ヤフーは7日、CRM・マーケティング事業を手がけるシナジーマーケティングを公開買い付け(TOB)すると発表した。DMP(データ・マーケティング・プラットフォーム)事業を強化する。 シナジーマーケティングは、前身の企業が2000年に創業、2007年にはJASDAQ(当時はヘラクレス)に上場していた。同社はCRM(顧客関係管理)をクラウドサービスとして提供している企業で、セールスフォースなどとも関係が深い。 ヤフーとシナジーマーケティングでは、2014年2月から初期検討を開始。CRMおよびメールマーケティング分野はヤフーの戦略的投資分野の一つであるDMPソリューションやマルチビッグデータ活用との親和性が高いことから資本業務提携を模索したという。