ここ1年ほど、集団による意思決定についてぼんやり考えていた。 最近読んだ本に、知りたかったことの断片が書かれていたのでメモしておく。 人はなぜ集団になると怠けるのか - 「社会的手抜き」の心理学 (中公新書) 作者: 釘原直樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/10/22メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 「手抜き」という言葉からネガティブな印象を受けたので読むかどうか悩んだのだけど、少し視点を変えればポジティブな環境づくりにも活かせる気がした。「どのような環境であればみんなが楽しく仕事を進められるか」とか「どうすれば集団で有意義な議論と意思決定ができるか」とか。 社会的手抜き この本のメインテーマとして扱われているのが「社会的手抜き」である。 「リンゲルマン効果」と表現されることもある。 作業を行う際、個人で行うよりも集団で行う方が1人あたりの努力の量
![集団と意思決定の話 - かまずにまるのみ。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/284f1c6f69605fdaeb67586f20959ec18e972271/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftdakak%2F20170621%2F20170621204941.png)