タグ

ブックマーク / essa.hatenablog.com (9)

  • ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ

    IT業界の世代間ギャップを「ロードマップ指向 VS エコシステム指向」という図式でまとめるとうまく整理できるような気がしてきた。 他の業界でも、常に勉強してないと仕事にならない所では、似たような問題があるかもしれない。普通の人は「ロードマップ」の中では真ん中を進むべきで、「エコシステム」の中では真ん中を避けるべきだ、という話。 私は、80年代からずっとプログラマをしていて、今でも現場でコードを書く仕事をしているので、同世代の人から、彼らと現場の若い人との仲裁役というか通訳のようなことを期待されることが多い。 確かにそこには微妙なギャップがあって、自分はどちらの言い分にも共感する所があるので、なんとかそれを言葉にしたいのだが、なかなかうまく言えなかった。 プログラマという仕事は、今も昔も勉強をしてないと普通の仕事も成立しないのだが、その勉強の仕方というか意味づけが、違ってきていると思うのだ。

    ロードマップ指向とエコシステム指向 - アンカテ
  • 名刺にメールアドレスではなくWaveアドレスを書く時代がすぐそこに? - アンカテ

    Wikiを更地から再構築したら Google Waveはいろいろな顔を持っていて、これが何であるかについていろいろな意見が出ると思うが、私は、まずは「更地から再構築したWiki」であると見るべきだと思う。 つまり、「一つの文書を複数の人が共同で編集する」ということに、理論的なモデルを与えることで、以下の特性を加えたものだ。 リアルタイム性(一文字単位で更新が反映される) スケーラビリティ(世界中の人が同時に乗っても大丈夫) 拡張性(地図や動画やチェス盤などいろいろなガジェットを貼れる) 技術的には、Google Wave は、非常に良くできた Wiki ではあるが、目新しいことは何もない。しかし、Google Wave には、もの凄いイノベーションが含まれていて、それは「メールは特殊なWikiである」という、全く新しいものの見方である。 メールとは対話ログの共同編集 メールとは普通に考えれ

    名刺にメールアドレスではなくWaveアドレスを書く時代がすぐそこに? - アンカテ
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - グーグルが起こす第二の革命

    Casual Thoughts - 一流企業の一流社員に求められる泥臭い馬力 このエントリに書かれている一流企業の実態は、細かいニュアンスも含めて私が見聞きしてきたことにとても近いと感じる。 私は幸いなことに「(物の)一流企業の(物の)一流社員」と仕事をする機会を頂いている。そういう方々は一流大企業の資力、技術力などの各種のビジネスインフラと自分自身の知見、経験、スキルを卓越した思考力とハードワークによって組み合わせ、お客様、ひいては社会全体に高い価値を提供している。 バックオフィス部門の中には筋金入りのぶら下がり社員が多く、また性質が悪いことにそれを自覚していない人が多い。 大企業というのは一流の仕事をやり抜くためにはプラスアルファでタイヤを10個くらい引っ張って猛進する「泥臭い馬力」が求められるもの 私も多くの一流企業の一流社員と仕事をさせていただいた。そして、彼らが「タイヤを1

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - グーグルが起こす第二の革命
  • アートにおけるファンダメンダルズとバブル - アンカテ

    アーチストにお金を回す仕組みとしては、こんな提案もある。 デジタル証券システムによるコンテンツ流通 コンテンツ・デジタル証券による消費革命の提案(さしあたり一番まとまっている・・・・はず) アンカテ(Uncategorizable Blog) - デジタル証券システムによるコンテンツ流通 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 評論家格付けシステムとしてのデジタル証券 2番目のリンクは、ブログの調子がおかしいようで記事への直接リンクができないので、カテゴリーへのリンクになっているが、2番目の2004.08.24の記事として上記タイトルの記事があって、この記事に詳しく解説されている。 「証券」にすることで何が違うかと言うと、コンテンツに直接的な興味が無い人もお金を出すからだ。 会社経営に全く興味が無い人も企業の株式を買うのと同じだ。来の配当益を目的として株式を買う人はむし

    アートにおけるファンダメンダルズとバブル - アンカテ
  • Flickrが公共Nシステムになる日 - アンカテ

    Flickrというサイトには、一般人が撮った写真が大量にアップロードされている。 Flickr - Wikipedia ブロガーに人気の写真共有サイト『Flickr』 現在は、この手のサイトはユーザが付加したタグによってしか写真を検索できないが、もうすぐ写真の中に含まれる文字を自動的に認識して、その文字列で検索できるようになるだろう。自動顔認識で一時話題になったRiyaというベンチャー企業は、既にそれを可能にしているようだ。 さらに、このソフトウェアは画像の中にあるテキストも探すため、たとえば「フロリダへようこそ」という看板の横に立つ人物の写真は、「フロリダ」というキーワードで見つけ出せるという。 Riyaの顔認識はやや話題先行気味で、実用的なサービスとしてはまだブレークしてないようだ。実用化にあたって何らかの困難が発生した可能性もあるが、顔認識がデモ程度でも行えるなら、文字認識の実用化は

    Flickrが公共Nシステムになる日 - アンカテ
  • 電気代変動相場制 - アンカテ

    残業代を払えない経営者は無能であるで、はてなブックマーク数が初めて200を超えたと思ったら、働かなくてもっていける社会がもうすぐやってくるよでは、さらにブクマ数300を突破してしまった。 とてもありがたいことではあるが、腑に落ちない所もある。 長年ブログを書いているけど、何が受けるのかは今だによくわからない。たとえば、2003年に前のブログでところでいったいGoogleは何人月?というエントリを書いていて(元ネタはCNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:天才社員が支えるGoogleのマネジメント手法)、これなんか上記二つのエントリを似たようなことを書いていて、むしろポイントがコンパクトにまとまっているような気がするが、こんなに大きな反応は無かった。 ともかく、これらの記事の対する言及を、私のはてなブックマークで「しごと」というタグをつけて集めているので、興味

    電気代変動相場制 - アンカテ
  • ライフログクランチャー - アンカテ

    ドクターファームとscanning every ATOM on the earthに続き、「グーグルのやってることを一言で表してみよう」シリーズです。 グーグルは、史上最初の「ライフログ・クランチャー」なのだと思います。 「ライフログ・クランチャー」とは、「ナンバークランチャー」と「ライフログ」という二つの言葉を合わせて私が作った造語です。 ナンバークランチャーとは、コンピュータの応用の中でも科学技術計算のようないわゆる「計算機」という言葉が元々意味していたような適用領域のプログラムの特性を指す、専門用語あるいは隠語です。 普通のプログラムでは、条件判断によって細かくやる仕事が変わるものですが、気象のシミュレーションのような科学技術計算では、同じ計算をひたすら繰り返すだけのプログラムが必要となります。そういうプログラムや、そういう用途に特化したコンピュータをナンバークランチャーと言います。

    ライフログクランチャー - アンカテ
  • 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)

    昨日のエントリを書くために自分の過去ログを検索していて再読したが、道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデルという表現は、実に、今、WEBで起こっていることの質を表現していると思う。 Skypeやグーグルが何でもかんでもタダで提供するのは、第一には自分たちだけではとてもいくれないからだ。 そして、これはそんなに特殊なことでも不思議なことでもない。 書でいわれる「リアル社会」を、私はかねがね「脳化社会」と呼んできた。ネットの社会は、私から見れば、「リアル社会」がより純化したものである。 「リアル」な社会とは、養老氏の言い方で言えば「脳化社会」、つまり、シンボルの操作で回っている世界である。だから、現代の労働は大半がシンボルの操作である。 そして、純粋なシンボルの操作であるプログラミングという作業においては、生産性の個人差が非常に大きく、今までの社会は生産性の低い方の人間

    働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)
  • 「再帰的グーグル八分」の時代の「グーグル八分術」の本 - アンカテ

    グーグル八分とは何か このは、「言論」とか「権力」と言うと、反射的に×ボタンをクリックして逃げ出すようなタイプの人にも役に立つ。 というのは、これは「グーグルについての」であると同時に、「グーグル八分を申請する人」に関するでもあるからだ。 何かのサイト運営をしていたら、特に仕事としてそれをしていたら、クレーム対策というのは重要なノウハウだ。しかし、これは「CSSの書き方」とか「SEOの仕方」とかと違って、表に出にくいノウハウである。「誰それからこういうクレームが来たので、こうやって追い払いました」なんてことをブログに書いてくれる人はなかなかいない。 このには、グーグル八分の事例がたくさん出ている。その多くがきちんと取材した上で、背景まで含めて書いてある。日でネットに難癖をつける扱いが難しい所はどういう筋なのか、そういうアンダーグラウンド情報が詰まっている。 どこかの新書で、「グー

  • 1