この本、すごく面白かったし、勉強になりました。 執筆者は、「やや日刊カルト新聞」(主にカルト問題についての記事を扱う、ニュースサイト形式のブログ)の元主筆を務められていた「藤倉善郎」さんという方。 最近まで、ブログの執筆を手掛けていたらしいのですが、現在は主筆の座を退いて「総裁」「創始者」と名乗っているようです。 カルト宗教は全般的にやや下火傾向の昨今ですが、とはいえ完全に消沈したわけはなく、依然社会にのさばっている息の長い教団もあれば、先般の寺社に油のような液体がまかれた事件で有名になった、キリスト系の某新宗教のような新手の教団も勃興してきているのも事実。 この本では、世間でも良く知られている、割と知名度の高い教団を中心に取り上げられているし、 2012年8月に発刊された著書ということで、情報としては比較的新しい部類に入るのではないかと。 本の裏面には、 体当たりで取材を挑み続けてきた筆