安倍首相と加計孝太郎氏(Kodansha/アフロ) 9月6日に今治市の「今治加計獣医学部問題を考える会」(黒川敦彦共同代表)の市民が、加計学園に違法に市有地を譲渡し、補助金の支給を決めた菅良二市長を相手取り、その撤回を求めて住民訴訟を提訴した。山場を迎える加計問題が、安倍首相による衆議院解散・総選挙の引き金になった点を追跡し、現状の課題を整理したい。 9月19日、安倍晋三首相は自民党の二階俊博幹事長に対して衆院解散を通知し、9月28日の臨時国会冒頭での解散を行った。「もり・かけ(森友・加計)問題」隠しとの指摘が相次いでいる。この「もり・かけ問題」は、安倍首相による縁故者への便宜供与、国家の私物化が共通した問題である。公金を不正に流用し、便宜を図っていたのだが、この問題は安倍首相による大義なき解散にどのように影響を与えたのか。 森友問題については、すでに本サイトで報じたように、9月15日に東
北朝鮮危機、共謀罪を巡る論戦などが連日報じられる中、ぱったりと報道されなくなった安倍首相と加計学園との関係。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんはこの問題の全容を改めて記すとともに1枚の写真を公開し、首相の同学園への入れ込みようについて「韓国以上の政治の私物化」と批判しています。 アベ友への利益誘導に使われた国際戦略特区 ホテルの一室だろうか。背広姿の男四人がいて、うち三人が体を寄せ合ってソファーに座り、ワイングラス片手にカメラへポーズをとっている。 右端の安倍首相には満足げな表情が浮かぶ。安倍首相が「腹心の友」と呼ぶ左端の加計孝太郎氏のほころんだ顔は、撮影者との近しい間柄を感じさせる。 この写真は、安倍総理夫人、昭恵氏がクリスマスイブの2015年12月24日、自身のFacebookに投稿したものだ。安倍首相と加計氏の表情から見て、カメラを向けたのも昭恵夫人と推察する。
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