2006年12月29日18:36 カテゴリ地域経済 「日本2.0」は、すでに始まっている。 「なんか、年末って感じがしないよね」。老若男女を問わず、あちこちで同じ話を聞きます。それは気温の高さも理由ですが、もうひとつ、日本人が集団でひとつの流れに向かっていた時代が終わったからのようにも思えます。昨年は「古畑任三郎だけは絶対に見たい」というようにスペシャル番組を楽しみにするような人もいましたが、そんな話も耳にしなくなりました。みんなで、いつもと違う番組を心待ちにしていた年末は、もうどこかに逝ってしまった。むしろサッカーのワールドカップとかディープインパクトの引退などに、気持ちの高まりや一体感を感じる人が増えています。小飼弾さんが、「日本2.0」の封切りはいつか?と書いています。結論からいえば、私は「日本2.0」が既に始まっていると感じています。私たちは、日本人だけのニッポンではない時代に入り