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ブックマーク / good2nd.hatenablog.com (13)

  • Googleストリートビューについて - good2nd

    僕はあれがとても気持ち悪いんだけど、別に平気だという人や、積極的に評価する人がいることは十分理解できます。また、そうした人達には何が気持ち悪いのかが理解しづらいだろうということも想像できます。そこで、自分なりにその「気持ち悪さ」を説明してみたいと思います。何しろ感覚的な部分が大きいし、自分自身にとってもまだその問題が明瞭な輪郭を持つにまで至っていないところがあります。だから「気持ち悪いなどというほうがおかしい、その感覚は間違っている」と思う人を説得できるとはあまり思いませんが、「何が気持ち悪いのかよくわからない」という人に理解してもらうくらいならできるかもしれません。 問題の範囲 僕が気持ち悪いと思っているのは Google Map のストリートビューであって、それ以外のものではありません(当面の問題設定として)。つまり例えば、「誰かが撮影した一枚の風景写真にたまたま自宅が写っている」こと

    Googleストリートビューについて - good2nd
    udy
    udy 2008/08/10
    気持ち悪いと思っているので、だいたい同意。一方でこの週末未知の場所に行く用事が2件あったので早速使ったんだけど、ちょー便利なんだこれが。携帯で使えたら最強だとか思っちゃった。困ったもんだ。
  • 文化の需要 - good2nd

    文化と産業は排他的なわけではないが、文化を産業としてしか見ないのは問題だ、という意見を以前書きました。また、どんなにダメなものでも文化でさえあれば公的支援をするべきだ、などとは思いません。ただ、文化に対して公的な支援をする上では、それだけの価値あるものに対して行なわなければならないが、その価値は、客が入るとか入らないとかの狭い「費用対効果」で測るべきではない、と思うわけです。 …と、短絡する人(必ずいる)除けの前置きをしておいて、ちょっと前の記事なんですが。 橋下知事が「僕は学者や有識者に、需要がなくても守るべきものを守れと批判されているが、需要があろうがなかろうがお金をつぎ込むべきか」と問いかけると、「文化を費用対効果で考えるべきではない」との意見が出た。ただ、「需要がなければ消えるのが当然。弱肉強だと思う」という声もあった。 ま、無教養な橋下知事がこの調子なのはわかってることなので置

    文化の需要 - good2nd
    udy
    udy 2008/08/03
    芸術の市場に依らない価値というのは未知の部分。知らないことを語ることはできないが、知っていることだけで構成される世界は痩せ衰えていく。問われているのは、私達が「可能性」にどれだけのコストを支払えるか。
  • マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd

    コメント欄は閉じてます。 中島義道がどこかで、電車内で流される「駆け込み乗車は危険ですのでおやめください」という漠然として誰に言ってるのかわからないような放送をやめ、たとえば「今○両目に駆け込んだ眼鏡をかけた男性、危険だからやめなさい」という具体的な指摘にすればいい、みたいなことを書いていたような記憶があって探したんだけど見つかりませんでした。記憶ちがいかな? かわりに、こんな箇所を見つけました。井の頭公園で花見の季節に「池に飛び込まないでください」などという管理放送に憤慨し、中島は管理事務所に電話します。 管理事務所のXは「一人でも池に飛び込むかぎりはやります」と絶対に讓らない。だが、Xのみを責めてばかりはいられない。善良な市民はみずからは一ミリも動かずに「お上」に向かって「ああしてくれ、こうしてくれ」とダダをこねるのである。それは -- 始末の悪いことに -- 「もっと看板を立ててくれ

    マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd
    udy
    udy 2008/05/03
    強く同意。
  • 憲法判断が自衛隊に「関係ねえ」わけないだろ - good2nd

    防衛省の田母神俊雄航空幕僚長は18日の定例会見で、航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決が現地で活動する隊員に与える影響を問われ、「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言した。 今回の判決は直接派遣を中止させるものでは確かにないけど、しかし仮にも司法の下した憲法判断を自衛隊が「関係ねえ」などと軽んじて許されるわけはありません。「士気に影響はない」と言いたいだけならもっとマトモな言い方があるだろうに、こんな言葉が出てくるのは根底に法治主義そのものを軽んじる体質があるんだろうと思わざるを得ないですね。佐藤正久議員の「駆け付け警護」発言と軌を一にしている感じがします。まったく、愚かな発言です。 ま、まず追求されるでしょうね。次にお前が言うセリフは「誤解を与える表現だったかもしれないが、真意が伝わらず

    憲法判断が自衛隊に「関係ねえ」わけないだろ - good2nd
    udy
    udy 2008/04/21
    なぜあの判決に対して政府が上告できないのかということを考えよう。件の傍論は「軽んじて許される」程度の重みしかない。そこに重みがあるなら政府に上告の権利がなければバランスがとれない。
  • 脅迫が大手を振って歩く国 - good2nd

    中国人監督が撮ったドキュメンタリー映画「靖国」をめぐり、公開日の4月12日からの上映を決めていた映画館5館すべてが、31日までに上映中止を決めた。すでに1館が3月中旬に中止を決めていたが、残り4館も追随したかたちだ。 いずれもトラブルや嫌がらせなどを警戒しての判断という。5月以降の上映をほぼ決めていた別の数館は、日程や上映の可否も含めて配給側と協議を続けている。 映画は4月12日から都内4館、大阪1館での上映が、配給・宣伝を担当するアルゴ・ピクチャーズと映画館側との間で決まっていた。 今回中止を決めた銀座シネパトス(東京都中央区)を経営するヒューマックスシネマによると、3月20日過ぎから街宣車などの抗議を受けたことなどから、27日にアルゴに「降りたい」と伝えた。「お客さんや近隣の店への迷惑もあり、自主的に判断した」という。 まったくひどい話ですよ。こないだ日教組の集会をホテルが拒否した(裁

    脅迫が大手を振って歩く国 - good2nd
    udy
    udy 2008/04/01
    ご覧、この国ではこうやって独裁者が大声で指示を出さなくても、細々とした文字で辞書のような分厚さの契約書を弁護士に書かせなくても、ちゃんと皆世間様と調和した行動がとれるんだ。美しい国だろう?
  • 10年前の自分に教えたい料理の始めかた - good2nd

    もうすっかり教育されて、そこそこの事なら一応まともなものが作れるようになってきました。しかも意外と俺うまくね?才能あんじゃね?などと思いつつ…まあこう思ってしまうあたりがの思うツボなのでしょうが、なぜ結婚するまでやらなかったんだろう…なんて考えたり。ま、もちろん今だって面倒くせーなー、という日も少なくないのですが。 それにしてもですよ、一人暮らしは10年以上やってたんですが、ついにその間は自炊の習慣は身につきませんでしたよ。なんでだろうな。何度かやろうとしたんだけどなあ。よくわからないけど、でももし「よし、自炊するぞ」と思ってる10年前の自分に会ったら、どんなアドバイスをするだろうかとか、ちょっと考えてみました。ライフハック(笑)*1。 節約を目標にするな 「金がないから自炊」というのは、お前には向いてない。ろくに料理も知らないくせに、ジャンクフードよりも安上がりに、かつ長期的に自

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  • 趣味の悪さというもの - good2nd

    女の子の部屋に行って壁に架けてあるのが動物写真のカレンダーなんかだったら害がなくていいのですが、ラッセンの絵が貼ってあったら僕は「うわ、趣味悪いな」と思わずにはおれないでしょう。決して「この子は自分とは好みが違うんだな」ではない。口では「僕とは好みが違うかなぁ」と言うかもしれないけど、実際には「趣味が悪い」と思うのであって「自分と違う」と思うのでは絶対にない。 ある作品なり何なりを良いと思うかどうかは人によって違いますが、それが人気があるかどうかということと同様に、それが優れたものであるかどうかということもまた別の話です。「優れているかどうか」という評価も人によって差があることは確かですが、それはある程度までであって、完全に相対的ではありません。つまり、駄目なものがあり、駄目なものを好む人がいる。 趣味の悪さを指摘されると「自分の価値観を押しつけるな」などと言う人がいるわけですが、そうでは

    udy
    udy 2007/11/10
    美の優劣について。未だ答えは見つからない。「売れるものが(ry」って言ってる人のニュアンスにもよる気がする。それで割り切れる人は多分好きになれないけど、誰かに説明できる基準は現状、他にないのだし。
  • 自衛官に選択を強いてはいけない - good2nd

    佐藤議員の発言にあった「あえて巻き込まれる形での駆けつけ警護」という考えは、やはりどうしても認めることはできないと思います。僕はあえて「盧溝橋」とか「関東軍」とかと比べるつもりはありませんが(連想する人がいるのは当然だと思いますが)、集団的自衛権が容認されぬまま派遣された以上、どれほどそれが「普通に考えて」当然の行動と思えても、自国の民意をないがしろにするような「覚悟」をしてもらっては困るのです。 そりゃあ目の前で味方が攻撃されたら助けたくなるでしょう。それが人情ってもんです。でも人情だけで間違いが起きないんだったら、法律なんて何のためにあるんですか?実力集団が間違いを犯せば、その帰結は極めて重大なものになります。自衛隊の活動が正当なものであるためには、どこまでも原則に忠実であることが必要なはずです。その原則とは、民主主義であり、文民統制です。海外での武力による「国際貢献」に積極的な立場を

    自衛官に選択を強いてはいけない - good2nd
  • 「真理追求」「個人尊重」「創造性」「正義」「男女平等」よりも、「我が国と郷土を愛し」のほうが重要らしいよ - good2nd

    赤旗の記事を読んでギョっとした。 学校教育法改定案/消えた「男女平等」/徳目に「戦前」色 改正された教育法(pdf)を改めて見てみると、教育の目的と目標のところで色々な項目が挙げられています。そこには「真理を求める態度」「豊かな情操と道徳心」「健やかな身体」「個人の価値を尊重」「創造性」「正義と責任」「男女の平等」「生命を尊び」…などなどが並んでいます。 そいで、「学校教育法等の一部を改正する法律案」の概要(pdf)を見ると、 ○改正教育法を踏まえ、義務教育の目標に次の事項等を規定 ・規範意識、公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画する態度 ・生命及び自然を尊重する精神、環境の保全に寄与する態度 ・伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度、他国を尊重し国際社会の平和と発展に寄与する態度 というかたちで「改正教育法を踏まえ」とあるわけですが、えーと…

    「真理追求」「個人尊重」「創造性」「正義」「男女平等」よりも、「我が国と郷土を愛し」のほうが重要らしいよ - good2nd
  • 「こうのとりのゆりかご」設置は難しい問題…なの? - good2nd

    僕にはそうは思えないです。むしろ全国に設置すればいいのに。 安倍晋三首相は「私はポストという名前に大変抵抗を感じる。子どもを産むからには、親として責任を持って産むことが大切」と発言。別の形態のものを考えるのか、との質問には「既にそういうお子さんたちに対応する施設もある。匿名で子どもを置いていけるものをつくるのがいいのか、私は大変抵抗を感じます」と消極姿勢を見せた。 高市早苗少子化担当相も子どもを捨てる風潮を助長する懸念を表明。塩崎恭久官房長官は「美しい国づくりを目指す安倍内閣としても、一般の日人からしても、親が子どもを捨てる問題について法律以前の問題と考えなければいけない」と不快感をあらわにした。 「ポストという名前」ではないし、児童福祉施設とは目的が違うし、子どもの命を助けない国は美しくないし、一般の日人て誰だよ?あと「法律以前」とか言って思考停止をごまかすな。 捨て子を助長するか

    「こうのとりのゆりかご」設置は難しい問題…なの? - good2nd
    udy
    udy 2007/03/01
    赤ちゃんポストの話。同意。取り返しのつかない人生なんてないけど、取り返しのつかない命はあると思うんだ。
  • 自由を大事にしない人の多さに驚く - good2nd

    国旗・国歌を拒否した教員に対する処分を違法とした判決を批判する声の多さが、ちょっと意外でした。ここまでとはね。もちろん評価する声も多いので、かなり意見の分かれる問題だってことはよくわかります。それにしても、学校の先生も嫌われてるんだなぁ…。 国旗・国歌と「日」の同一視 「国旗・国歌を拒否するのは日を拒否しているのと同じ」「なぜ自分の国を愛せないのか」から、「自分の国の国旗・国歌を敬うのは当り前」までバリエーションがありますが。象徴をその実体と同一視してしまう、という。あるいはそれは自然なことなのかもしれませんけど、「日が嫌いだから拒否する」という主張ではないはずです。にもかかわらず「いや、当は日が嫌いだからだろう」と決めつけてしまう。 こういう人達が、何かあったときに自由を求める人を「非国民!」と呼ぶんだろうなぁ。 自主と強制の区別がつかない 「スポーツの国際試合などでは、歌うの

    自由を大事にしない人の多さに驚く - good2nd
    udy
    udy 2006/09/27
  • わたしのネットウヨ観 - good2nd

    いろんな人の考察を読んだので、寄せあつめて自分なりに整理してみたくなりました。まず普通に右派、左派、というとき、その内実はいくつかの軸が絡んでいると思うんですね。たとえば、 自由 - 平等 おもに経済面で。自由な競争は平等を保証しないし、平等のためには規制が必要。 公の価値 - 個人の価値 伝統的価値と現代的価値、といってもいいかもしれない。 体制 - 反体制 そのときどきの権力を握ってるかどうかで変わる。 みたいな整理ができるかと。で、「自由-公-体制」が右、「平等-個人-反体制」が左、というふうに今の日ではおおまかにまとめられることが多いのだと思ってます。ここで、右側は公の価値を重視しながら経済的には自由な競争による格差を肯定するという面が、左側は個人の価値を重視しながら経済的には規制によってある程度の平等を求めるという面が、それぞれあって、内的にも異なる軸の間でせめぎあいがある。さ

    わたしのネットウヨ観 - good2nd
  • 教育現場を引っ掻きまわすより文化行政をちゃんとやってほしい - good2nd

    小坂文部科学相は2日、教育法改正案の「愛国心」に関連し、「日の伝統、文化、芸術、音楽について、学校現場でしっかり植え付けていくことが必要だ」と述べた。青森県八戸市で開かれた「教育改革タウンミーティング」で、会場からの質問に答えた。 「植え付け」という言いかたがすごい。「愛国心」に関連してのことらしいので、単に言葉の選び方がウッカリだったのではなくて当に「植え付け」たいのかもしれない。 それはそれとして。 「日の伝統、文化、芸術、音楽について、学校現場で」教えていくということ自体は結構なことだと思います。もっとちゃんとできるといいと思う。だって自分を含めてだけど、あまりに知らなさすぎるもの、日文化を。たとえばですね、「ダヴィンチ」と言えば「モナリザ」が出てくるでしょう?だけど「雪舟」と聞いて具体的な絵が思いうかぶ人がどれだけいるかというと、かなり心もとない。これは淋しいです。

    教育現場を引っ掻きまわすより文化行政をちゃんとやってほしい - good2nd
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