社会の深層を鋭い視線で見つめ、問題提起をしている武田砂鉄さん。7月に発売された『マチズモを削り取れ』では、日本社会にしぶとくはこびる「マチズモ=男性優位主義」について考察し、注目を集めています――。 「男だって大変」が隠してしまう問題の本質 ——『マチズモを削り取れ』では、痴漢など、女性が公共空間でさまざまな実害にあっていることから日本型組織に残る根本的な女性差別の構造までを解き明かしています。男性である武田さんがここまで深く女性の問題を書こうと思ったのは、なぜですか。 【武田砂鉄さん(以下、武田)】これまで、ライターとして様々な問題を考察してきて、日本社会に残る男性優位の構図に行き着くことが数多くありました。年配の男性たちの考えで物事が強引に決められてしまうのを見て、いつまでこれが繰り返されるのだろうと。なので、“女性の問題”ではなく“男性の問題”です。今回の本では、マクロよりミクロの視
ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。 作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「なんでもセクハラと言われたら何も言えない」です。 屁に悪意はないが、発言には根っこがある 「悪意はありませんでしたが、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」は、屁をこいた時に使う言葉だ。 屁はコントロールできないけれど、発言はコントロールできる。 不適切発言をした人は「相手が不快な思いをしたから」と相手のせいにせず、なぜその発言がセクハラや差別にあたるのか?を学んだうえで、なぜそんな発言をしてしまったのか?と自分と向き合うべきである。 それをしないから、何度も同じような発言を繰り返すのだ。 不適切発言を批判されても「今はなんでも叩かれて窮屈な時代になった」「なんでもセクハラや差別
お笑いコンビ「リップサービス」として活動する「せやろがいおじさん」こと榎森耕助さん。YouTubeやTwitterの動画では政治や社会問題について、掘り下げ、鋭く指摘し、問題提起しています。最近は性的同意についての動画も投稿するなど、ジェンダーの問題にも切り込み話題を呼んでいます。 そんなせやろがいおじさんに、今回は男性がジェンダーやフェミニズムについて考えることの意義についてお話を伺いました。 榎森耕助・せやろがいおじさん 2007年にお笑いコンビ「リップサービス」を結成し、ツッコミ担当として沖縄で活動する。2017年より「せやろがいおじさん」としてTwitterやYouTubeでの発信をスタート。著書に『せやろがい! ではおさまらない – 僕が今、伝えたいこと聞いてくれへんか?』(ワニブックス) Twitter:@emorikousuke YouTubeチャンネル:ワラしがみ ――お笑
大阪維新の会代表の吉村洋文氏が知事を務める大阪府が2020年度に実施したコロナ対策のうち、府独自の財政支出がほぼゼロだったことが、日本共産党府議団の調査で明らかになりました。 府はコロナ関連事業として20年度に約1兆6千億円を超える補正予算を編成しましたが、うち実際に使ったのは約1兆1750億円です。そのほとんどが交付金など国の支出と預託金などで賄われており、府独自の支出は約22億円と対策費全体のわずか0・2%です。 一方で、府は同年度に、コロナ禍前の19年度を大幅に上回る331億円もの一般会計黒字を出しています。 コロナ禍のもと府が独自に行うべき、大規模検査の推進や医療機関・中小業者への独自支援に吉村維新府政は背を向け続けています。府民の命と暮らしを守るはずの府の姿勢がきびしく問われています。(O)
五味馨 @keigomi29 子どもが生まれて一年半経って思うのですが、人類史のほとんどの期間は群れないし大家族で複数の大人が複数の子どもを育ててきたと聞いている通り、ヒトという生物は親が1人で子の世話をするようには進化しておらず、核家族を主たる形とする現代の我々は無謀ともいえる大きな挑戦をしているのでは 2021-09-14 22:32:41 五味馨 @keigomi29 上記は親になってみての個人的な感想、以下人口学にも首を突っ込んでいるので考えると理由が何であれ再生産に不向きな社会は人口が維持されずそのままいけばいずれ消滅します。現代まで残ってきた社会で子どもの誕生や成長が優先され祝われてきたのも、そうでない社会は単に滅びて歴史から消えるから。 2021-09-14 22:42:00 五味馨 @keigomi29 しかし人口の現象は世代が重複していることから徐々に進みます。私たちの社
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