bookとsociologyに関するtsuka_ryoのブックマーク (24)

  •  赤川学『社会問題の社会学』 - 西東京日記 IN はてな

    弘文堂から刊行が続いている「現代社会学ライブラリー」の1冊で、社会構築主義の入門書。社会構築主義のポイントをわかりやすく押さえ、さらには「非実在少年」の問題をケーススタディとしてとりあげて分析してみせたりもしながら「あとがき」まで含めて137pというコンパクトさ。このコンパクトさは入門書としては大きな「売り」だと思います。定価も1200円+税でお手頃ですしね。 まず、多くの人は「社会問題の社会学」というタイトルに奇妙な感じを抱くかもしれません。社会問題があってそれを解決するのが社会学ではないかと素直に思う人も多いと思います。 けれどもこの「社会問題」というのが実は厄介です。「社会問題」の中には、以前は問題とは思われていなかったものがある時期を境に「社会問題」となることがあります。代表的な例は「セクハラ」などです。今まで「なんとなく嫌だな」と女性が感じていたものが「セクハラ」という言葉を得た

     赤川学『社会問題の社会学』 - 西東京日記 IN はてな
  •  社会科学の哲学 (文献メモ) - 社会学徒の研究(?)日誌

    社会学 僕は社会学における理論と調査の関係に関心を持っているわけですが、この問題は社会学内部の問題に限らず、広く社会科学一般の問題として考えることが可能です。これは、アングロサクソン圏では「社会科学の哲学」という研究分野になります。日では非常にマイナーなこの分野、吉田 敬さんなど少数の専門家によって牽引されています。 僕はまだまだ勉強不足なので、とりあえず自分用に文献のメモを作っておきます。  The SAGE Handbook of the Philosophy of Social Sciences by Ian Jarvie and Jesus Zamora-BonillaThe SAGE Handbook of the Philosophy of Social Sciences (Sage Handbook Of...)作者: Ian Jarvie,Jesus Zamora-Bon

  • 社会学と歴史学 (文献メモ) - 社会学徒の研究(?)日誌

    読書・文献案内, 社会学 主に90年代以降に出版された文献で社会学と歴史学の関係を考える際に重要と思われる文献のメモになります。このリストにある文献はどれも重要だと思うのですが、ほとんど邦訳されていません。せめてチャールズ・ティリーの著作くらいは何冊か邦訳されて欲しいと思うのですが。 Explaining Social Processes[asin:1594515018:detail] Identities, Boundaries, And Social Ties[asin:1594511322:detail]Roads from Past to Future (Legacies of Social Thought)Roads from Past to Future (Legacies of Social Thought)作者: Charles Tilly,Arthur L. Stinch

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/07/27
    主に90年代以降に出版された文献で社会学と歴史学の関係を考える際に重要と思われる文献
  • Amazon.co.jp: リストマニア

  • ナカニシヤ出版 - おすすめの本

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/02/10
    社会問題の変容 賃金労働の年代記 ロベール・カステル 著
  •  「ゲーム理論による社会科学の統合」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ゲーム理論による社会科学の統合 (叢書 制度を考える) 作者: ハーバート・ギンタス,小川一仁,川越敏司,佐々木俊一郎,成田悠輔出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/07/14メディア: 単行購入: 9人 クリック: 328回この商品を含むブログ (17件) を見る 書はNTT出版による業書「制度を考える」の一冊.著者のハーバート・ギンタスはゲーム理論家で行動科学者ということだが,多くの学際的な活動で知られる.書もその邦題からわかるように非常に学際的な性格の強い書物であり,書を貫くギンタスの主張は「ヒトの行動にかかる学問は,社会科学,生物学,心理学,経済学という分野ごとに分断化され,相互に相容れないモデルを使っているが,それは大変嘆かわしい状況である.そして行動科学は,ヒトを拡張された合理性を持つプレーヤーと扱い,社会規範を入れ込んだゲーム理論によって統合が可能で

     「ゲーム理論による社会科学の統合」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/11/10
    "経済学の効用最大化は,条件付き制限付きの形に拡張すべきであり,心理学の選択モデルも効用関数の条件として整理されるべきだ"
  • 現代スペインの経済社会 楠貞義著

    20世紀後半、スペインは、中南米を「再征服」したと揶揄されるほどに中南米貿易に濃密なネットワークを張り巡らせ、またヨーロッパ統合への積極的な参加を通じて長期安定成長を現出させた。その後の米国発の金融危機の煽りで深刻化した現在の大不況にいたる要因もあわせ、現代スペイン経済・社会を等身大に理解するための良書。 日で出版されているの中で唯一「生のスペイン」を知ることができる良書と思います。(男性 64才 作家) 序章 スペインのヨーロッパ回帰と「ヨーロッパ統合」への参加 一 はじめに 【補論】国家産業公社の創設から解体まで 二 ヨーロッパ回帰の成就――EC加盟の実現 三 再始動した「ヨーロッパ統合」への参加 Ⅰ 移民の送出し国から受入れ国へ――繁栄期のあかし(その一) 第一章 ラテンアメリカへの殖民と移民 一 大航海時代の幕開け 二 一六~一九世紀初頭――ラテンアメリカの征服と殖民 【補論】

    現代スペインの経済社会 楠貞義著
  • ゲーム理論による社会科学の統合

    ハーバート・ギンタス 著 成田悠輔/小川一仁/川越敏司/佐々木俊一郎 訳 発売日:2011.07.14 定価:6,160円 サイズ:A5判 ISBNコード:978-4-7571-2240-6 品切れ このの内容 【 叢書《制度を考える》】 ゲーム理論を中心にして、実験社会科学・進化理論・認知科学などの最新研究を縦横無尽に駆使して、〈知の巨人〉ギンタスによる社会科学の統合をめざす壮大なプロジェクトが始まった。 著者が投稿したアマゾン・レヴュー付き。 1 意思決定理論と人間行動 �2 ゲーム理論:基礎概念 �3 ゲーム理論と人間行動 �4 合理化可能性と合理性に関する共有知識 �5 展開形における合理化可能性 �6 混合問題:純粋化と予想 �7 ベイズ的合理性と社会認識論 �8 共有知識とナッシュ均衡 �9 反射的推論と均衡精緻化 �10 人間の社会性に関する分析 �11 私的所有権の進化論

  • 盛山和夫著『社会学とは何か』を批判的に読む | Theoretical Sociology

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    盛山和夫著『社会学とは何か』を批判的に読む | Theoretical Sociology
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/07/18
    "ジンメルやミードたちは、切られ役、引き立て役にすぎないのであり、あくまで主役は盛山なのである"
  • ナカニシヤ出版 - おすすめの本

    〒606-8161 京都市左京区一乗寺木ノ町15番地 TEL:075-723-0111 FAX:075-723-0095 E-Mail: iihon-ippai@nakanishiya.co.jp 会社案内 お問い合せ・目録ご請求 心理学書販売研究会blog 教科書採用献申込み 書店様用書籍注文フォーム ※リンクについて 当サイト、各コンテンツへのリンク許可のお問い合わせは不要です。ご自由にどうぞ。 ※RSS配信について  このをオンラインで購入するにはここをクリック 現場と私をつなぐ社会学 山北輝裕 著 2011年5月発行 税込定価 2520円 A5判 152頁 ISBN978-4-7795-0535-5 C1036 現場の人になる!? 現場でともに活動しながら 観察する、話を聞く、考える そして社会へ投げ返す―― そのために社会学を使ってみよう! 参与観察

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/06/07
    はじめての参与観察―現場と私をつなぐ社会学: 山北 輝裕
  • 方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著

    近代に発する個人概念に終始する理論構成は、単なる虚構ではないのか。ヨーロッパで著者が見た現実は、1980年代以後の日では当然であった個人を疑う議論への絶対反対の大合唱であった。ウェーバーの中で極限に達した1つの思考様式こそが社会学を呪縛し続けているという前著『展開』で行き着いた問いへの新たな深化がここにある。 まえがき Ⅰ マックス・ウェーバーが敷いた路線の行き着くところ 1 はじめに 2 二〇世紀風な議論 3 個人主義という社会像 4 ジレンマや矛盾の反照性と自己産出 Ⅱ 独創性と進歩 5 独創性の呪縛 6 個人から離れる歴史学 7 進歩史観の名残り 8 個人をめぐる別の可能性 Ⅲ 形而上学と実用書 9 「個人」と「主体」の形而上学 10 裏切られる個人という筋書 11 エリートの挫折という説明 12 個人を超える危険社会 Ⅳ デカルト流の社会学 13 個人は「個人」を超えられないか?

    方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著
  • 『日本断層論 社会の矛盾を生きるために』 森崎和江/中島岳志著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    詩人谷川雁らと共に『サークル村』を創刊し、筑豊の炭鉱町に根を下ろした女性作家と、孫ほどに年の離れた気鋭のインド研究者。 この二人の対話というより、森崎和江の生涯をたどる中島岳志による秀逸な「聞き書き」である。 標題の「断層」とは「男と女の断層、植民地と被植民地の断層」などを意味する。森崎はこれらの亀裂を架橋しつつ独自の表現を紡いできた。 植民地朝鮮に生まれ育った彼女は、一七歳で福岡に移り住むも「私、『日』っていう字が書けなかったんですよ」という宗主国日に対する違和感を抱く。また「妊娠して五ヶ月ぐらいのときに『私』っていう言葉が使えなくなった」ともいう。というのも「一人称からは妊娠している女の私っていう実体が欠け落ちてる」からである。 こうした植民地体験に根ざす原罪意識と女性性への自覚こそ、体性感覚から絞り出されてくるような森崎の文体の根底にあるものであろう。 中島の丹念な聞き取りによっ

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/06/06
    評者:野家啓一
  • Making the Social World: The Structure of Human Civilization

    Home › Reviews › Making the Social World: The Structure of Human Civilization

    Making the Social World: The Structure of Human Civilization
  • 合意形成学 猪原 健弘編著

    現代社会には、気候変動やテロのようにグローバルな問題、またダムや発電所などの建設をめぐる地域の問題に加え、感染症など社会生活に広く影響する問題があふれている。こうした多様な意見がぶつかりあう場面でこそ求められるのが「合意形成学」である。社会学、工学、情報学など多彩な分野から、領域横断的に合意形成を見通す1冊。 はじめに 序章 合意形成学の構築[猪原健弘] 序.1 合意形成学の必要性 序.2 合意形成の理論 序.3 合意形成の方法 序.4 合意形成の実践 序.5 【学】としての合意形成 序.6 書の構成 第I部 合意形成の理論 第1章 社会理論における合意形成の位置づけ――社会統合から社会編集へ[今田高俊] 1.1 合意形成をどのように問題とするか 1.2 合意形成のための戦略―構造-機能分析の視点 1.3 了解志向的行為による合意形成―ハーバーマスの対話的理性 1.4 その先の合意形成―

    合意形成学 猪原 健弘編著
  • 『モノ言う中国人』西本 紫乃(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「中国のインターネット言論についての優れた入門書」 チュニジアやエジプトでの動乱で、ツイッターやフェイスブックによるネットワーキングが大きな機能を果たしたことはよく指摘されている。しかしむろん、こうしたツールがあればすぐ「革命」が起きる訳ではない。 中国が、これらの国の旧体制やや共通する点のある、強権的な政治手法を用いていること、また積極的にネット言論を統制・検閲していることはよく知られている。 書は、中国のメディアとコミュニケーションを専門とする研究者でもある著者が、一般向けに分かりやすくその歴史と現状を概観したである。 2000年代後半頃から次々と発生した、ネットを舞台にした事件の具体的な事例が豊富に集められていること、また中国語による中国での議論が豊富に紹介されていることが、大きな強みとなっている。 中国のインターネットについては、日でも注目が高まっており

    『モノ言う中国人』西本 紫乃(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 「ボランティア」の誕生と終焉 « 名古屋大学出版会

    内 容 「善意」と「冷笑」の狭間で —— 。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。 目 次 序 章 「ボランティア」をめぐる語りと〈贈与のパラドックス〉 —— 問題設定と方法 1 問題の所在 2 動員モデル 3 贈与のパラドックス (1)動員モデルの外へ (2)〈贈与〉の意味論的構造 4 「ボランティア」的なものを扱う視座と方法 (1)居場所を求めて —— 理念史でも言説分析でも構築主義でもなく (2)弱い知識社会学 (3)「ボランティア」的なものの同定をめぐって 補論1 「市民社会」に分有される〈贈与〉 補論2 〈贈与〉と権力 —

  • サール「Making the Social World」詳細目次訳 (ver. 0.1.14)(c) - 惰天使ロック

    ついでだから自分用に作った詳細目次(原書の目次は章見出しだけしかないので、Amazonでは確認できない)の日語訳も載せてみる。ただし未読部分も含まれているわけで、突拍子もない誤訳をやらかしている可能性が小さくないと言っておく。 ジョン・R・サール「つくる社会哲学──人類文明の構造」目次 John R. Searle, "Making the Social World ── The Structure of Human Civilization" 目次 はじめに 謝辞 第1章 このの目的 1-1 社会、基的事実、この哲学プロジェクトの全体像 1-2 社会の哲学 1-3 概念装置 1-3-1 地位機能(status functions) 1-3-2 集合的志向性 1-3-3 権利義務力(deontic powers) 1-3-4 欲望によらない行為理由(desire independen

    サール「Making the Social World」詳細目次訳 (ver. 0.1.14)(c) - 惰天使ロック
  • 【レビュー・書評】科学の科学―コレージュ・ド・フランス最終講義 [著]ピエール・ブルデュー - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    科学の科学―コレージュ・ド・フランス最終講義 [著]ピエール・ブルデュー[評者]斎藤環(精神科医)[掲載]2011年1月9日著者:ブルデュー  出版社:藤原書店 価格:¥ 3,780 ■科学の現場の「構造」、明らかに 1998年、新3種混合ワクチンの接種が自閉症の原因となるとする論文が発表され、大きな反響を呼んだ。ところが最近の調査で、この報告が執筆者である医師のでっちあげだったと判明した。なぜ科学者がこうしたスキャンダルを起こすのか。 私たちは科学を厳正かつ中立な、自律性の高い学問だと考えている。しかしその科学にすら政治や人間関係といった不純な要因が影響を及ぼしてしまう。 社会学者ブルデューによれば、それは科学の現場が来的にはらみ持つ、構造的な問題だ。この最後の著作の書で、ブルデューは彼の思想のキーワードでもあると言うべき「界」「ハビトゥス」「文化」といった諸概念を自在に駆使して

  • 今週の本棚:鹿島茂・評 『自己分析』=ピエール・ブルデュー著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (藤原書店・2940円) ◇未知に挑んだ社会学者の「自伝ならざる自伝」 二〇〇二年に死去した社会学者ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」理論はいまや社会科学の大きな遺産となりつつあるが、書は、死の床にあったブルデューが、研究の魔に取りつかれた「自分」を最後の分析対象に選んで、自らの理論や分析方法を駆使してその思想の形成過程を追尾しようと試みた「自伝にあらざる自伝」である。 それを端的に示すのが冒頭近くに置かれた次の言葉である。「わたしは、哲学があたりを睥睨(へいげい)していたその時期、学校教育のヒエラルキーで頂点を占めていたエコル・ノルマル・スュペリユールの哲学専攻の学生だった。このことを言えば実は、大学界においてその後わたしが辿(たど)った軌跡を説明し、理解してもらうために必要なことは言ったことになると思う」。すなわち、知的世界の覇王としてサルトルが君臨していた時代に、超エリー

  • 株式会社藤原書店

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/01/20
    ピエール・ブルデュー『自己分析』