前編に引き続き、DMP実践論についてお送りする。後編は、電通の統合データ・ソリューションセンターの佐伯諭氏が、DMPを用いたセグメント別の施策のノウハウを紹介する。 きめ細やかなマーケティングのためには、担当者の連携が不可欠 DMPによってセグメント別の施策が実施できるようになったため、ワントゥワンに近いコミュニケーションも可能になってきました。図のようにいくつかのセグメントを切り、そのセグメントに適切なクリエーティブ訴求、ランディングページ(LP)誘導を行った場合、ユーザーの行動はどのように変わるのでしょうか。 それぞれのセグメントに対し、クリエーティブ制作からDSP(デジタル広告の自動入札システム)の入札まで統合データ・ソリューションセンターのデータサイエンティストが指揮をとり、きめ細やかなオペレーション指示を行った結果、下記のような成果が得られました。 ・クリック率はデータ連携(DM