参院予算委で自民・世耕弘成氏の質問への答弁のため挙手する細川律夫厚労相。左は大塚耕平副厚労相、右手前は菅直人首相=国会内で2011年3月4日午後2時28分、藤井太郎撮影 会社員の妻ら国民年金第3号被保険者の切り替え漏れ問題に関し、細川律夫厚生労働相は4日の参院予算委員会で、昨年12月の課長通知による救済制度「運用3号」について「当時は知らなかった。不明を恥じる」と述べた。また、2月24日に3号の一時停止を発表する際、細川氏は「年金の支給は留保する」と表明していたが、15日には運用3号適用者493人に年金が支給されることも判明、細川氏の責任問題に発展する可能性が出てきた。 自民党の世耕弘成氏に対する答弁。細川氏は昨年3月に大筋を決めたとする運用3号に関し「当時の長妻昭厚労相が決めた。(副厚労相だった)私は労働を担当しており、タッチしていなかった」とと強調した。しかし、世耕氏は「前現両大臣の