日本ブログ協会の事務局運営でおなじみの財団法人マルチメディア振興センターに、今月新たに、P2Pネットワーク実験協議会が設置されたそうだ。同センターの発表文によると、P2Pは、高品質・大容量の動画像等の安全で効率的な配信の需要にこたえられる有効な技術である一方で、Winnyなどによる社会的問題も発生している現状を考慮すると、コンテンツ保護・課金・認証などの機能が必要で、他の技術と組み合わせる必要があるとしている。また、エンドユーザに周知していくことも大きな課題としており、この協議会で、「P2Pに関する社会的理解の促進、技術的測定、今後解決すべき課題の抽出」などを目的とした実証実験を行うのだそうだ。