富士通は5月12日、顧客の新たな事業やサービスの創出を支援する共創サービスを体系化し、提供を開始すると発表した。 発表会の冒頭で、取締役執行役員専務 グローバルサービスインテグレーション部門 部門長の谷口典彦氏は、「デジタル時代は、企業で利用するシステムを"SoR(Systems of Record)"と"SoE(Systems of Engagement)"の2つに分けて考える必要がある。SoRはいわゆる基幹システムを指し、SoEはイノベーション創出のためのシステムを指す。SoEでは、情報収集・問題発見、アイディア創出、サービスの実装というサイクルをアジャイル型で高速に繰り返す必要がある」と説明した。今回、提供が開始されるサービスはSoEに関連したものとなる。 同サービスは、同社が昨年発表したインテグレーション・コンセプト「FUJITSU Knowledge Integration」を具