乱数を発生させて計算やシミュレーションに利用することは, プログラミング技術の中で重要なもののひとつです。 ここでは主に Ruby と Java に実装されている乱数関数(メソッド)を 中心にして簡単な解説を行います。 乱数発生関数 Ruby Ruby では浮動小数点型と整数型の一様乱数を発生させることができる。 浮動小数点の乱数 srand(100) 20.times do puts rand() end なお,Ruby ではループを表現するのに次の書き方もできる。 srand(100) 20.times{ puts rand() } この書き方は,ブロックが小さくて次のように1行にまとめる時によく用いられる。 srand(100) 20.times{puts rand()} 整数の乱数 srand(100) 20.times do puts rand(10) end srand: