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ブックマーク / kindaichiohki.hatenadiary.org (9)

  • 現代の征韓論。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    ふと思ったので、なんというか、難しい話なのだけど。 明治政府が西洋の文明・文化を勉強しに岩倉さんたちを遣っている隙に、 西郷さんと板垣さんをはじめとする連中が、征韓論なるものを出した。 ぼくが高校で習った範囲でいうと、 明治政府があんまりに簡単にできちゃったものだから、 まだ有り余っている元気な連中が内にこもって内乱を起こすのを防ぐため、 外に顔を向けて、そっちでストレスを発散させようとした。 まあ、簡単に言うとそういうことだったんだと理解してます。 なので、そういう点で西郷さんのことはあまり好きじゃないです。 というか、当時のできたて明治政府の混乱がよくよく見て取れるように思います。 さて、これまた学校で習った範囲で話すと。 当時の列強諸国は帝国主義真っ最中で、 アフリカ・アジアに自分たちの植民地を作るのに必死だった。 中国には「お茶」があったし、インドには「絹」と「綿花」があった。 西

    現代の征韓論。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
  • 寺山修司の演劇論集と、思考を止めた日本の演劇界 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    『俳優たちは「観られる」のでもなく「観せる」のでもなく、「まき起こし」「引きずり込む」のである。』 『(俳優と観客は)作る側と観る側とに分類されるのではなく、二つの「作る側」として分類されるべきだと思うのです』 ――寺山修司(1983:59,95) (追記)ここに書いてある「日の演劇」っていうのは、僕が日を出る前の、つまり2005年から2006年の辺りを話しています。当時僕はチケットを取ることが困難だったためにそんなに言うほど芝居を見るところにはいませんでしたが、それでもなんとか観ておこうと思ったものは観ていました。演劇専門雑誌を取り立てて読んでいるわけでもないので、もしかしたらそういう雑誌では何かしらのことが語られているかもしれませんし、以下に書いているコトバも、時代遅れのものかもしれませんが、それでも、ロンドンにいて、インターネットを通じて入ってくる情報を見ているかぎり、大して変わ

    寺山修司の演劇論集と、思考を止めた日本の演劇界 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
    udy
    udy 2008/12/04
    演劇関係者、アート関係者の方、読んでおくれ。
  • オバマ氏、大統領選後の勝利演説、全文翻訳してみました。声に出して読みたい英語を声に出して読みたい日本語へ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    原文はCNNのサイトから。 http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/11/04/obama.transcript/index.html?iref=mpstoryview 翻訳に当たって、すでに翻訳しているサイト 「アメリカに変化がやってきた」 http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20081105-05.html を参考にしました。 やっぱり演説ですから、声に出して読んで気持ちいいかったり、かっこよかったりしないといけないだろうって思って、やってみました。 声に出して読みたい英語としてこの演説は歴史に残るだろうと思います。 リンカーンの「人民の〜」演説や、キング牧師の「オレには夢がある」演説や、ケネディの「国のために何ができるか」演説に続いて、このオバマ次期大統領の演説は教科書に載る

    オバマ氏、大統領選後の勝利演説、全文翻訳してみました。声に出して読みたい英語を声に出して読みたい日本語へ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
    udy
    udy 2008/11/08
    演劇人が訳したオバマの演説。
  • 通し稽古の効能 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    こっちでは、通し稽古のことをRun Throughといいます。 なんとなくコンピュータの初期のBasicとかやっていた頃、最後に「Run」と書いてエンターキーを押したことを思い出します。 「あとはやるだけ」っていう、そういうなんというか、駆け抜ける感じとともに、反省はせずにただただやってみるっていう感じが、Run Throughという言葉にはあるような気がします。 さ、通し稽古の効能について、考えてみたいと思います。 通し稽古では、これまで稽古してきたシーンを始めから最後までぜんぶやります。理想では、番前の2週間前、1週間前など、週単位で稽古のスケジュールを立てた時の最後の日(だいたい土曜日)にやるのが良いと思います。で、日曜日にモーレツに反省して、月曜日からまた新たに稽古をしていく、という、なんとも公文式にも似た反復を繰り返していくわけです。 その通し稽古で何が分かるか? 1・芝居の全

    通し稽古の効能 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
    udy
    udy 2007/10/24
  • 演劇と空間について - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    友達からふと出てきた質問が演劇の空間の話だったので 面白い質問だと思ったので、さっそくできるだけの回答をしました。 で、ここにも書いちゃいます。 まず、演劇と空間の話だけれども。 よく言うのが、 「誰かが何もない空間を横切って、それを誰かが見れば演劇は成立する」っていうやつで、これはピーターブルックがきった啖呵なんだけども、まあだいたい当たっていて。 空間よりも役者の肉体と観客の想像力でもって演劇を成り立たそうっていう話です。 で、何もない空間ってやつは、この二つの人間を取り持つ場所としての空間で、極端な話にしてしまえば、何かある空間は無駄なんだと、そういう話になっちゃう。 でもどうも空間をおざなりにしているといけないんじゃないか?っていう疑問はよくあって、市街へ出て、町特有の雰囲気がないと成り立たないような演劇だってある。劇場ではなくて、わざわざ廃墟でやる芝居もあるし、テントを変なところ

    演劇と空間について - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
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    udy 2007/10/23
    演劇における空間の意義とか?面白い。
  • 鴻上尚史のイギリスでトランスするの巻。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    Trance by 鴻上尚史 at Bush Theatre £7 キンダイシュラン<★★★☆☆> ガーディアン紙のレビューもあります。↓ http://arts.guardian.co.uk/theatre/drama/reviews/story/0,,2099871,00.html 英語ですが、まあまあの評価です。 彼自身のブログもあります。 もともとトランスという芝居は、 サークルの友人がサークル内で試演したものと 京大の劇団が吉田寮堂でやっているのを見たっきりで、 なんだか、学生のやる芝居というイメージしかありませんでした。 なので、この芝居を考えるとき、自分もいつかやるかもしれない、っていう、 そういう視点で、今回は書きます。 あと、海外で演劇をするということについても、 ちょっと触れたいと思います。 なのでいつもよりボリュームがでかいです。 ちょっと怖いのですが。誰が見てるか

    鴻上尚史のイギリスでトランスするの巻。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
    udy
    udy 2007/06/13
    鴻上尚史の英語版「トランス」について
  • 演劇は裁きの場へ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    Called to Account 〜The indictment of Anthony Charles Lynton Blair for the crime of aggression against Iraq -a hearing-〜 Edited by Richard Norton-Taylor at Tricycle Theatre 30 May 2007 £11 キンダイシュラン<★★★☆☆> 今日、ちょっと特殊な芝居を見てきました。 舞台となる場所はThe International Criminal Court(国際刑事裁判所)です。 実際にあります。 まずは劇場の感じとあらすじを。 Tricycle Theatre(和訳すると「三輪車劇場」)は ロンドンでは有名な政治的な演劇を上演する場所として知られているようです。 場所はKilburn(キルバーン)という地区で、 地下鉄

    演劇は裁きの場へ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
  • バブルの日本とロンドンとウィーン。そしてまだみぬパリ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    いったいいつの話をしているかというと、 今回の旅で父親と話したことです。 日の芸術文化をどうしたらよいかという話になりました。 結論としては、 あのバブル期と呼ばれた時代があと10年続いていれば日はちょっと変わっただろうという話です。 それをウィーンとロンドンを眺めながらした会話を ここにまとめてみたいと思います。 さて、 ロンドンは、かつて世界を制した大英帝国の首都です、 アフリカ、インド、アメリカ大陸など、 現在英語が国際的に通じているようになったのはアメリカのせいだけど、 なにしろイギリスはそのアメリカ文化の種を育んだ国だといっていいでしょう。 イギリスの産業革命は世界中の産業を変えたし、 ビートルズは音楽を変えたといってもいいかもしれない。 そういう国の背景にあったのは、 どうやら庶民だったような気がします。 あるいは中産階級がお金を持って活躍したというのがあったからかもしれ

    バブルの日本とロンドンとウィーン。そしてまだみぬパリ。 - The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
  • The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜

    皆様のおかげをもちまして、去る4月13日〜16日に行われました Hauptbahnhof Gleis8『ショー』が無事に閉幕いたしました。 この度は、221名のお客様に来ていただき、なんとかひどい赤字にはならずに済んだ、という具合であります。 もっと多くのお客様に見ていただければよかったのですが、 それはそれ、わたくしの制作力・広告力・知名度をもってすれば、この程度であったのだということだと思っております。 出演してくださった役者の皆さん、演出をしてくださった間広大さん、スタッフの皆さんも、沢山のお力添えをいただきました。 何より、足を運んでいくださったお客様には、頭の上がらない次第でありまして、 当に、心より感謝申し上げます。 Hauptbahnhofの活動としては、ひと区切り、といろんなところで申し上げていましたが、 その実を申し上げたいと思います。 私、金田一央紀は、2017年9

    The 4th Floor〜観劇・ロンドンの演劇、バレエ、ダンスのレビューなどなど〜
    udy
    udy 2007/01/08
    ”あのバブル時代の頃に、持続可能な芸術への投資をいったいどれだけの人たちがやってのけたんでしょうか”
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