術の才能が皆無という逆境から立ち上がり、歴史を動かすにいたった英雄ギュスターヴ13世にまつわる“ギュスターヴ編”と、類まれな術の才能を持つディガー(遺物の発掘屋)ウィルと、謎の存在エッグの戦いを描く“ウィル・ナイツ編”。本作ではこのふたつのシナリオ群が、ときに絡み合いながら時を重ねて進行していくが、追加されたシナリオによって、より歴史の深みを味わえるようになった。 本記事では、この追加シナリオに焦点を当てた、開発スタッフ陣へのインタビューをお届け。オリジナル版プロデューサー兼シナリオディレクターである河津秋敏氏、追加シナリオを手掛けた作家のベニー松山氏、リマスター版のディレクターを務めた上野真史氏にお話をうかがった。 なお、本インタビューにはネタバレが含まれている。決定的なネタバレは避けているものの、エーデルリッターやウィル・ナイツ編最終メンバーの追加シナリオの内容を一部紹介しているので、
