4日の東京株式相場は大幅続落。大発会としては3年ぶりの下落となった。米国と中国の製造業指標が市場予想を下回り、景気減速懸念が強まった。為替相場の円高推移や米アップルが売上高予想を下方修正したことから、電機や機械など輸出関連を中心に売られた。 TOPIXの終値は前営業日比22.93ポイント(1.5%)安の1471.16日経平均株価は同452円81銭(2.3%)安の1万9561円96銭東証1部33業種は村田製作所やロームなどアップル関連銘柄の下落を受けて電機が安く、精密機器、機械、化学などが下落率上位、半面、円高推移で燃料費負担の軽減につながる電気・ガスや陸運などは上昇 市場関係者の見方みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長 米ISM製造業指数は新規受注が51.1と拡大と縮小の節目となる50近くまで低下し、景気減速モードが強まった。米中貿易摩擦を背景に、グローバルに企業業績への信頼感が失われつつある