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*interviewに関するumelaboのブックマーク (349)

  • シャフト 久保田光俊(代表取締役) | アニメスタジオクロニクル No.7

    アニメ制作会社の社長やスタッフに、自社の歴史やこれまで手がけてきた作品について語ってもらう連載「アニメスタジオクロニクル」。多くの制作会社がひしめく現在のアニメ業界で、各社がどんな意図のもとで誕生し、いかにして独自性を磨いてきたのか。会社を代表する人物に、自身の経験とともに社の歴史を振り返ってもらうことで、各社の個性や強み、特色などに迫る。第7回に登場してもらったのは、シャフトの代表取締役・久保田光俊氏。「さよなら絶望先生」や「〈物語〉シリーズ」、「魔法少女まどか☆マギカ」など先鋭的な作品の印象が強いシャフトだがその歴史は長く、まもなく創業50年を迎える老舗のアニメスタジオだ。2代目社長となる久保田氏の立場から、その長い歴史と現在の評価を得るまでの道のりを振り返ってもらった。 取材・文 / はるのおと 撮影 / ヨシダヤスシ アニメが好きな人たちに協力してもらいながらアニメファンの多くはシ

    シャフト 久保田光俊(代表取締役) | アニメスタジオクロニクル No.7
  • メカニックデザインのかっこよさを引き出す、 “高クオリティ画筆”としての筆ペン。 イラストレーター/メカニックデザイナー・JNTHEDさん | ぺんてる株式会社

    表現する人々 2023.08.03 メカニックデザインのかっこよさを引き出す、 “高クオリティ画筆”としての筆ペン。 イラストレーター/メカニックデザイナー・JNTHEDさん 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のガンダム・エアリアルをはじめ、数々の作品のなかで、ロボットや戦闘機など物語の重要ポイントとなるメカニックデザインを手がけてきたJNTHEDさん。 精緻でクリエイティビティに富んだデザインが発表のたびに大きな話題を集めますが、メカの原画作成に用いるのは、デジタルツールでもペンでもなく、なんとぺんてる筆なのだそう。どんなツールもかなわないというぺんてる筆の魅力と創作の秘訣を、ちょっと変わったその使い方とともに、明かしてもらいました。 01ぺんてる筆は、筆ペンとして使っているだけではもったいない!? 「趣味でも仕事でも、絵を描くときは必ずぺんてる筆を使います。ですが、僕がぺんてる筆を使って

    メカニックデザインのかっこよさを引き出す、 “高クオリティ画筆”としての筆ペン。 イラストレーター/メカニックデザイナー・JNTHEDさん | ぺんてる株式会社
  • 【対談】大竹伸朗×小池一子:煮えたぎる怒りをクリエーションに転化する。

    東京国立近代美術館で2月5日まで「大竹伸朗展」が開催中だ(巡回:愛媛県美術館 2023年5月3日〜7月2日、富山県美術館 2023年8月5日〜9月18日[仮])。国際展に出品した作品を含む約500点が一堂に会する、約16年ぶりの大竹の大回顧展。そのなかには、半世紀近くにわたる大竹の創作活動において重要な位置を占める、1987年の「佐賀町エキジビット・スペース」での個展で発表した作品も多数含まれている。 この日初のオルタナティブ・スペースである佐賀町エキジビット・スペースを開設し、当時まだ新人であった大竹に個展を持ちかけたのが、小池一子だ。小池は1960年代からコピーライター、編集者、クリエイティブ・ディレクターとして日のクリエーションを牽引し、80年代からはアートの現場でも数々の実践を行なってきた時代の立役者。まだ世の中にはない、しかし自身が「やりたい」と思うことを自分の手で生み出し続

    【対談】大竹伸朗×小池一子:煮えたぎる怒りをクリエーションに転化する。
  • 批評家・キュレーターが語る2021年の印象的だった展覧会は? 【座談会】アート界ゆく年くる年(前編)

    2021年は「祝賀」「うわつき」「置き配」「継」の1年だった ──今回、事前アンケートでみなさんに「2021年を表す一言」を選んでいただきました。まずはその一言について教えてください。 菅原伸也 僕は「祝賀(セレブレーション)」という言葉を選びました。アメリカの研究者のジュールズ・ボイコフが、オリンピックに関して「祝賀資主義(Celebration Capitalism)」という概念を提案しているんですね。その「祝賀資主義」がどういうものかというと、いわゆるオリンピックの祝賀的な雰囲気という例外状態に乗じて公的セクターに多額の費用を負担させ、一部の民間企業や富裕層が多大な利益を得ることを指しています。よく「トリクルダウン」と言われますが、その逆の「トリクルアップ」の構造ですね。そのように一部の人が利益を得るという状況が今年のオリンピックにもあって、その祝賀的な雰囲気に便乗するというのは

    批評家・キュレーターが語る2021年の印象的だった展覧会は? 【座談会】アート界ゆく年くる年(前編)
  • 災害の記憶を「見る」ための地域型プロジェクト。副田一穂評「Cliff Edge Project」

    災害の記憶を「見る」ための地域型プロジェクト。副田一穂評「Cliff Edge Project」伊豆市にて、同地の地質的特徴や歴史に向き合うプロジェクト「Cliff Edge Project 躍動する山河」が開催された。遺跡や神社など象徴的な場を舞台に展開されたこの展覧会を、愛知県美術館学芸員の副田一穂がレビューする。 文=副田一穂 Cliff Edge Project 中心の喪失、祈りの不在 2021 撮影=住康平 測地術としてのランドアート 日を西南部と東北部とに大きく分割している2つのプレートに対して、伊豆半島を載せたフィリピン海プレートは、いまもゆっくりと沈み込みながら北進を続けている。世界有数の地殻変動地帯にある日列島のなかでもとりわけ複雑な地質活動を示し、ユネスコが認定する世界ジオパークのひとつでもあるこの伊豆半島を舞台に、Cliff Edge Project(以下、CEP

    災害の記憶を「見る」ための地域型プロジェクト。副田一穂評「Cliff Edge Project」
  • AIと芸術家が一緒に作品を作る?東京藝大在籍のAIアーティスト・岸裕真にインタビュー | 藝大アートプラザ

    人工知能AI)を単なるビッグデータの道具として活用するのではなく、制作パートナーのように共創することで、独特の美的感覚を引き起こす現代美術家・岸裕真(きし ゆうま)さん。 「作品の制作過程に、AIに完全に任せる部分を作ることで人間だと生じてしまうステレオタイプから脱却でき、そこから『わたしたちの中に遍満した美的感覚を脱臼させる感覚を想起させる』作品が生まれる」 と岸さんは話します。 さらに最近は、もっと作家性を薄めることを目論んでいるという岸さん。そうすると作品はどうなってしまうのでしょう? 在学中ながら、作品がNikeやVOGUEで取り上げられたり、早くもアートフェア東京にデビューするなど、国内外で高い評価を得つつある岸さんが最初にブレイクしたポイントは? 藝大でどのような先生について学んでいるのかについても伺います。 企業の正社員と藝大大学院生の両立を選ぶ 東京藝術大学先端芸術表現科

    AIと芸術家が一緒に作品を作る?東京藝大在籍のAIアーティスト・岸裕真にインタビュー | 藝大アートプラザ
  • 宝鐘マリン“Unison”の衝撃――〈メジャーなアングラ〉の最先端としてのVTuber音楽シーンを象徴する一曲 | Mikiki by TOWER RECORDS

    極上のミニマル・テクノ × 豊かなヴォーカル=〈中毒性〉抜群の名曲 “Unison”は宝鐘マリンの2つめのオリジナル曲で、8月11日のリリース直後からファン層を越えた強烈な反響を引き起こした。同時発表のインスト版を聴けばわかるように、トラックはそれ単体でも成立する極上のミニマル・テクノで、シンゲリをグリッチ化してノイ!やベーシック・チャンネルあたりに寄せたような趣もあるビートは、小枝が艶やかにしなるような音色の良さもあってか、コード感ほぼゼロの起伏に乏しい展開を全く飽きさせない。そこに乗るのが起伏の豊かなヴォーカルで、部分的に中国音階的にもなる※1J-Pop的な歌メロは、皆が慣れ親しんだコード進行の面影を単線で匂わせる。こうした配合は表情の豊かさと淡白さを極めて見事なバランスで両立させており、パーツだけみれば変拍子なようでいてトータルでは綺麗に4拍子に収まるリズム構成もあってか、曲の終わり

    宝鐘マリン“Unison”の衝撃――〈メジャーなアングラ〉の最先端としてのVTuber音楽シーンを象徴する一曲 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • [ASSEMBLY | 知らない]対談:千葉雅也 × 亜鶴 知っているけど知らない、新しい他者の身体を探して

    『ASSEMBLY』は、ロームシアター京都のオウンドメディア『Spin-Off』内に設けている、新しい「劇場文化」をつくるための機関誌(WEBマガジン)です。劇場内外の多角的な視点を提供し、継続した議論を実現するために、2年間継続して3つの主題をかかげ、主題に基づく記事を公開します。 2021−22年度の『ASSEMBLY』は、「ひとり」「ふつう」「知らない」の3つを主題とし、劇場や舞台芸術作品に直接的な関わりのある課題だけでない、さまざまな観点をお届けすることで、あたらしい表現と創造への寄与を目指します。 なにかをつくる、表現することは、いまだ人びとが知りえないなにかを生みだすことにほかならない。では、作者自身も知らないようなものを、どのようにつくりだせるのだろう。現代思想を専門とする哲学者であり、作家として小説の執筆もおこなう千葉雅也氏と、実在しない人物のポートレートを描く美術家であり

    [ASSEMBLY | 知らない]対談:千葉雅也 × 亜鶴 知っているけど知らない、新しい他者の身体を探して
  • “薄っぺらい”美学を探索する

    GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE、Youfire、山和真による展示「極薄inframince」。ギャラリー「CON_」のこけら落としでもある展は、作家が自律的に制作をおこないつつも、その間ひたすら画像を送り合い、ノリをシェアしながらつくられた。イメージを通じてつながり、都市や既製品、遊戯といったモチーフを共有する三人の制作過程や、それぞれの作品について聞く。 Text:Seshimo Shota All Photo: Naoki Takehisa ──まずはじめに、今回の展示のコンセプトを教えてください。 GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(以下、ギロチン):マルセル・デュシャンの造語「inframince」(アンフラマンス)を、その日語訳でもある「極薄」と連ねたものです。最初はinframinceという言葉を僕がで見つけました。それで二人に共有し

    “薄っぺらい”美学を探索する
  • ピーナッツくん×nerdwitchkomugichan対談 『Walk Through the Stars』制作秘話

    5月某日正午、都内のスタジオで、バーチャルラッパー・ピーナッツくん(オシャレになりたい!ピーナッツくん)の3rdアルバム『Walk Through the Stars』のマスタリング──という体で、通称・アルバムをデカイ音で聴く会が開かれた。 最終調整を残すだけとなった音源を、リリース前に、ただただ大きな音で聴いてみたい。そんな趣旨で行われた集会だ。国内最大級のヒップホップフェス「POP YOURS」への出演を経て、いまシーンからの注目を一身に集めているピーナッツくんの新作が完成する瞬間でもある。 その存在を聞きつけ、我々取材班は動画の撮影と、前作『Tele倶楽部』リリース時と同様の全曲解説インタビューを事前に依頼して、集会に同席させてもらった。 ピーナッツくん『Tele倶楽部』制作秘話、全曲解説超ロングインタビュー バーチャルYouTuber個人勢の筆頭、ショートアニメの主人公、ゆるキャ

    ピーナッツくん×nerdwitchkomugichan対談 『Walk Through the Stars』制作秘話
  • 「芸術も国家も福祉も私自身も、根本から狂っていると思いました」佐々木健インタビュー(聞き手:福尾匠)

    応接間にはほかにも、父が30年以上前に回していたベータのビデオカメラの映像から、五味家で親族が団欒をしている様子や、兄がピアノを弾いているシーン、母が「女性あつまれ!生活者の目でみる、まちづくりシンポジウム」という公民館のイベントのスピーチのための練習をするシーンなどがブラウン管テレビで流れています。これらの「母のファイル」、「父のビデオ」、私の「絵画」と「テキスト」、兄がたまに会場を訪れたときにめくる「カレンダー」などが、かつての祖父母の家と庭に点在し、順序としては玄関から応接間、居間へと続いています。たくみさん(福尾)は最初に展示を見に来たときのことを日記(*1)で書いてくれましたね。 「僕はたまたま居間を見ながら応接間が空くのを待っていたが、いちおうの順序としては応接間を見てから居間を見るわけで、こうして恐怖からの想起による恢復というストーリーをこの展示に見るのは、間違いではないにせ

    「芸術も国家も福祉も私自身も、根本から狂っていると思いました」佐々木健インタビュー(聞き手:福尾匠)
  • ペインター・藍嘉比沙耶が表現する「創作意図」とは - TOKION

    投稿日 2021-06-12 Author 高山敦 ART 観察する 国内外から注目を集めるペインターの藍嘉比沙耶が語る自身の創作について。 個展「ミル・クレープ」の展示風景 今年3月、自身初となる個展「ミル・クレープ」を「HENKYO」(東京)、「SUPER BLANK」(岡山)、「FACTORY Gallery」(鹿児島)の3ヵ所で同時に開催したペインターの藍嘉比沙耶(あおかびさや)。幼少期に親しんだアニメをモチーフにしたアクリル絵の具による作品は、国内外から多くの注目を集めている。今回の個展を機にTIDEに続いてギャラリー「HENKYO」に所属し、作家として新たなスタートを切った藍嘉比。「0歳の時からずっと絵を描いてきた」と語る彼女にこれまでの創作の話、そして作品に込められた意図を聞いた。 ——まずは創作を始めたきっかけを教えてください。 藍嘉比沙耶(以下、藍嘉比):幼い頃から姉が絵

    ペインター・藍嘉比沙耶が表現する「創作意図」とは - TOKION
  • https://kenpoku-creative.com/2021/03/26/memory_landscape-2/

  • 『UNDERTALE』の開発者トビー・フォックス氏に聞く 「すごく楽しいゲームを作りたい」その思いが本作になった - ファミ通.com

    2015年にPC向けにリリースされるやミリオンヒットを記録し、数々の賞に輝いた2DタッチのRPG『UNDERTALE(アンダーテイル)』。E3 2017で、プレイステーション4とプレイステーション Vita向けにリリースされることが発表されるや、会場から大きな歓声が湧き上がったことからも、その人気ぶりはうかがい知ることができる。 週刊ファミ通では、2017年7月20日号(7月5日発売)にて、『UNDERTALE』の特集記事を掲載し、開発者のトビー・フォックスさんからコメントをいただいた。スペースの都合で誌面ではどうしても掲載し切れなかったそのコメントを、ファミ通.comにて全文紹介。トビーさんらしさを彷彿とさせる内容なので、ぜひともご一読を! テーマのひとつ“決意”の意味とは? ――まずは、『UNDERTALE』を開発するに至った経緯を教えてください。 トビー 2012年の12月、大学の三

    『UNDERTALE』の開発者トビー・フォックス氏に聞く 「すごく楽しいゲームを作りたい」その思いが本作になった - ファミ通.com
  • 「必ず女性が(子どもを)産む、それが当たり前の社会にちょっと違和感があります」美術家・青木美紅が"人の手が加えられた生命"を題材に作品を作る理由 | NEUT Magazine

    ※記事内の銭湯での撮影は特別に許可を取ったうえで行なっています。 光る刺繍糸から紡ぎ出される独創的な作品は見る者をその世界に引き込む不思議な力を持っている。彼女の作品の一貫したテーマは「人の手が加えられた生命」。大学在学中に「あいちトリエンナーレ2019」への出展を果たしたインスタレーション作品「1996」はその斬新な視点と表現で各方面から大きな反響を呼んだ。今年大学を卒業したばかりの青木美紅(あおき みく)は、今後の活躍が期待される若手美術家のなかでもひときわ異彩を放つ存在だ。 彼女の出生にはある秘密がある。 幼い頃から絵を描くことが好きで美術大学を目指して予備校に通っていた18歳のとき、母親に何気なく 「うちって何か秘密とかないの?」と尋ねたことがきっかけで、自身が人工授精で生まれてきたことを知った。この事実は彼女の持ち前の探究心に火をつけた。 無事、美術大学に進学した後も油絵科で学ぶ

    「必ず女性が(子どもを)産む、それが当たり前の社会にちょっと違和感があります」美術家・青木美紅が"人の手が加えられた生命"を題材に作品を作る理由 | NEUT Magazine
  • 米ジャズプレーヤーが解き明かす“J-POP”の正体、音楽的アイデンティティ

    グラミー賞ノミネート経験もある第一線のジャズミュージシャンであり、日のポップカルチャーの熱いファンでもあるパトリック・バートレイJr.はJ-POPの音楽的な特徴を誰よりも鋭く、かつ愛情を持って分析できるミュージシャンの一人だ。 数々の大物ミュージシャンとステージを共にする一方、自らが主宰するプロジェクト「J-MUSIC Ensemble」では多くのJ-POPやアニソン、ゲーム・ミュージックの楽曲を自らアレンジし演奏している彼。 幼い頃からの音楽の英才教育、そしてジャズミュージシャンとしての素養をもとに、J-POPやアニソンの成り立ちをさまざまな角度から分析してきた。 そこでKAI-YOUでは来日したパトリックのロングインタビューを実施。彼自身の生い立ちとアニメ愛をじっくり語ってもらった。 こちらでは、日音楽の持つユニークな特徴をパトリックに解き明かしてもらう。 淡谷のり子や坂九から

    米ジャズプレーヤーが解き明かす“J-POP”の正体、音楽的アイデンティティ
  • 黒坂祐さん | Research | Asa Ito

    黒坂祐さんは色覚障害のあるペインター。個展開催中の四谷未確認スタジオ(元銭湯)にてお話を伺いました。彼曰く、「色が司っているシステムがあまり効いていない」世界について。絵を描くときには、色が持つ力を色以外の方法(たとえば線の震え)で出しているそう。身体的条件の差異が要請する「翻訳」は常にコンセプチュアルかつ感覚的で、圧倒されます。 黒坂祐さんプロフィール 1991年千葉県生まれ、2019年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。近年の個展に、「荒れた庭、空っぽの部屋からの要請」(四谷未確認スタジオ、東京、2018)、「きょうまでいきてこられてよかった」 (野方の空白、東京、2017)、グループ展に、「絵画・運動(ラフ次元)」(四谷未確認スタジオ)など。「シェル美術賞2019」グランプリを受賞。現在は絵画制作を主軸に置く。 ◎後天的な共感覚 伊藤 いまの見え方的にはどんな感じで

  • “エモーショナル”を“ロジカル”が支える。シェル美術賞2019グランプリ黒坂祐 - コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]

    1956年に「既存の権威にとらわれず、新人を発掘して自由に賞を与えたい」という思いから始まった、出光昭和シェル主催の公募展「シェル美術賞」。40歳以下の若手作家を対象としたこの美術賞は63年目を迎え、これまでに赤瀬川原平、高松次郎、菅木志雄などの芸術家を輩出している。 2019年のグランプリを受賞したのは、2019年春に東京藝術大学大学院・絵画専攻(油画)を修了した気鋭のアーティスト、黒坂祐さん。作家が入居するシェアスタジオ、さらにギャラリーとサロンの機能をあわせもつ「四谷未確認スタジオ」を運営し、作家活動と両立している。作家活動を多面的な視点からとらえる一方で、「応募したのは絵画を制作活動の『軸』に据えるため」と語る黒坂さんに、その経緯や制作スタイルについてうかがった。 作家活動を続けるために、制作の軸を決めた ── 黒坂さんは、作家活動と並行して学生時代から「四谷未確認スタジオ」を運営

    “エモーショナル”を“ロジカル”が支える。シェル美術賞2019グランプリ黒坂祐 - コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]
  • ハンス・ウルリッヒ・オブリスト インタビュー:美術館、そしてキュレーターの役割について

    ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーのディレクター、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)が、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科の開講科目「グローバル 時代の芸術文化概論」の一環で来日し、1月5日、特別講義「雲のように考える:コンテンポラリーアートはどこへいくのか」を行なった。アーティストだけでなく、建築家、科学者、デザイナー、映画監督、コレオグラファー、思想家などと協働するなど、学際的なアプローチで知られるオブリストはいま何を考えているのか? 講義の翌日にインタビューを行なった。(インタビュアー:菅原伸也) ──オブリストさんは、複数の芸術ジャンルに関わりを持つこと、複数人で他のキュレーターとともにキュレーションを行うこと、アーティストと対話しながら展覧会を制作すること、展覧会をいくつもの場所に巡回させることなど、「複数」であることを重視しているように見

    ハンス・ウルリッヒ・オブリスト インタビュー:美術館、そしてキュレーターの役割について
  • 藝大人たち | 第一回 渋谷慶一郎 | 東京藝術大学

    藝大出身の著名人に現役の学生が質問をぶつけ、その対話の中から芸術と教育の接続点について探る。連載、「藝大人たち」は、そんな目的を持つ対談インタビューだ。初回は、音楽クリエイターとしてアンドロイド・オペラ「Scary Beauty」をはじめとする芸術作品を生み出し、時代の先端を切り拓く渋谷慶一郎氏(音楽学部作曲科卒業)に、音楽学部作曲科4年の有吉佑仁郎がインタビューを行った。音楽の未来は、音楽の中にはない。渋谷氏の言葉は、総合芸術の必然性を射抜く。 有吉 渋谷さんが手がけたアンドロイド・オペラ「Scary Beauty」が話題を呼んでいます。テクノロジーを用いた壮大なプロジェクトですが、藝大在学中は何を学び、どう活動されてきたのでしょうか? 渋谷 まず、「作曲の仕事がしたい」と思ったのが中学生くらいで、勉強するなら豊富なアーカイブがある藝大に、と思って入学しました。音楽学部作曲科の小鍛冶邦

    藝大人たち | 第一回 渋谷慶一郎 | 東京藝術大学