2月も下旬に入り、東日本大震災からまる3年目の3月11日が近づいてきました。本当は、この日に合わせて開催する3月9日(日)午後のメモリアル国際シンポジウム(東京大学福武ホール)と3月11日(火)夕方の哲学熟議(東京大学工学部2号館)の準備に関連する、長期的視野に立った話題を連載していくはずだったのですが「偽ベートーベン」騒ぎで3回ほど番狂わせとなってしまいました。 さて、ではいよいよ、と思っていた矢先に発生してしまったのが「アンネの日記」事件です。 東京都内の多数の図書館でユダヤ人少女アンネ・フランクの日記をはじめとするナチス・ドイツのホロコーストに関わる書籍が損壊された事件ですが、どうしたものか、私が真のポイントと思う重大な点に触れた記事をほとんど目にしません。 そこで今回はこの問題を先に取り上げ、東京大学東日本大震災復興支援哲学会議のシンポジウムは告知と申し込みのみお伝えして次回以降に
![アンネの日記を破った許されない“日本人” 「イエロー・ネオナチ」の国際誤解払拭を | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dfabd005059816eebcc4fce579d4fe060d16303b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F5%2F800x%2Fimg_c5d4f6f040188c226f8d21fee2c856c79335.jpg)