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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (31)

  • 「絆」というキーワードが、危険な意味を含んでいるワケ

    ジャーナリストの津田大介さんと社会学者の鈴木謙介さんによる対談連載6回目。今回は「ソーシャルメディアのメリットとデメリット」「『絆』というキーワードが含む意味」などをテーマに、2人が語り合った。 鈴木:東日大震災が発生して、Twitterを利用する人が増えました。しかしこのような声もありました。「Twitterではデマが流れているんですよね?」と。ソーシャルメディアを使えば「ネガティブなことばかりが起きているじゃないか」と考える人も多いように感じています。 さきほど申し上げた、完璧なプログラムを作ってリリースしなければいけないという発想をする人からすれば(関連記事)、ソーシャルメディアは社会にとってのバグなわけですよ。そのバグありなものを、それでも使い続けるというのは何らかの理由があるはず。その理由とは一体何なのでしょうか? 津田:悪いことはたくさんありますが、それ以上にいいこともあるの

    「絆」というキーワードが、危険な意味を含んでいるワケ
  • 東野圭吾さんら作家7名がスキャン代行業者2社を提訴――その意図

    スキャン代行業者に対して著作権者がとうとうアクションを起こした――浅田次郎氏、大沢在昌氏、永井豪氏、林真理子氏、東野圭吾氏、弘兼憲史氏、武論尊氏の7名を原告とし、スキャン代行業者2社に対し原告作品の複製権を侵害しないよう行為の差し止めを求める提訴が12月20日に東京地方裁判所に提起された。 訴状で被告となっているのは、「スキャンボックス」を提供する愛宕と、「スキャン×BANK」を提供するスキャン×BANKの2社。全事業の差し止め請求ではなく、あくまで訴状にある原告作品群に対する複製行為の差し止め請求となる。損害賠償の請求は行われていないが、訴訟費用は被告の負担とする旨が訴状に記されている(訴訟物の価額が1120万円となっていることを付け加えておく)。 「対象となる作品は訴状にリストされたもので、すべてではないが、気持ちとしては作家についての全作品という認識」(同事案の弁護団の一人、久保利英

    東野圭吾さんら作家7名がスキャン代行業者2社を提訴――その意図
    tsfmysd
    tsfmysd 2011/12/21
    提訴後に会見した浅田さんは、「作品は血を分けた子供と同然で、見ず知らずの人に利用され、 知らないところで利益が出るのは許せない」
  • Facebook、ユーザーの自殺防止に関する取り組みを発表

    米Facebookは12月13日(現地時間)、自殺をほのめかす投稿をしたユーザーに相談窓口を紹介する取り組みを立ち上げたと発表した。 自殺をほのめかすような投稿を見つけたユーザーは、報告ページからFacebookに報告できる。米国およびカナダでは、報告を受けたFacebookが投稿者にメールを送信する。このメールには、自殺防止ホットラインを年中無休で24時間運営しているNational Suicide Prevention Lifelineの電話番号と、ホットラインの専門ワーカーとチャットできるリンクが記載されている。

    Facebook、ユーザーの自殺防止に関する取り組みを発表
    tsfmysd
    tsfmysd 2011/12/14
    しにたいよりしにたくないのほうがよっぽどやばい。
  • 25~34歳の女性で「恋人いない」は53.6%、どんな特徴があるの?

    あなたは現在、恋人がいますか? 25~34歳の未婚女性に聞いたところ「現在、恋人がいる」という人は46.4%に対し、「恋人がいない」は53.6%であることが、明治安田生活福祉研究所の調査で分かった。 「1人で過ごすことが好き」という人は、全体で70.3%。恋人がいる・いないで見ると、恋人いる派は60.6%、恋人いない派は80.0%。「男性といるよりも女性だけでいるほうが好き」と答えたのは、恋人いる派が10.6%だったのに対し、いない派は30.8%だった。また「結婚したいと思う」のは、恋人いる派が88.5%、いない派は68.4%という結果に。 この調査結果を受け、明治安田生活福祉研究所は「1人の気楽さ、女性だけの居心地の良さを楽しむ生活を続ける中で、いつのまにか恋愛から遠ざかっている人も少なくないかもしれない」と分析した。 “おひとりさま”を好む傾向 20代後半と30代前半の未婚女性は、自分

    25~34歳の女性で「恋人いない」は53.6%、どんな特徴があるの?
  • Business Media 誠:コンビニ、ヒット商品の理由:レッドブルが売れているワケ

    「コンビニ、ヒット商品の理由」とは?: 限られた売り場を最大限に活用して、面積当たりの売り上げを高めているコンビニ。約100種類の新商品が毎週発売されているが、売れない商品は発売から2週間ほどで撤去されてしまう。厳しい審判をくぐり抜け、コンビニでヒットしているのはどんな商品なのか。一般には「おいしい商品」「お得な商品」「テレビCMが放映されている商品」が売れると思われがちだが、実は重要なのは「店頭展開」。このコラムでは、コンビニのヒット商品を展開方法の観点から分析していく。 栄養ドリンク市場に新たなヒーローが出現している。『レッドブル エナジードリンク』である。F1のスポンサー企業や各種スポーツイベントの主催者として、企業名と赤い牛のトレードマークを見たことがある人も多いだろう。都内の道路では、BMWのレッドブルカーが走っている姿も目につく。 医薬部外品の認可が取得できなかったことが逆にメ

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  • 労働時間が、減らないワケ

    「人が減って、仕事量は増えるばかり」「毎日のように残業で、早く帰ることなんてできない」といった人も多いだろう。また節電の影響を受け、サマータイムを導入した企業も多いが、「定時に帰ることなんてできない。むしろ労働時間が長くなった」と嘆いている人もいる。 会社員の労働時間が減らない理由について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。 ――日の会社ではなかなか労働時間が減りません。なぜ減らないのでしょうか? 城:労働時間が減らない理由は2つあります。1つは構造的な問題があって、日の会社は正社員の数を調整することが難しい。なので残業をさせる前提で人員を配置している。 今、仕事量が減っているので、残業時間が減っています。雇用調整の代わりに、残業禁止令を出している会社もある。「サマータイム」を導入している会社もありますが、サマータイムを導入しても節電効果なんてほ

    労働時間が、減らないワケ
  • アニメ化は必ずしもうれしくない!?――作家とメディアミックスの微妙な関係

    松 僕が書いている『迷いオーバーラン!』という作品は、アニメが2010年の4~6月に放映されました。小説9巻、漫画2巻、ファンブック1巻で合わせて200万部強売れているのですが、正直知らない人の方が多いだろうと思います。もちろんヒットコンテンツの中に入れてもらえるとは思うのですが、同規模の作品が今、大量にあるという認識があるからです。 並行して『パパのいうことを聞きなさい!』という小説を現在4巻まで出していて、30万部強売れています。現状のライトノベルの市況からすると、非メディアミックス展開の作品としてはそこそこ上位の数字だと言えますが、恐らく誰もご存じない。しかし、ここにこの先の話をする意味があるので、それを前提に置いた上で進めさせていただきます。 まず、あかほりさんのお話が1990年代前半で止まってしまった感じなので、その後のアニメなどの状況から説明していきます。1980年代終わりか

    アニメ化は必ずしもうれしくない!?――作家とメディアミックスの微妙な関係
  • 若者はなぜ生きづらいのか?――社会学者、鈴木謙介氏インタビュー(前編)

    3月初旬。学生の姿もまばらな関西学院大学のキャンパスに、鈴木謙介さん(33)を訪ねた。メッシュの入った茶髪にあごヒゲという出で立ち。重厚な研究室がまったく似合わない。 それもそのはず。気鋭の社会学者は、TBSラジオ「文化系トークラジオ Life」、 NHK「青春リアル」でメイン・パーソナリティーを務め、若者の間では「チャーリー」の愛称で親しまれている。難解な社会学用語を駆使する一方で、誰にでも分かる言葉でも語りかけてくれる、頼れるアニキのような存在なのだ。 自らDJをやっていた経験もあり、サブカルから政治哲学まで、その守備範囲はとてつもなく広く、鈴木さんの師匠である宮台真司氏を彷彿(ほうふつ)とさせる。全3回でお送りする鈴木謙介さんへのインタビュー第1回目は「閉塞感」について。 閉塞感に直面する日 「銘々が自分の都合のいいイメージの中で社会というものをとらえて、例えば自己責任論にはまり込

    若者はなぜ生きづらいのか?――社会学者、鈴木謙介氏インタビュー(前編)
  • 「ゾーニングの顔をした表現規制」「社会の自立の、行政による他殺」──宮台教授

    「ゾーニングの顔をした表現規制」「社会の自立の、行政による他殺」──宮台教授:「どうする!?どうなる?都条例」(2/2 ページ) 文脈に依存する「わいせつ」 つまり代替的手段があるにもかかわらず、7条の2(非実在青少年の規定)を加えることの社会的副作用とはなんだろうか。なんといっても運用の恣意性なんですよね。 さっきの公序良俗問題と区別するために言っておくと、ぼくは国会や裁判所に呼ばれて、刑法175条は廃止しろという議論をずっとしてきています。それは表現規制をやめてゾーニング規制にしろということなんですね。ゾーニングならすべていいわけではなくて、ゾーニングも限定されていないと意味がなくなってしまうんですけれども。 学問的には「わいせつ物」という実体はなく、社会的文脈がわいせつ感情をもたらすだけなんですね。具体的に言えば、非性的空間に性的なものが持ち込まれた時にわいせつ感情がもたらされる。だ

    「ゾーニングの顔をした表現規制」「社会の自立の、行政による他殺」──宮台教授
  • チルドカップコーヒーの定番、マウントレーニアが強いワケ

    チルドカップコーヒーの定番、マウントレーニアが強いワケ:コンビニ、ヒット商品の理由(1/2 ページ) 「コンビニ、ヒット商品の理由」とは?: 限られた売り場を最大限に活用して、面積当たりの売り上げを高めているコンビニ。約100種類の新商品が毎週発売されているが、売れない商品は発売から2週間ほどで撤去されてしまう。厳しい審判をくぐり抜け、コンビニでヒットしているのはどんな商品なのか。一般には「おいしい商品」「お得な商品」「テレビCMが放映されている商品」が売れると思われがちだが、実は重要なのは「店頭展開」。このコラムでは、コンビニのヒット商品を展開方法の観点から分析していく。 近年、飲料市場においてはコーヒー系カテゴリーの消費量が年々拡大している。 総務省の家計調査を見ると、飲料市場の王者である「茶類」は出費金額が漸減しているのに対し、「コーヒー・ココア」の出費金額は右肩上がりで増加。日

    チルドカップコーヒーの定番、マウントレーニアが強いワケ
    tsfmysd
    tsfmysd 2010/12/08
    よく買うから勉強になった。
  • マイケル・サンデル教授の特別講義「Justice」に出席してきた

    ハーバード大で政治哲学を教えるサンデル教授が8月末に来日、東京で2回の“出張講義”を行った。学生との対話形式で進められる講義にはブロガー・小飼弾氏も参戦。2時間の「白熱教室」とはどのような内容だったのか? 記事で詳しくお伝えしよう。 哲学のとしては異例の売れ行きである、『これからの「正義」の話をしよう』をご存じだろうか。筆者のマイケル・サンデル氏は政治哲学を専門とする学者であり、講義の名手として知られている。サンデル氏がハーバード大で担当している講義「Justice(正義)」は1万4000人を超す履修者を記録、あまりの人気ぶりにハーバード大では建学以来初めて講義を一般公開することを決定。その様子はテレビ放映されたほどだ。 そのサンデル教授が8月末に来日し、2回の特別講義を行った。筆者は幸運にも、8月27日に行われたアカデミーヒルズ タワーホール(六木ヒルズ)での特別講義に参加すること

    マイケル・サンデル教授の特別講義「Justice」に出席してきた