日本のカトリック中央協議会は偉い。頑張って訳文を全部掲載した。中央協議会の中の人は「これを読み、文書に対しちゃんと論駁しようね」ということなんでしょう。余計な能書き述べずに掲載。プラグマティックスなとこが偉い。 教皇ベネディクト十六世のレーゲンスブルク大学での講演 http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/newpope/bene_message143.htm 読んだ所感ではいやはや全編を貫く「おれっちの宗教サイコー」なとこが妙に鼻につくも、よく考えたらカトリックの代弁者たる教皇がそれを思わんで誰が思う?というしかないか。まぁ部外者からは「アホか?」と思われても仕方ないメソッド。 そういう鼻につくスタンスを割り引いて読んでみるに、教皇はどうも最近読んだ本に己の蒙を開かれたらしく「キリスト教神学の流れの問題点にこれは当てはまるよなぁ」とか考えたようだ。イ