京都市右京区の世界遺産・仁和寺の門前に、高級ホテルが進出を計画していることが4日分かった。予定地はかつて、ガソリンスタンドとコンビニが出店を計画したが住民の反対を受けて撤回した経緯を持つ。今回は事業者側が住民側と約2年間かけて協議して計画容認にこぎつけた。一帯は大規模ホテルが建てられない用途地域だが、上質な宿泊施設を誘致するため土地規制を緩和する市の新制度の適用第1号を目指している。 土地は、きぬかけの路を挟んだ同寺南側の民有地約3900平方メートル。重要文化財の二王門を間近に望み、世界遺産を保護するための「バッファゾーン(緩衝地帯)」にある。計画では、国内外でホテルや寮事業を手掛ける「共立メンテナンス」(東京都)が、地下1階、地上3階建て、延べ約5800平方メートルのホテルを2021年8月に開業させる。客室は72室を予定し、宿泊単価を高価格に設定するとみられている。 この土地を巡っては1
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