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ブックマーク / notei.hatenablog.com (11)

  • 「夢で逢えたら」で圧倒的な才能の差を見せつけられて絶望した野沢直子 - 笑いの飛距離

    野沢直子が「しくじり先生」で、あの伝説のコント番組「夢で逢えたら」を降板した真相について語っていました。 「夢で逢えたら」は、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子の6人によるお笑いユニット番組です。1988年から1991年までの3年間、フジテレビの深夜で放送されていました。「お笑い年表」があるとすれば、間違いなく太字で表記される番組のひとつでしょう。 「夢で逢えたら」を降板してアメリカに行った当の理由 2016年10月10日放送「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日) 担任はオードリー若林。 生徒は平成ノブシコブシ吉村、ハライチ澤部、伊集院光、米倉涼子、他。 講師は野沢直子。 1991年に「夢で逢えたら」を降板して、アメリカへ旅立った野沢さん。理由は「自分の芸を磨くため」という前向きなものでした。ほかにも多くのレギュラー番組を抱えていた彼女の決断に、当時の

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  • 初期の「爆笑オンエアバトル」にあった東西の溝 - 笑いの飛距離

    大阪芸人は東京がイヤだった」。 「爆笑オンエアバトル」の歴史を振り返る番組で、このようにコメントしていた陣内智則さん。それを受けて、ますだおかだ岡田さんも「オンバトの収録だけは気が重かった」と答えています。この2組は初期の「オンバト」で大活躍しました。にもかかわらず気が重かったのは、楽屋に東西の溝があったから。 「爆笑オンエアバトル」は、1999年3月からNHKで始まったネタ見せ番組です。客の投票で上位になった組だけ放送されるシビアなシステムが話題になりました。NHKは全国放送ですから、ここでの活躍が地方の営業の仕事につながっていたそうです。 若手芸人がテレビでネタをする場がほとんどなかった時代に誕生した「オンバト」。この番組のおかげで今があるという芸人がたくさんいます。しかし、そんな貴重なネタ見せ番組も、2014年3月をもって終了。15年の歴史に幕を閉じました。 他事務所とも仲が良い東

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  • アンタッチャブル山崎「一般の人のお笑い感に当てて行きたい」 - 笑いの飛距離

    「昔はジャックナイフだった」。 これは「尖(とが)っていた」って意味なんですが、お笑い芸人のエピソードトークでよく耳にするフレーズです。今では想像もつきませんが、ザキヤマことアンタッチャブル山崎さんも昔はジャックナイフだったんです。 2010年の年末に開催された「ウッチャンナンチャントークライブ」。ゲストで呼ばれた山崎さんは、ウッチャンに「何でも聞いて下さい」と言いました。すると、こんな質問が。「ジャックナイフの時代は何がきっかけで、いつ終わったのか?」と。 お笑い第3世代に憧れて、無理してジャックナイフを演じていた 2010年12月28日開催「ウッチャンナンチャントークライブ2010~立ち話~」(恵比寿ザ・ガーデンルーム) 出演者は内村光良 ゲストはアンタッチャブル山崎弘也。 年末に3日間にわたって開催されたトークライブの2日目。ちなみに初日(27日)は南原清隆とキャイ~ン天野、最終日(

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  • ジャックナイフだったネプチューン名倉に変わるきっかけを与えた男 - 笑いの飛距離

    今年の「24時間テレビ」の深夜コーナーでのことです。パンサー向井さんが、目標とする存在としてネプチューンの名前を挙げていました。 私はウンナンと共演する後輩としてのネプチューンばかり見てきたので、もうそういう存在になっていたことに感慨深いものがありました。 パンサー向井にとってネプチューンは最上級の存在 2013年8月24日放送「24時間テレビ」(日テレビ) ターゲットはパンサー向井。 仕掛け人はジューシーズ児玉、ジェラードン(海野・かみちぃ)。 深夜の「朝まで生しゃべくり」でやっていた企画「芸能界名言グランプリ」。 スタジオにいる芸人のプライベートを隠し撮りし、カメラを意識していない状態で出てきた名言の中から一番を決めようというもの。パンサー向井さんもエントリーされていて、ある居酒屋の隠し撮り映像が流れます。同席した児玉さん、ジェラードンが仕掛け人として名言を引き出していきます。 海野

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  • ナインティナインはテレビに出たくて芸人になった - 笑いの飛距離

    お笑いブーム夜明け前の2000年。 「ナインティナインのオールナイトニッポン」に、西川のりおさんがゲストで登場しました。伝説の放送だったと私は勝手に思っているんですが、それぐらい熱のこもったお笑い談義が繰り広げられました。 この年の出来事としては、4月に「内村プロデュース」が放送を開始。上岡龍太郎は芸能界から引退。「めちゃイケ」は4年目に突入する手前でした。石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依を4期メンバーとして迎えたモーニング娘。が、さらに人気を加速させていった時期で、月9ドラマ「天気予報の恋人」に、ナイナイの矢部さんも出演ということで話題を集めました。ちなみに、オードリーがコンビを結成したのもこの頃でした。 12年後の今、そのときの放送を振り返ってみると何か見えてくるかもしれません。多分ね…… 自分自身を犠牲にして笑いを取るのがナインティナイン 2000年6月22日放送「ナインティナ

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  • オードリーのズレ漫才が栄光をつかむまで - 笑いの飛距離

    デビューしてから約6年間、テレビに全く出られなかったオードリー。 当時の自分たちを振り返って、「下積みをこじらせていた」と表現した若林さん。そんな彼らがある発見をきっかけにして、暗黒の下積み時代から抜け出すことに成功します。 今回はそのときのエピソードを私なりに集めて整理してみましたので、紹介させて下さい。もしかしたら私が一番好きなオードリーの話かもしれません。 ネタ番組の放送作家から「春日のツッコミはポンコツだよ」 2009年6月30日放送「草野☆キッド」(テレビ朝日) 出演者は草野仁、浅草キッド(水道橋博士・玉袋筋太郎)、堂真理子。 ゲストはオードリー(若林正恭・春日俊彰)。 ゲストの芸人人生を振り返っていくこの番組。下積み時代に行ったネタ番組のオーディションの話になり、 若林「あるネタ番組で、放送作家さんに僕だけ呼ばれまして、『あの~、俺が言うのも変なんだけど、若手のツッコミを100

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  • バカルディに抜かれてプライドを捨てた爆笑問題 - 笑いの飛距離

    「太田光『文明の子』に桑田佳祐が紹介したジャズ歌手からイメージした主人公がいる」の続きです。 1月下旬に発売された小説『文明の子』のプロモーションということで、TOKYO FM「よんぱち」に爆笑問題の太田さんがゲストで出演。作品に込めた思いを熱く語りながらも隙間があればボケてくる、いつもと変わらない太田さん。 嬉しいことに、この後のコーナーにもそのまま残ってくれました。 爆笑問題のターニングポイント 2012年2月3日放送「よんぱち 48hours」(TOKYO FM) パーソナリティは鈴木おさむ。 アシスタントは柴田幸子。 ゲストは爆笑問題の太田光。 鈴木「今週からこの時間、ゲストの成功のきっかけ、ターニングポイントを伺っていくんですけども、太田さん、ターニングポイントってたくさんたくさんあったと思いますけど」 太田「う~ん」 鈴木「どこですかね?」 太田「やっぱり『芸人交換日記』を最初

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  • 「笑う犬の冒険」新レギュラーにビビる大木を指名した内村光良 - 笑いの飛距離

    こないだ「ロンドンハーツ」を見て、「売れる芸人と売れない芸人の違いはナンだ!?」と、あれこれ考え込んでしまいました。 フルーツポンチ村上の野心 2011年7月12日放送「ロンドンハーツ」(テレビ朝日) 司会はロンドンブーツ1号2号(田村淳・田村亮)。 ドッキリ役はフルーツポンチ村上。 仕掛け人役はジャングルポケット太田、ジューシーズ松橋。 企画は「勝手にノミネート!マジメ芸人GP」。芸人のプライベート姿を隠し撮りし、普段はどれだけマジメなのかを赤裸々に暴く、というロンハーらしいドッキリ企画。 なかでも飲みの席でマジメに野心を語るフルーツポンチ村上の姿が、特に印象に残りました。 松橋「村健のさ、ビジョンってあるの?」 村上「元々はありましたよ」 松橋「最終的にはでもさあ、フルポンで冠(番組)持ちたいとか思う?」 村上「そりゃ持ちたいでしょ、それの野心なくしたらさあ、そこ目指してないヤツが、他

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  • 今田耕司「殿様のフェロモンは戦いだった」 - 笑いの飛距離

    今年の「FNS27時間テレビ」。最後の2時間はリアルタイムで集中して見て、それ以外は録画を併用することで、とりあえず全部見ることができました。 私がナインティナインというコンビを見続けて、もうすぐ20年になるのでしょうか。それぐらい長い間応援してきた身としては、エンディングで涙が止まりませんでした。思い出すと今でもウルッと来てしまいそうなぐらい。 今年の「FNS27時間テレビ」は見所がたくさんありましたが、ここはオードリー春日さんのようにぐーっと考えて、ひとつに絞りました。感動的なエンディングと同じぐらい私の心に残った一場面です。今回はこちらを紹介させて下さい。 その前にちょっと昔の話を。5年ほど前、ナイナイの岡村さんがラジオで、今田さんと飲んだときの話をしていました。その内容が、とてもモヤモヤするものだったのです。 中山秀征を「ヒデちゃん」じゃなく「中山君」と呼んでいた今田耕司 2006

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  • ダウンタウンについて語るウンナン - 笑いの飛距離

    以前に書き起こした回のラジオ「ウンナンタイム」、改めて最初から最後までじっくり聞いていたら、ウンナンがダウンタウンについて語っている部分がありました。 ダウンタウン、特に松人志がウンナンのことを語ったり、書いたりすることはありました。ですが逆に、ウンナンの方が語るのは極めて珍しいことではないでしょうか。そんな稀有な状況が生まれたのは、リスナーからの質問ハガキがきっかけでした。今回はこのときのトークをご紹介させて下さい。 クイック・ジャパン 104 作者: ダウンタウン,浜田雅功,綾野剛,東浩紀,園子温,藤田貴大,松人志,木村祐一,YOU,小室哲哉,吉田豪,佐々木彩夏,ももいろクローバーZ,Revo出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2012/10/12メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 106回この商品を含むブログ (14件) を見る クイック・ジャパン88

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  • ビートたけしが見せた神の手 - 笑いの飛距離

    夏休みも終わってしまい、連日の猛暑と相まって、精神的にも肉体的にも項垂れている中、もう一度原点に帰るということで「ちょっとヒヒ話」を探していました。 だいぶ前になりますが、さまぁ~ずのトーク番組「さまぁ~ず×さまぁ~ず」で話されていた「平成教育委員会」でのビートたけしさんの行動について、今回はご紹介させて下さい。 ここで話さないと一生埋もれたまま 2009年4月29日放送「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(テレビ朝日) 出演者は、さまぁ~ず(大竹一樹・三村マサカズ)。 三村「報告すっとご人が照れると、でも、報告しないと、この話って一生埋もれたまま、俺らしか知らないで終わるケースってある」 大竹「あります、あります、何々、それ教えて」 三村「あの~、『平成教育』に俺ら参加させてもらったときさ、『神の手』の話、これすげ~いい話……」 大竹「なんだなんだ、急にどうした?それがなんだ」 この話をしようと

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