スマートデバイスの普及やネットワークの高速化などにより、端末を選ばずいつでもどこでも動画を見られる環境が整いつつある。これを好機とみて、2013年後半にビデオ広告事業への本格参入を表明したのがヤフーだ。「Yahoo!ニュース」や「スポーツナビ」などの主力サービスに、映像と音声によるビデオ広告を導入し、より消費者の記憶に残る広告コンテンツを充実させることで、収益の柱である広告事業全体を伸ばしたい考えだ。 実は世界的にみると、日本はネットでのビデオ視聴において欧米に遅れをとっている。調査会社のcomScoreやNielsenによれば、米国、英国、日本の3カ国で比較した場合、インターネット利用率はいずれも約8割で横並びである。しかし、インターネットを利用した動画利用率になると米国と英国が約6割なのに対して、日本だけその半分の約3割になってしまう。 それはなぜか。ヤフー マーケティングソリューショ
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