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ブックマーク / doublet.hatenablog.com (4)

  • 注射針の先 - 2009-05-22 - Doubletのちょっとピンボケ

    あるところで、注射針の角度指定という話になり、45度で切り落とすというネタがあったんです。 えー?45度?それじゃセプタムに刺さらないって。 私「注射針の角度は医療用で12度よ。それじゃ、注射針の先のファセットが取りづらいでしょ?」 しかし、聞いても誰もそれを知りません。 では少し、情報をリークしましょう。極秘情報ですぜ。 百聞は一見にしかず。これが現行の標準の医療用注射針(T社製)の先端です。 今、これはランセットポイントという研磨が主流です。レギュラーベベルと言われます。 ただ斜めに切り落としているだけじゃないのがおわかりいただけますか? 針先を斜めに研磨したファセットのことが、ベベル。 ただ単純な斜め切り落としは、フラットベベル。 これをさらに角度を変えて研磨し、先端を鋭く切りなおしたのが、ランセットポイントです。 ランセットはメスの刃。ポイントは先端部のこと。 T社は基的にランセ

    注射針の先 - 2009-05-22 - Doubletのちょっとピンボケ
    tsugo-tsugo
    tsugo-tsugo 2009/05/24
    精密加工ktkr
  • キノコで釘を打つ! - doublet’s diary

    どらねこさんからトラックバックがありました。ありがとうございます。 http://blogs.dion.ne.jp/doramao/archives/8310476.html おー、打ってますね。 これなら、いざというときに金槌がなくても安心ですね。 繊維質で、水を多く含み、かつ組織の大きなものが釘打ちには最適なのかしら。 すると、う○こで釘が打てるだろうかという疑問が頭の中をよぎりました。 しかしこれは、他の方にお任せすることにしましょう。 私には荷が重すぎます。 生体試料などから成分を抽出する際、低温で粉砕します。 そのときは、ドライアイスや液体窒素で試料を冷却し、これを機械に入れて粉体とするのです。 粉砕という作業は、熱を発生させることが多く、この熱が生体試料を変質させる原因になりますが、低温粉砕は熱分解や空気酸化させることなく、組織の低温脆化で簡単に粉になります。 この装置と液体窒

    キノコで釘を打つ! - doublet’s diary
  • 蛍石の加熱による発光 - Doubletのちょっとピンボケ

    数日前から「蛍石」という鉱物名がよく日記に出てきますが、これは天然のフッ化カルシウムのことです。 雅な和名は加熱すると蛍のように発光するところから来ています。 また、こいつは紫外線照射によってもよく光ります。イギリスのある産地の蛍石では、太陽光でも蛍光を出します。 こういった紫外線照射による発光はウェブ上のいたるところに写真があるのですが、加熱の際の発光に関しては見たところ写真がありませんので、撮ってみました。 まず、試験管に蛍石を入れます。産地は中国*1。 この実験は加熱された蛍石がパチパチはねるので、火傷の可能性があります。 試験管には紙で栓をして、飛び散らないようにします。 これをガスバーナーで加熱します*2。 パチパチ割れてくるようになったら、電灯を消します。 もうバリバリに光ってまんがな。 ここまできたら加熱をストップしても大丈夫。青白い蛍の光です。 5分ぐらいは光り続けます。

    蛍石の加熱による発光 - Doubletのちょっとピンボケ
  • バナナで釘を打つのに最適な温度 2009-04-05 - Doubletのちょっとピンボケ

    以前、モービル社 CM で「-40℃の世界では、バナナで釘が打てます」というのがありました。 その温度ではバラの花も砕けてしまうが、モービルのオイルはその温度でもサラサラだよー、という内容でしたね。 で、バナナで釘を打つ試みはその後、多くの研究者によって追試されている*1のですが、なかなかうまく行った話を聞きません。 そこで今回、釘を打つのにもっとも適したバナナ温度を調査検討してみました。 室温。 バナナに釘が刺さって終了。当然ですね。 −40℃。低温冷却機でメタノールをこの温度まで冷やし、これにバナナをドブ漬け。 この温度ではバナナはカチカチになります。 打てる!打てるぞ!古文書にあった通りだ! −78℃。ドライアイス−アセトンバスでドブ漬け。 カチカチというよりキンキン。叩くと金属音がします。 打ち込むことはできるんですが、バナナの表面の皮が硬く凍っていて、打ち込むときにバナナのスウィ

    バナナで釘を打つのに最適な温度 2009-04-05 - Doubletのちょっとピンボケ
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