京畿道(キョンギド)教育庁(教育委員長、金相坤)が検証されていない主張や事実と違う内容が記述された中学・高校用教材を出し、東北アジア歴史財団の修正勧告を受けた。檀君神話を正史として描写したり、満州の間島を朝鮮の領土と記述しているほか、基礎的な事実関係が誤っている部分もいくつか指摘された。 外交通商部・教育科学技術部によると、東北アジア歴史財団は京畿道教育庁が中高校生用として6月に出した教育資料集「北東アジアの平和を夢みて」に問題がある主張と誤りを見つけ、最近、教科部に是正勧告を要請した。財団の勧告に強制性はないが、教科部は近く京畿道教育庁に財団側の是正勧告を通知する方針だ。 約130ページのこの資料集は歴史教師17人で制作されたことが分かった。中国の東北工程の概念や意図を紹介した第1部、古朝鮮から北東アジア史の懸案までを扱った第2部、平和教育行事プログラムを紹介した第3部で構成されている。
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