Red Hatの2カ年計画が明らかにされ(関連記事参照)、Linuxコミュニティーにとっても興味深い幾つかのプロジェクトに予算がついて、開発が進められることになった。同社がマスコミ向けに発表したところによると、2006年と2007年にはSystemTapとOProfileを含む各種フリーソフトウェアプロジェクトのほか、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)用の仮想化技術とステートレスLinux技術が優先プロジェクトに指定され、強力に推進される。 Red Hatは、顧客のためにハードウェア費用の削減を実現した。だが、それは同社が描くオープンソースアーキテクチャーの技術的未来像の半分を達成したにすぎず、今後は、さらにその先を目指すことになる。具体的には、ネットワークの構築と管理の面で費用を削減し、信頼性を高め、使いやすさを向上させる、と同社RHEL総責任者のスコット・クレ