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jkondoに関するugnewsのブックマーク (32)

  • なぜ今、ブログなのか - jkondoの日記

    はてなブログを11月7日にベータリリースしました。 リリース以降、予想を上回る勢いでベータ版の利用申し込みを頂いており、上限を拡げるたびに、すぐに人数が上限に達する状態が続いています。 先日の500人追加応募の際は、募集開始1分で160人の応募がありました。驚くべき勢いです。 日のブログブームが格的に始まったのは、はてなダイアリーをリリースした2003年から。まさにはてなダイアリーが日のブログブームのきっかけでした。 それから8年後の今、なぜ改めて今、ブログなのでしょうか。 つぶやくだけが、文章じゃない ブログには当初、「自己表現ツール」と「コミュニケーションツール」の2つの要素が含まれていました。 文章や写真を使って表現をする仕組みに加えて、コメントやトラックバック、リンク元表示などでお互いにコミュニケーションをする仕組みを内包していました。 ブログが出始めた当時、自由にテキストを

    なぜ今、ブログなのか - jkondoの日記
  • はてな近藤社長、創業10周年を語る 「回り道もあったけど……いよいよ攻めに」

    近藤社長 はてなが7月15日に設立10周年を迎えた。たった3人の社員でスタートし、現在は48人に。アルバイトも含めると100人近いスタッフを抱える大所帯となった。一方、新しいサービスのネタを考えるのが「大好き」と話す近藤淳也社長の少年のような笑顔は、創業当時から何も変わっていなさそうだ。 「10年を振り返ってほしい」とお願いしたら、「10年といっても4つの時期があったな~」としみじみ語り始めた。京都で産声を上げ、東京、シリコンバレーを経て、2008年に再び京都へ。「移転するたびに組織は強くなってきた」という。では、これからの10年はどうなっていくのか――近藤社長に聞いた。 回り道もあったけど……いよいよ攻めに 創業後3年間は受託開発をしていたはてな。「他社からお金をもらって自社の儲からないサービスを運営している状態だった」と振り返る。東京に移転したのは04年で、社員が20人ほどになったころ

    はてな近藤社長、創業10周年を語る 「回り道もあったけど……いよいよ攻めに」
  • 怒る必要などない - jkondoの日記

    オフィスと同じビルに歯医者さんが入っていて、3年くらい通っていたのですが、今月閉院となり先生がリタイアされました。先日たまたま考え事をしながら廊下をぶらぶら歩いていたら、その先生と病院のスタッフの方々に「近藤さん!」と呼び止められ、閉院の記念撮影を撮っているところになぜか一緒に入れて頂いて写真を撮り、さらに「飲み会に行くから近藤さんも来てください!」と言われ、これも何かの縁だと思ってご一緒させて頂きました。 飲み会の中で教えて頂いた印象的な話があります。 先生が30代の頃は毎日スタッフのミスをメモし、診察時間が終わるとそのスタッフを怒っていたそうです。ところがある時、「怒る必要などない」ということを悟り、対等な人間として接するように変わったそうです。それから入ったスタッフの方の多くは、10年以上も勤務され続けたそうです。怒るのは自分の自信のなさの現れである、と仰っていました。 飲み会には衛

    怒る必要などない - jkondoの日記
  • エンジニアにとって生産性の高い環境を追い求めているだけでは事業は成長しない - jkondoの日記

    最近ちょっと会社の中の歯車がかみ合い始めて、ごろごろごろと大きな回転が始まった感覚があります。 会社をやり始めて10年目。ようやくかよ、という突っ込みは真摯に受け入れるとして、何を変えたのが大きかったかというと社内のコミュニケーションのやり方です。特に、組織の中で直接つながりのある人どうし=上司と部下の間のコミュニケーション。なんか書いていると馬鹿らしくなってくるくらい基的な事で恥ずかしいですが、直接の部下に対してやるべきことをちゃんと伝えたり、部下から上司に対して行う、いわゆる「ほうれんそう」などです。 思えば、はてな仕事の進め方というのは、エンジニアにとって最も生産性が高い環境を追求する、ということに最適化してきたように思います。会議はなるべく減らして、必要な事ははてなグループかIRCに書いて伝える。プログラムを書いていると2時間くらい集中して作業をしたくなるので、その間なるべく作

    エンジニアにとって生産性の高い環境を追い求めているだけでは事業は成長しない - jkondoの日記
  • 【WEB人・詳報版】はてなの近藤淳也社長(34) 「自分たちの頭で考えたユニークなサービスを」 (1/6ページ) - MSN産経ニュース

    はてなの近藤淳也社長(34)のインタビューの主なやりとりは以下のとおり。(池田証志)−−今年4月に、はてなココをリリースしました「社内の新サービスの企画開発チームで去年ぐらいから、携帯の取り組みをやっていた。その中で、ベータ版の『いまココする機能』がユーザーから人気で、ヒアリングしていくと『おもしろい』という声があった。そこで、位置情報を記録して共有するという要素だけ取り出して設計しなおそうと、今年2月から作っていたものです。国盗り合戦とかコロプラとか位置情報ゲームがはやっている中で、僕たちなりの位置情報サービスのアレンジをして、新しい価値をつけることができるかなあと思います」−−はてなココは7月末に、利用者数が2万人を超えました「100点満点ではないけど、位置情報サービスという新規サービスでは、わりと早い立ち上がり。ブログとかツイッターを書いていない友人や母親も、押すだけで簡単だから使っ

  • 潰れるベンチャーと潰れないベンチャー - jkondoの日記

    超交流会の当日は「学生ベンチャー入門」というセッションで、同じ御池ビルののぞみ藤田さんと、株式会社ゆめみの深田社長、株式会社ランゲートの喜社長と一緒に登壇させていただきました。学生がベンチャーを立ち上げるうえでのアドバイスを経験談を交えながら話す内容で、質問は4つくらいあったのですが、最後に会場の方から「潰れるベンチャーと潰れないベンチャーの違いはなんですか?」という質問があり、そこで出た内容を紹介したいと思います。 これについては、4人の意見がけっこう一致していて、普遍的な答えがあると感じました。結局「諦めずに粘り強くやるべきことをやること」じゃないかと思います。これは単に諦めが悪いというだけではなくて、うまくいかないときにどうするかという行動パターンに差があると思っています。 大事なのは、その場でやるべきことをちゃんと考えてやれるかどうか、という単純なことだと思います。そもそも、人の能

    潰れるベンチャーと潰れないベンチャー - jkondoの日記
  • はてなの起業と成長を通じて学んだこと - jkondoの日記

    京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)の授業「新産業創成論」で「はてな起業と成長を通じて学んだこと」という話をしてきました。週替わりでいろんな会社の社長が来て話す授業で、先週はDeNAの南場さんが話されたそうです。 今回工学部の学生さんが結構いらっしゃると聞いていて、僕自身理学部出身なので「京大の理系学部を出たベンチャー志望の青年に対してアドバイスを」というイメージで話しました。もっと言うと、「起業した25歳当時の自分に今会ったらどんなことをアドバイスするか」ということをイメージしました。 まず、前提として「ベンチャー」という言葉の定義から始めました(会場で聞いてみたら「お金が無い」という意見もあっておもしろかったです)。定義は人によって違うと思いますが、僕はベンチャーを「急成長を志向する中小企業」と考えています。あえてベンチャーと言うからには当然ある程度の成長スピードを目

  • ポストイットが活躍してます - jkondoの日記

    最近はてなココやうごメモはてなのコンセプトをブレスト的に考える機会が立て続けにあったのですが、ポストイットを使ってみんなにアイデアを書いてもらう方法でやると比較的うまくいったので紹介します。 ポストイットとペンをたくさん用意 目的とみんなに出して欲しいアイデアを説明 3つずつアイデアを書いてもらう 順番に発表して机に貼り付けていく 良いと思ったものに名前を書いてもらう 名前が入ったものを残して、それぞれについて感想や物足りないところなどを言う 議論を踏まえてもう一度3つずつ書いてもらう>4に戻る という感じで2周くらい回すとそれっぽいアイデアに収斂していくので、一定時間で確実にアウトプットが出るように感じました。 普通に会議をやってると発言力が強い人ばかり喋っていたり、発言するのに気を使ってしまったり、アイデアを考えているようで実は考えていない状態だったりします。でもポストイットとか紙に書

    ポストイットが活躍してます - jkondoの日記
  • はてなの近藤さんとか、ロリポップの家入さん、ドリコムの方、教えてgooの方、mixiの笠原さん、 2ちゃんねるのひろゆきさん、字幕.inの方など、若手IT起業家の…

    はてなの近藤さんとか、ロリポップの家入さん、ドリコムの方、教えてgooの方、mixiの笠原さん、 2ちゃんねるのひろゆきさん、字幕.inの方など、若手IT起業家の方にあこがれています。 彼らは一様にプログラミングが出来たと思うのですが、私には知識がありません。 twitterとかmixiとかブログサービスとかはてなとかgreeとか、 こういった大多数に向けたクラウド的サービスを立ち上げるには、 どういった言語を学べば、そしてどういった経営知識を身につければもっとも効率的か教えてもらえませんか? また、ソフトバンクの孫さんや、サイバーエージェントの藤田さんのように、プログラミングが出来なくてもIT起業に成功した起業家さんがいらっしゃったら教えてください。 また、彼ら(藤田、孫、両氏)がプログラミングができなくても成功できた理由も、同時にお聞かせください。

  • 受験と私:第7回 「勉強は図書館が閉まるまで。睡眠は8時間」 近藤淳也さん(はてな社長) - 毎日jp(毎日新聞)

    高3の時は毎朝5時に起きて、1~2時間勉強してから登校していました。学校では始業前と、授業が終わって学校が閉まるまで図書室で勉強して、帰宅後は一切しない。睡眠は絶対に8時間は確保していたので、夜は9時に寝ました。休日も朝9時から夕方5時まで図書館で勉強。図書館の雰囲気が好きなんです。周りの人ががんばっているのを見て、僕もがんばるぞと。 夏休みは、名古屋の祖母の家で勉強合宿をしました。40日間泊り込んで、愛知県立図書館に毎日通いました。どうかなるんじゃないかと思うほど勉強した。友達とは会わないし、おもしろいこともないので、結構しんどかったけど、休みが終わったら一気に点数が上がって、学年で450人中150番くらいだったのが、ほとんどの科目で1番くらいになったんです。 塾も予備校も行きませんでしたが、高校の教科書に書いてないことが試験に出ることはないんだから、分かるまで授業を聞こうと思っていまし

  • 10年前のjkondoの日記が熱い

    http://www.google.com/search2001/search これいいよね。 Webarchiveと組み合わせると、あの頃のあんなこと、こんなことが今になって蘇る。 自分が当時作ってたサイトなんかはもう全然直視できなくてさ(笑)。恥ずかしすぎて。今と文体全然違うし。 それで、我らがjkondoでぐぐったらさ、当時の日記みたいなのが出てくるんだよね。 http://web.archive.org/web/19991012003603/www-geod.kugi.kyoto-u.ac.jp/~jkondo/nakaragi/nakaragi.htm 読めるのは多分これだけなんだけど、すごく熱いよね。すごい物を成し遂げる人ってのはさ、やっぱ昔から視点が違うんだよね。出てくる「岡崎」というのは後の夫人かな?しなもん(当時2歳)も出てくる。 別のページにはこんな詩がある。 >街が夜

    10年前のjkondoの日記が熱い
  • はてな近藤社長はこの本を読むべきだった - iGirl

    読んだかもしれないのでタイトルは妄想ですごめんなさい。そして「読んでいたとしても実践は通りにいかないんだ」ということなんだろうなとも思います。 さて。 近藤社長「未熟だったと思う」 はてなが目指す“脱IT系” 今年、1つ大きな決断をした。近藤社長自身、現場を離れると決めたのだ。 数カ月前から、コードを自分で書くのをやめた。「何かを形にしてそれを何万人もの人に使ってもらうのは、何物にも代え難い喜びだった」から、身を切られるような思いで。現場にい続けたいという思いは強かったが、それでも断ち切った。 「自分でプログラムを書いて動くものを作っていると、どうしても視野が狭くなる。現場から離れれば、現場で出てきたものをたくさんの人に使ってもらえるかを考えるようになる」――そう考えたからだった。 わたし、ずっと「はてなは中規模のまま、エンジニア・プログラマ・ニート・時々 女性、そのへんの界隈の人びとが

    はてな近藤社長はこの本を読むべきだった - iGirl
  • はてなには本田宗一郎と藤沢武夫を望む

    近藤社長「未熟だったと思う」 はてなが目指す“脱IT系” (1/2) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/24/news044.html 偉い人なんだろうけど、このどこか浮き世離れした雰囲気は何年たっても変わらんねえ。 自分がはてなに登録したのは博士に入った2003年だった。主に人力検索を使うため。もう5年も使ってるんだなあとちょっと感慨。id:finalventさんが「人力が活性化するためにはタニマチ的な人が必要」と書いてあるのを見かけて、できる範囲でポイントの大盤振る舞いをしてみたりもした。これは余談。 でも、各サービスのあまりの使いにくさ、ヘルプの貧相さにはてなへの懐疑が芽生えた。人力で勃発した数々のトラブルについても、はてなの対応は公平ではないと思えたことがあった。 その懐疑は結局のところ致命的ではなかったのだが(だから今も使って

    はてなには本田宗一郎と藤沢武夫を望む
  • id:jkondoが聞く、はてなブックマークリニューアルの舞台裏

    2008年11月25日に大規模なリニューアルを行った「はてなブックマーク」。日最大級のソーシャルブックマークサービスとして多くのユーザーに利用されてきましたが、今回のリニューアルでデザインや機能が大きく変わりました。はてなのサービスの中でも特に大規模なものとなったリニューアルについて、はてな代表取締役のid:jkondoがはてなブックマークのディレクターであるid:naoyaにインタビューしました。 jkondo まず振り返ってみたいんですが、いつからリニューアルにとりかかったんですか? naoya 京都にオフィスが移ってきた頃に格的に開始しているので、3月からですね。正味9ヶ月。 jkondo 9ヶ月、すごいですね。3/4年という長期間ですけど、最初は1人で? naoya 最初は一人でしたね。最初というか、かなり一人でしたね。デザイナーのid:nagayamaが隣でデザインを作ってい

  • さよなら、京見峠 - jkondoの日記

    土曜日に京見峠に上った。周山までの道のりは、時折雪も降ってきてとても寒かった。 94年の春に京都に引っ越して来て、最初に自転車で上った峠が京見峠だった。入って間もないクラブの行事で、先輩に連れられて上ったのを今でも覚えている。 京都に下宿を始めて今年でちょうど10年、今年、僕はこの街を去ろうとしている。 自転車が好きでサイクリング部に在籍した学部時代、数々の友と知り合い、この時間が長く続けばと思ったのも束の間、友人たちは研究室や企業へと活動の場を変え、BOXでだらだらと過ごすことも無くなった。大半の人間は大企業に就職し、京都を去ってしまった。 僕は京都が好きである。1時間も走れば北山杉に囲まれた北山の峠道に辿りつける。時間はほどよくゆっくりと流れているし、この街を好きな人が、たくさん誇りを持って住んでいる。 就職活動をそれほど真剣にするでもなく、自分が何をすべきかと迷いながら、わざわざ大企

    さよなら、京見峠 - jkondoの日記
  • 「日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る - CNET Japan

    京都駅から車で10分程度のところに立つ京都リサーチパーク。ここにはメールマガジン配信を手がけるまぐまぐをはじめとして、有力ベンチャーが数多く集まっている。その一角に、「はてな」という企業がある。 はてなは2001年7月に創業された、まだ新しい企業だ。しかし、創業当初からユニークで使い勝手のよいオンラインサービスを次々と発表し、2003年3月末には月間のアクセス数が合計1265万ページビューを超えるなど、急成長を続けている。 はてなが提供するサービスは主に3つ。ユーザーの質問に対し、他のユーザーが参考となるURLを紹介する有料Q&Aサービス「人力検索サイト はてな」、ユーザーが登録したサイトを自動巡回して更新状況をメールで通知するほか、登録されたサイトから自分の趣味に近い他のユーザーの登録リストを自動的に紹介し、他のユーザーの登録サイトを自分のリストに移植できる無料アンテナサービス「はてな

    「日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る - CNET Japan
    ugnews
    ugnews 2008/11/23
    2003/04/11の記事。いろいろと若い。
  • 職場で昼寝 - jkondoの日記

    たまに僕は職場で昼寝をします。しかも机でうつぶせになって、といった生易しいものじゃなくて、かつてはてなサーバーのハイエースによる引越しで活躍した毛布を床に引いて、横たわって昼寝します。 (こんな感じ。手前で座って寝ているのはid:naoyaん) 週明けの午後などは、3時くらいになると良い感じに眠くなってきて、どうにも仕事がはかどらない(というか、やる気がしない)時があるものです。そういう時は、思い切って20分くらい眠って、それからコーヒーでも飲めば急に元気になるものです。 それで、職場のみんなにも「昼寝したほうが効率が良いから眠かったら昼寝してね」と言っているんですが、未だに僕以外の人が床で寝ているのを見たことがありません。

    職場で昼寝 - jkondoの日記
    ugnews
    ugnews 2008/11/21
    >週明けの午後などは、3時くらいになると良い感じに眠くなってきて、どうにも仕事がはかどらない(というか、やる気がしない)時があるものです。そういう時は、思い切って20分くらい眠って、それからコーヒーでも飲
  • はてなはSNSはやらないんですか? - jkondoの日記

    よく「はてなSNS(ソーシャルネットワーキング)はやらないんですか?」と聞かれます。「SNSを始めるのはいつですか?」という聞き方をする人すらいます。どうやらネット上で流行しているものは全部作るのがはてなだ、と思われているみたいなので、少し考えていることを書いてみたいと思います。 SNSサービスを使って最初に目に留まるのは、自分を招待してくれた人や、自分が招待をした人の顔写真がずらずらっと並んでいるページです。僕はこの人と友達です、というコレクションを作って、それを他の人にも見せるというのはちょっとしたカルチャーショックでした。 はてなはこれまで、人と人とを直接的に結びつける機能を避けてきたところがあります。例えばはてなダイアリーにしても、「お友達リンク」といった名前をつけて、自分の友達のダイアリーをサイドバーに表示できます、というような機能を作ることはできるわけですが、それはやっていま

    はてなはSNSはやらないんですか? - jkondoの日記
  • ITmediaニュース:自分の手でネットを“進化”させたい――「はてな」社長の夢 (1/2)

    起業を決めた近藤社長はカメラマンの仕事を捨て、友人3人で2001年7月、京都で有限会社はてな(現在は株式会社)を設立。初心者でもネットで手軽に目的のサイトが探せる「人力検索サイト はてな」をオープンした。 人力検索サイトとは、知りたいWebサイトを文章で質問すると、別のユーザーが教えてくれるというサービス。ネットを始めたばかりの父親が、検索に苦労する姿を見てひらめいた。 「ネットで情報を探すには“語句間にスペースを入れればアンド検索”など特殊な検索ルールを覚えねばならず、初心者には難しい。一方で、人間にはもともと“文章で質問する”という技術があるんだから、それを生かして検索できるサービスがあれば便利だろうと考えた」(近藤社長)。 しかし当初はユーザー数が伸びず苦戦した。原因は、質問を有料にしたことにあったと近藤社長は分析する。質問するには1回60ポイント(1ポイント1円)が必要。満足の

    ITmediaニュース:自分の手でネットを“進化”させたい――「はてな」社長の夢 (1/2)
  • ITmediaニュース:「はてな」という変な会社 (1/2)

    「合宿いけへん?」――はてなの近藤淳也社長がそう切り出すと、社員の大反対にあった。ブログサービス「はてなダイアリー」など、20万人以上のユーザーをかかえる、たった10人の会社。遊びに行っている暇はない。 それでも近藤社長は強行した。「きっと何かあるから」。開発者を連れて平日3日間、冬の海を見下ろす宿で過ごした。ひたすらコーディングする以外、やることがなかった。「3日間で5日分くらいの仕事ができた」 この合宿で生まれたのが、国内初のソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」。合宿に行くまでの車の中で「何作ろう?」とアイデアを募り、宿でコーディングし、帰ってきた次の日にリリースした。たった4日の早業だった。 合宿は、頭をクリアにして新サービスを考え、生産性を上げるための試みだった。はてなの社員はこの1年で倍増し、組織としての形が見えてきた一方、新サービスの開発が日に日に難しくなってき

    ITmediaニュース:「はてな」という変な会社 (1/2)