 雄司) 日本の平均的な景色は島根にある 日本の人口密度は343人/km2(2005年現在 国勢調査による)である。日本の人口をならすと1キロ四方に343人しか住んでいないのだ。 1キロ×1キロに343人がいる景色こそ日本の平均、ふつうの町ということになる。 都道府県市区町村というページに載っていた日本の自治体毎の人口密度ランキングを見ると、それにもっとも近い数字をもつ町は 島根県 簸川郡 斐川町(ひか