病気になったらできるだけ早く適切な対処をする--。これが重症化を防ぐ鉄則であり、治せる病気であれば回復を早める後押しになります。そのために大事なのが、病気を早く見つけることです。では、うつ病には“サイン”があるのでしょうか。くどうちあき脳神経外科クリニック院長、工藤千秋さんに聞きました。【聞き手=医療ライター・竹本和代】 ◇うつ病早期発見の手助けに うつ病のポイントは、1)今まで興味のあったものに全く興味を持たなくなった2)気持ちの落ち込みが2週間たっても回復しない--などで、これらがあったらうつ病の可能性が高いと考えていいでしょう。しかし、いつから始まったかはっきりしないので、こうした症状は早期発見の手助けにはなりにくいといわざるを得ません。 そこで注目していただきたいのが「早朝覚醒」です。早朝覚醒とは、起きようと思っている時間よりずっと早く目が覚めることで、「睡眠障害」の一つです
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