Jリーグの村井満チェアマンが27日に会見を行い、同日行われた理事会で、相次ぐ政治的思想を連想させる旗が掲出された問題について、多くの議論がされたことを報告した。理事会では欧州にも事務所を置く法律事務所のスタッフを招聘し、世界的な認識などの説明を受けたという。この議題についての話し合いが1時間半ほどに及んだことから、チェアマンの会見も20分遅れて行われた。 G大阪は16日にヤンマースタジアム長居で行ったC大阪とのダービーマッチにおいて、「ナチス」を連想させる政治的思想を連想させる旗が掲出されたことを確認。21日にクラブは当面の全ての公式戦で横断幕や旗、ゲートフラッグ等の掲出を禁止を決定した。同日行われたJ1第8節から実施され、G大阪の応援スタンドから掲出物が消えていた。 理事会ではG大阪の山内隆司社長から事件の経緯と今後の方針の説明を受けたという。G大阪からは実行者の特定と、実行者が所属する