川端 裕人 文筆家 1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。 この著者の記事を見る
どうやらヨーロッパ人にとっては、仕事よりも家族とのごく普通の暮らしのほうが大切なのだ。 堀内都喜子さんによれば、人間関係が比較的ドライで、ラテン系の人から「冷たい奴ら」といわれるフィンランドの人々も、夕食時や週末は当たり前のように家族と一緒に過ごすという。 「フィンランド人は、オンとオフの切り替えがはっきりしています。就業時間は仕事に集中しますが、仕事が引けたらまっすぐに家へ帰り、5時ごろには夕食をとります。そのあと、オープンカレッジで勉強したり、地域の活動に参加したりするのです」 一般にフィンランド企業の勤務時間は朝8時から夕方4時15分まで。その間、30分から45分の昼休みと、10分から15分のコーヒーブレーク(2回)が認められている。そして残業はない。 実は堀内さんも都内のフィンランド企業に勤めている。終業後、港区のオフィスから編集部を訪ねてきてくれた。 「残業をするときは会社の特別
ニュージーランドの議会は17日夜、同性どうしの結婚を認める法案を可決し、アジア・オセアニア地域の国では初めて同性どうしの結婚が認められることになりました。 ニュージーランドでは、2004年に同性どうしのカップルに結婚とほぼ同等の法的権利を認める制度が導入されていますが、去年7月、同性どうしの結婚を認める法案が議会に提案され、審議が続けられてきました。 保守派の議員からは、結婚は男女間に限るべきとする反対も出ましたが、17日夜に行われた採決の結果、賛成77、反対44の賛成多数で可決されました。 これによって、ニュージーランドでは同性どうしの結婚が法的に認められることになります。 同性どうしの結婚は、これまでに、オランダやスペインなどのヨーロッパの複数の国やカナダなど合わせて12か国、それにアメリカの一部の州で認められていますが、アジア・オセアニア地域ではニュージーランドが初めてです。
4月19日、ここ最近の金価格の急落は、世界経済への警報を鳴らしているのかもしれない。写真は18日、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino) [ニューヨーク 19日 ロイター] ここ最近の金価格の急落は、世界経済への警報を鳴らしているのかもしれない。複数の著名投資家は、金や他の金属、原油など商品市況が幅広く下げていることは、米連邦準備理事会(FRB)など各国中銀による金融政策の失敗を反映していると指摘する。 金価格は15日に過去最大の下げ幅を記録。一部では、金相場の動きは、1998年のLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)危機や、2008年の金融危機に匹敵する「ショック」を経済や市場にもたらす引き金になるとの声も出ている。LTCM危機も金融危機も、その前には金価格の急落があった。 米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)
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