職場での地位が少し上がってくると、利害の異なる人たちの調整をするという役割が回ってくるようになります。頼られている証拠ですから、喜んで引き受けましょう。 しかし賛成派と反対派が真っ向から対立し、お互い聞く耳も持たず一歩も譲らない状況は厄介なもの。調整役の手腕が問われます。 ただし、多数決が正しいとは限らないのは近年の選挙で痛感させられましたし、じゃんけんは提案した時点でどちらの立場からも「ふざけるな」と叱られそう。 さて、どうしたものでしょう? 問題「ある中学校で、生徒が携帯電話を持ち込むことを許可すべきかどうか議論されています。賛成派は子どもの安全のために携帯電話は必要だといい、反対派は勉強の妨げになるといいます。あなたはどう考えますか?」 × 思春期の子に携帯なんか持たせたらろくなことがない。勉強しないどころか、出会い系サイトとかにアクセスして犯罪に巻き込まれる。私は反対だ。 ○ 安全