たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」、たばこから立ち上る「副流煙」があり、受動喫煙では呼出煙と副流煙が混ざった煙にさらされることになります。煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、主流煙より副流煙に多く含まれるものがあり、マナーという考え方だけでは解決できない健康問題です。 受動喫煙とは たばこの煙のうち、フィルターなど吸い口から喫煙者が吸い込む煙を「主流煙」といい、喫煙者が吸って吐き出した煙を「呼出煙」といいます。また、火がついた部分から立ち上る煙のことを「副流煙」といいます。空気中には、呼出煙と副流煙が混ざって漂うことになりますが、そういう煙を「環境たばこ煙」と呼んでいます。そしてそれにさらされることを「受動喫煙」といいます。 受動喫煙とは、文字通り「受け身」の「喫煙」です。自分が燃焼や加熱することによりたばこから煙を発生させるのではなく、他人のたばこ
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