5日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻がおよそ1時間半にわたって日本の領海に侵入し、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。 4隻はおよそ1時間半にわたって日本の領海内を航行したあと、いずれも正午ごろまでに領海を出たということです。 4隻は、正午現在、魚釣島の西南西およそ24キロの領海のすぐ外側にある接続水域を航行しているということで、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。 尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは、去年1年間で合わせて19日、接続水域に入ったのは合わせて159日です。 また、領海侵入はことしに入って初めてです。