東日本大震災について、図書館がかかわっているアーカイブ活動・ライブラリー活動をまとめました。 各取り組みについては、LRG第6号で紹介する予定です。 http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/b/1044015/
未曽有の大震災からまもなく3年を迎えます。津波被害の記憶を風化させないよう、聞き取りによる記録作りや語り継ぎ、復興観光まちづくりを進めているNPO光と風の協力を得て、「語り継ぐ震災の記憶と記録 ―いのちを守るまちづくり―」をテーマに地域づくり支援講座を開催いたします。是非、足をお運びください。→地域づくり支援講座ちらし.pdf 演題:「語り継ぐ震災の記憶と記録 ―いのちを守るまちづくり―」 (1)震災から学んだこと 船倉 武夫氏 (千葉科学大学教授 NPO光と風副理事長) (2)防災教室 紙芝居「スリランカ版いなむらの火」(原作:アジア防災センター) 千葉科学大学留学生ボランティア (3)東日本大震災、防災関連資料・情報の紹介(国立国会図書館東日本大震災アーカイブひなぎく、千葉県防災ポータルサイト等) 千葉県立東部図書館 (4)「復興かわら版」とこれからのまちづくり
インターネット上の真のニュースは、煽りや文法的に不正確な醜さを抜きにすればコメント欄で発生する。電子化されたグーテンベルク聖書の画像を共有するポストは、本自体の歴史的意味に関する多くの背景情報だけでなく、言語と印刷の進化を目の当たりにする機会を読者に提供するものだった。 やりとりのほとんどは聖書そのもの、つまり、それが書かれた当時のスタイルと文法的慣例に関してであったが、今回、プロ品質の非侵襲的・非破壊的写真によって行われた電子化作業自体について深刻な懸念が寄せられた。あるユーザーの会話によると、それぞれのページにある写真の著作権により、Wikipediaを含むさまざまなWebサイトとの利用条件によりオンラインでは利用できないという。 huskyrによると「そのような素晴らしいインタラクティブな方法でこの出版物をオンライン化する取り組みを賞賛したが、ページ下部にクリエイティブ・コモンズのB
1912(明治45)年の創立以来、1世紀余りにわたり先人の知恵を後世に伝える役割を担ってきた豊橋市図書館。市は約100年間の歩みをまとめた記念誌の販売を15日に始めた。これに合わせて回顧展を同館で開催している。 同館は1912年4月1日の...
メディアの商業的価値は、伝統的に情報の大量複製/配布にあり、その地位は手段とともに揺るぎないものだった。デジタルは紙と電波の価値を相対化し、既成メディアを窮地に立たせている。しかし、コンテンツを人質に、かつて優越的地位を約束した手段に引き籠るという対応は、この時代には自滅を選択したに等しい。なぜそうなるかを考えてみよう。【連載第3回/鎌田博樹】 2. デジタル情報空間の分離と旧メディアの危機 コンテクスト指向メディアの成立と発展 前号で述べたように、デジタルは出版/メディアをめぐる環境を一変させた。これによってメディアは次の2つの課題に直面している。 デジタルの機能をフルに生かせるように、メディアのビジネスモデルを再構築すること コミュニケーションにより価値を創出する仕組み(サービス・モデル)を社会に提供すること ビジネスにフォーカスして言うならば、前者は紙の衰退で危機に瀕するメディアを、
メディアはフルデジタルとなることで、リーチ・サイズを競ってきたゲームの性格を変えた。ユーザーのコンテクストを知ることから、柔軟で、持続的で、多様なビジネスモデルが生まれる。すでに社会がWebを通してそれを知ってしまった以上、既成メディアにも止めることは出来ない。それを無視して従来の方法を通そうとすることから消滅の危機が現実化する。【連載第2回/鎌田博樹】 1. 知識コミュニケーションと出版 コンテンツとコンテクスト 人は言葉を通じて「世界」との関係を持つ。ものごとを知り、考え、表現するのは基本的に言葉を通してのことだ。言葉(あるいはそれと結びついたイメージ)が、それぞれの「世界」像を形成していると言ってもいい。言葉の力を信じないと主張する人がいるのは、言葉の共有空間にばらつきがあり、しばしば誤用され、曖昧で、不安定で、また話者や媒体、相手に依存するからだろう。しかし、好むと好まざるとに関わ
レンタルソフト大手TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を昨年4月、指定管理者に選定し、「新時代の図書館」を具現化してみせた佐賀県の武雄市図書館。前年比3・2倍を記録した来館者数や、コーヒーチェーンのスターバックス(スタバ)を併設した都会的な空間づくりが評価された。だがそのインパクトは、公共図書館のミッション(使命)や存在意義をめぐる議論を、どれほど深めただろうか。 ■公設ブックカフェ 武雄の「成功」を背景に、CCCを公共図書館の指定管理者として選定する動きは、全国に広がりつつある。これに続くのが、CCCと図書館流通センター(TRC)との共同事業体による運営が決まった海老名市の2館。そのうちの1館、市立中央図書館は大幅に改修され、2015年度の再オープンが計画されている。宮城県多賀城市や山口県周南市も選定の方針を示している。 一方で、武雄市のような図書館
海老名市が市立図書館の指定管理者に、レンタルソフト大手のTSUTAYAを経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、図書館運営を請け負う民間企業・図書館流通センター(TRC)の共同事業体を選定した。昨年4月からCCCが単独で運営する佐賀県の武雄市図書館は、書店やレンタル店、コーヒーチェーンのスターバックス(スタバ)を併設したサービスが人気を集め、来館者数は市の直営時代の3倍以上に。一方で「あれって図書館?」との批判もある。「今、日本一有名な図書館」を訪ねてみた。 ■平日も大盛況 平日の昼間というのに、図書館に隣接する約90台分の駐車場はかなり埋まっていた。正面玄関を入りすぐ右手にあるスタバでは、子どもを連れた若い母親がファッション誌を手にコーヒーを飲んで憩っていた。スタバの横は書店(蔦(つた)屋(や)書店)、さらに奥が図書館。とはいえ明確な境界があるわけではなく、書店の本も
オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2014年1・2月号が刊行されました。今号は、研究データ同盟(Research Data Alliance)の特集となっており、RDAに関する以下の記事が掲載されています。 【Editorials】 Special Issue on the Research Data Alliance Laurence Lannom, Corporation for National Research Initiatives Building Global Infrastructure for Data Sharing and Exchange Through the Research Data Alliance Fran Berman, Rensselaer Polytechnic Institute; Ross Wilkinson, Australi
2014年1月16日、Webで公開されるデータ・カタログ間の相互運用性を促進するためのRDFボキャブラリであるData Catalog (DCAT) Vocabulary など3件のボキャブラリがW3Cの勧告になったことが発表されています。W3C勧告となったのは以下の3件です。 ・Data Catalog (DCAT) Vocabulary ・RDF Data Cube Vocabulary ・Organization Ontology Three Linked Data Vocabularies are W3C Recommendations(W3C, 2014/1/16) http://www.w3.org/blog/news/archives/3591 Data Catalog Vocabulary (DCAT) http://www.w3.org/TR/2014/REC-vocab
2014年1月16日、JSONを使ってLinked Dataを表現するための形式について定めた仕様であるJSON-LD 1.0がW3Cの勧告となりました。また、JSON-LDの文書をプログラム的に変換するためのアルゴリズムを定めた規格JSON-LD 1.0 Processing Algorithms and APIも勧告となっています。 JSON-LD is a W3C Recommendation http://www.w3.org/blog/news/archives/3589 JSON-LD 1.0 http://www.w3.org/TR/2014/REC-json-ld-20140116/ JSON-LD 1.0 Processing Algorithms and API http://www.w3.org/TR/2014/REC-json-ld-api-20140116/ 関連
2014年1月10日から3月12日まで、大阪府立中央図書館で、企画展示「歴史地震に学ぶ『震災と復興』展」が開催されます。 大坂の歴史地震の記録、児童書にみる関東大震災、過去の地震を知る資料、阪神大震災からの復興、東日本大震災、震災の記録と復興、復興と絆という7つのテーマで資料を紹介しています。なお、この展示の開催にあたっては、兵庫県立図書館、福島県立図書館をはじめ、他機関からの資料提供も受けているとのことです。 歴史地震に学ぶ「震災と復興」展(大阪府立中央図書館, 2014/1/10付け) http://www.library.pref.osaka.jp/site/central/rekishijishin.html
国立国会図書館は、図書館向けデジタル化資料送信サービスを2014年1月21日から開始しました。 国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難な約131万点の資料について、最寄りの公共図書館等(国立国会図書館の承認を受けた図書館に限ります)で利用できるようになります。 図書館向けデジタル化資料送信サービスについて(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/ja/about_soshin.html このサービスで利用できる資料 http://dl.ndl.go.jp/ja/about_soshin.html#idx2 図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧 http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html 2014年1月のお知らせ(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.
2014年1月21日から、国立国会図書館がデジタル化した資料を提供するウェブサイトの名称を「国立国会図書館デジタル化資料」から「国立国会図書館デジタルコレクション」に変更し、トップページのデザインを一新しました。 あわせて、「インターネット資料」のコレクション名称を「電子書籍・電子雑誌」に変更しました。国立国会図書館が収集したインターネット上の刊行物(ウェブサイトに掲載された白書、年鑑、報告書、広報誌、雑誌論文など)を収録しています。 また、新規コレクションとして、科学映像約100点について、国立国会図書館内での提供を開始しました。科学映像は、NPO法人科学映像館を支える会がフィルムからデジタル化した科学映像、記録映像です。1950年代から1990年代に製作された、科学分野の記録映画を中心としています。 ウェブサイトおよび収録資料のURLは変わりません。 国立国会図書館デジタルコレクション
東日本大震災の記録と記憶を風化させることなく、災害の恐ろしさと防災対策の重要性を次世代に継承していくため、青森県内の被災した地域(八戸市、三沢市、おいらせ町、階上町)が共同して写真や映像などの震災資料をデジタル化して保存する『青森震災アーカイブシステム』の構築が進められています。 この事業は総務省「震災関連デジタルアーカイブ 構築・運用のためのガイドライン」に沿って、構築・運用する震災アーカイブとのことです。 2014年1月20日に、インフォコム株式会社がこの震災関連資料の収集・デジタル化およびアーカイブシステムの構築を受託したと公表しています。 インフォコム株式会社の発表資料によると、この事業において八戸市、三沢市、おいらせ町、階上町の自治体、民間企業、地元住民から6万件の被災資料・復興資料および体験談を収集・記録し、保存・蓄積するとのことです。収集した震災関連資料はデジタル化・個人情報
2014年01月22日 韓国メディアの1月22日付報道によると、人体実験を行ったことで悪名高い旧日本軍「731部隊」の幹部らが人体実験の結果を活用して日本国立京都大学で博士号を取得していたことが明らかになった。日本滋賀医科大学の西山勝夫名誉教授は2012年に学術誌「社会医学研究」に掲載した論文「731部隊関係者の京都大学医学部博士論文検証」で、731部隊の主要幹部の中で少なくとも23人が人体実験の関連論文で博士号を取得していた。731部隊創設者の石井四郎氏は京都大学医学部の出身だった。中国日報網が伝えた。 西山教授は京都大学と国会図書館の所蔵する資料目録などを通じて上記の事実を確認した。731部隊の幹部が提出した論文のタイトルとして「特種大量生産を目的とする生菌乾燥保存の研究」、「弱い毒性のペスト菌の凍結真空乾燥法による生存保存方法の研究」などが挙げられ、細菌戦との関連性が高い。関連資料に
高畑勲監督の14年ぶりの新作として大々的に公開された『かぐや姫の物語』は、最終的に24億7000万円の興行収入を記録し、劇場アニメとしてはなかなかの好成績を収めました。 しかし、過去のジブリ作品と比較すると(『千と千尋の神隠し』は304億円で別格としても)、宮崎吾朗監督の『ゲド戦記』が76億円、『コクリコ坂から』が43億円、『耳をすませば』のスピンオフに当たる『猫の恩返し』が65億円など、いずれも40億円以上を記録しており、24億円が決して楽観できる数字ではないことが分かります。 さらに、高畑勲監督の過去作品としては、『火垂るの墓』が6億円、『おもひでぽろぽろ』が19億円、『平成狸合戦ぽんぽこ』が27億円、『ホーホケキョ となりの山田くん』が8億円となっており、今のところ『平成狸合戦ぽんぽこ』の実績にも届いていません(数字は配給収入で、『ぽんぽこ』の場合は興収54億円ぐらいになる)。 これ
国内で最も多くの書籍を所蔵する国立国会図書館が、全国の図書館に向けて21日から電子書籍の配信を始めました。 国立国会図書館は、絶版になった書籍や古典それに論文など、一般には入手が難しい130万点以上に上る資料を電子書籍にして、全国の図書館に配信するサービスを始めました。 このうち東京・豊島区にある東京音楽大学の図書館では、専用の端末が1台設けられ、訪れた学生が、フランスの作曲家、ドビュッシーに関する論文を検索して閲覧していました。 利用した大学院生の女性は、「これまでは論文を見るために国会図書館まで出向かなければなりませんでしが、今回配信された資料はかなり豊富にあり、今後利用していきたい」と話していました。 21日の段階で電子書籍の配信を受けているのは、公立図書館や大学の図書館、17か所にとどまっていますが、近く全国93の図書館にまで拡大する見通しで、国会図書館は利用を呼びかけることにして
国立国会図書館は1月21日(火)、同館がデジタル化した入手困難な資料を、全国の図書館に配信するサービスを開始しました。提供数は、絶版した図書や古典籍、雑誌など約131万点。サービス開始時点で参加している図書館は、札幌市中央図書館や、大阪府立中央図書館など全国23館です。 ▽ 図書館向けデジタル化資料送信サービス(日本国内の図書館員の方へ)|国立国会図書館―National Diet Library ▽ 図書館向けデジタル化資料送信サービスを開始します 131万点の資料が対象、1月 21日開始 (PDF) 2013年1月に施行された「著作権法の一部を改正する法律」により、国立国会図書館が作成したデジタル化資料を、ほかの図書館で利用できるようになりました。これまでは、国立国会図書館の施設(東京本館、関西館、国際子ども図書館)内での利用に限られていました。 対象の図書館は、国立国会図書館に利用申
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く