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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (38)

  • 初めの一歩として - Arisanのノート

    この東京新聞の社説は、先日批判を書いた朝日の社説とは雲泥の差であり、こういう真っ当な記事が今後さらに増えて多くの人たちの心を動かしていくことを望みたいと思う。 無償化見送り こんな時こそ太陽で http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013012602000109.html ただ、やはり一言言い添えておきたいことがある。 もちろん、大新聞の社説というものは、社会全体、読者総体の考えや情緒を勘案して、説得的・効果的な立論や表現を選ぶということが、特に重要であるだろう。 今の日社会の大勢を考えると、この記事のような論調が、最善のものなのかもしれない、とは思う。 だが、だからこそあえてはっきり書いておきたいのだが、朝鮮学校が無償化から排除されてはならないのは、あくまで当り前の話なのだ。 今回、ぼくが知る限りでは、日の大新聞で

    初めの一歩として - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2013/01/27
    >朝鮮学校に「変わること」を促すのは、自分たちが変わることに幾らかでも成功してからにするのが当然であるし、そのための努力の初めの一歩として、この「無償化除外」という暴挙を、僕たちは許すべきでない
  • ニコンよ、恥を知れ - Arisanのノート

    こうして詳しく話を聞いてみると、いかに酷い話かがよく分かる。 Fotgazet通信・問われる表現の自由〜ニコンサロン写真展中止事件 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1382 ニコンが、掲示板での書き込みや、もしくはそれ以外の何らかの圧力を受けて自分たちの決定を覆し、写真展を中止にしたというのは間違いないところだと思うが、それを正当化するために、「政治的な表現だから展示させない」と言っているのだという。 自分たちのいわば都合で、一度は自分たちが決定して企画した表現の場を潰しておきながら、その理由をなかなか明らかにしようとせず、司法の場に持ち込まれてやっと表明したと思ったら、まるで「(ニコン自身によって)被害を受けた側」(つまり安世鴻さん)に非があるかのように言い出す。 ここには、「慰安婦」問題が日において周縁化されてきた主たる理由である、日の企

    ニコンよ、恥を知れ - Arisanのノート
  • 旗旗さんの記事について - Arisanのノート

    最近、以前ほどネットを見なくなっていて、情報にうとくなってるのだが、数日前にこういう一連の記事を読んで驚いた。 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8236 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8320 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8379 6月11日の東京でのデモ開始前の集会でトラブルがあったことは、前日からツイッターを見たり、その後の情報によって少しは知っていたが、具体的に当日何があったのかは、実はほとんど知らなかった。 こちらの情報なども参考にしてみると、 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20110620/p1 http://d.hatena.ne.jp/fut573/20110619/1308487730 http://livingtoge

    旗旗さんの記事について - Arisanのノート
  • 「復興」よりも「回復」を - Arisanのノート

    ちょうど年度終りにあたっていた31日には、ぼく個人としても、耳を疑うひどい決定・判決が相次いだ。 雇い止め:非常勤の再雇用を認めず 京大元職員の職業観に言及−−京都地裁 http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2011/04/01/20110401ddn012040044000c.html 宮城県朝鮮学校へ補助金打ち切り http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20110331_13396.htm こういうニュースが相次ぐのを目にすると、今回の大災害と原発事故の以前に存在していたこの日社会が、いかにでたらめで矛盾に満ちたものだったかを、あらためて思い出すことになる。 それは、ひとくちに言って、人間の存在をないがしろにする社会であり、端的にいえば差別的な社会ということだ。 もちろん、世界には、他にもっと差別的な社会も

    「復興」よりも「回復」を - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2011/04/04
    >「(復興のため)ひとつになろう」というスローガンが意味しているのは、震災以前の社会には不当な矛盾など無かったのだと考えよという恫喝的な命令であり、そう思い込むべきなのだという催眠のようなものである。
  • 犠牲に供されるもの - Arisanのノート

    原発での給水作業やその他の作業はすすめられており、このまま最悪の状況の回避がもたらされるのであれば、そのこと自体は、喜ばしいとしか言いようがない。決して「最悪の状況」がもたらされてはならない。そう思う。 もちろん、作業によって死傷したり被曝している人たちの存在は、無視も正当化も美化もされてはならない事実として、目の前にある。 何度も繰り返すが、原発の存在は、それが「正常」に稼動している日常から、こうした現場の労働者や周辺住民の「犠牲」のうえにしか成立しないものであると思う。まして、このような大事故が起これば、なおさらそのことが露呈する。 最も基的なことを言えば、「想定」では自然などの現実には対処できない部分が残る。その現実が起きたとき、「想定外だった」と言ってすませるには、核エネルギーはあまりにも破壊的でありすぎるのだ。異常が起きたときに制御できないような力を、われわれは利用しようとして

    犠牲に供されるもの - Arisanのノート
  • 転載・朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモ - Arisanのノート

    朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモが、関西で二週連続、土曜日に行われます。 去る6日、とうとう無償化が適用されないままに、朝高生たちが卒業していきました。 まったくひどい話で、腹立たしく思います。 でもぼくは、出来れば今年の卒業生たちには、このことは忘れてもらいたい。忘れられないかも知れないが、それでもいつか、「自分たちは、あの無償化の適用を受けられなかった年の卒業生だ」と言って、この社会の愚かしい出来事を昔話として語るようであってほしい。 だがそう言える日を作ること、つまりこんな酷い状況を一日も早く終わらせ、過去のものにすることは、ぼくたち日の有権者の責任だ。 そうなるまで、今年の出来事を決して忘れてはならないのは、「足を踏んだ」ぼくたちの側なのだ。 以下、情報を転載します。 いずれの情報も、転載・拡散歓迎と聞いております。 転載大歓迎重複御免 「朝鮮学校への高校無償化

    転載・朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める集会とデモ - Arisanのノート
  • 蔑まれし者、汝の名は - Arisanのノート

    連日深刻な状態が報じられるリビア情勢だが、情報が断片的なため、背景や全体像が把握しづらい。 ただ、多くの犠牲者が出ていることが報じられ、指導者のカダフィ大佐(?)による衝撃的な演説の内容が話題になっている。 http://togetter.com/li/104442 23日には東京でも在日リビア人の人たちによる、政権と虐殺への抗議デモが行われたはずであり、駆けつけた人もあるだろう。 政府や軍による流血の暴力が一刻も早く停止され、民衆の望む体制と社会が実現してほしいと思う。 しかし、同時にぼくが思うことは、これまでリビアという特異な国家や、カダフィが(虚言であったにせよ)標榜してきた(「反米」などの)言葉が、われわれに対して持った意味というもの、それを「独裁」や「虐殺」という事柄への反対のなかで、いっしょに棄て去ってしまってはならない、ということである。 ぼくたちは、目の前の弾圧や虐殺を止め

    蔑まれし者、汝の名は - Arisanのノート
  • ひどい書評 - Arisanのノート

    自分が読んでないについての書評なので、どうしようかと思ったけど、あまりにもひどい文章なので、書いておく。 今週の棚:山内昌之・評 『自爆する若者たち…』=グナル・ハインゾーン著 http://mainichi.jp/enta/book/news/20090111ddm015070014000c.html テロや戦争を道徳的に批判するのは簡単であるが、その数字的根拠を人口問題と結びつけながら語った点に書の意義がある。ガザやアフガニスタンやパキスタンの不安定な政治情勢を根から理解する手がかりとして大いに参考になるだといえよう。 これがイスラム世界の歴史なり現状なりについてあまり知識のない人が書いた書評であれば、の内容を客観的に紹介するだけでよいのかもしれない。そして、上のような文末になっても許されるかもしれぬ。 だが、この書評を書いた山内昌之は、かりにもイスラム圏の歴史文化を研究

    ひどい書評 - Arisanのノート
  • 大阪府知事はナチスと同じ - Arisanのノート

    橋下知事「北朝鮮はナチスと同じ」 朝鮮学校無償化問題で http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100310/lcl1003101205003-n1.htm 授業料無償化に関する朝鮮学校への対応をめぐり、大阪府の橋下徹知事は10日、朝鮮学校に交付している私立外国人学校振興補助金についても「廃止を念頭に置いている」と述べた。また「民族差別だという指摘があるが、朝鮮民族が悪いわけではない。北朝鮮という不法国家が問題。それはドイツ民族とナチスの関係と同じだ」と言及した。 産経だから仕方がないけど、見出しは扇情的であることは間違いない。 橋下が言ってることは(結局はそうでも)、表面上はそこまで単純ではないだろう。 実際に橋下が言ったことは、朝鮮を「不法国家」と決めつけた上で、国家と民族との関係を、ドイツ民族とナチスとの関係になぞらえて語った、ということらしい

    大阪府知事はナチスと同じ - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2010/03/11
    さしずめ、大阪府民はSSといったところか。なるほど、ヤクザが大好きな人たちですしね。
  • サルトル『植民地の問題』 - Arisanのノート

    植民地の問題 作者: J.‐P.サルトル,Jean‐Paul Sartre,多田道太郎,鈴木道彦,浦野衣子,渡辺淳,海老坂武,加藤晴久出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2000/02メディア: 単行購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見る おそらく、サルトルの数多い著作の中でも、日でもっとも広く読まれてきたもののひとつだと思うが、そのなかから、ここでは「ヴェトナム戦争犯罪国際法廷」いわゆる「ラッセル法廷」に関連する文章のひとつ、「ジェノサイド」の一節をとりあげる。 同法廷で議長を務めたサルトルは、この文章で、アメリカによるヴェトナムでの軍事行動が「ジェノサイド」と呼ばれるべきものであることを論証していく。 この論証の全体は鬼気迫るものだが、私がもっとも関心をひかれたのは、ヴェトナムに送り込まれて残虐行為を行うアメリカ兵たちについて述べられた箇所である。

    サルトル『植民地の問題』 - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2010/03/07
    >世論の「神経硬直を思わせる全般的無関心」こそが、じつは「ジェノサイド」と呼ばれる悪の本体である。この巨大な「無関心」が、あらゆる暴力と虐殺を構成するのだ。
  • 攻撃と黙認によって失われるもの - Arisanのノート

    この集まりには行けそうにないのだが、代わりに今考えてることを書いておく。 ≪朝鮮学校への攻撃を許さない!12・22緊急集会≫ http://www5d.biglobe.ne.jp/~mingakko/sasaeruki091204c.htm こういう行動によって起きる結果としては、もちろん子どもたちをはじめ、攻撃にさらされる人たちの心が傷つけられる、危険にさらされてダメージを受ける、そういうことがある。 だが、こうした行動・言動や、それを黙認する警察・行政の態度によってもたらされる、実際的な効果は、そうしたものばかりではない。 それは端的に言って、朝鮮学校の経営、その存続が立ち行かなくなるだろう、ということである。 いま現在、経営(運営)の苦しくない朝鮮学校など、日に存在しないはずだが、こうした事件と、それへの警察及び社会の黙認的な態度は、その苦境を決定的なものにするだろう。 朝鮮学校の

    攻撃と黙認によって失われるもの - Arisanのノート
  • 朝鮮学校前でのレイシズム事件について - Arisanのノート

    下記の件について、今ここで書いておきたいことは一点だけ。 メールからの転載文の後に、それを書き加える。 (MLより転載) 皆様 私は朝鮮第一初級学校に二人の子どもを通わせている 保護者の金と申します。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが 先日4日に名前を言うのも忌まわしいようなレイシスト(人種差別)団体(注:在日特権を許さない会)が 京都朝鮮第一初級学校のすぐ前で騒乱を起こしました。 http://corea-k.net/date/000.wmv 今まで生きてきてこんな腹立たしく悔しい思いをしたことがありません。 学校の前で子どもたちに聞こえるように “スパイの子どもたち!”“朝鮮学校を日からたたきだせ!”などと 人として信じられない暴言を拡声器の爆音をもって騒ぎ立てました。 子どもたちはおびえて、中には涙を流すこどもたちもいたそうです。 私が悔しい、腹立たしいと思ったのは、何もその団

    朝鮮学校前でのレイシズム事件について - Arisanのノート
  • サルトル『ユダヤ人』 - Arisanのノート

    彼は、社会が悪いことを理解し、しかも、正統でないユダヤ人の素朴な一元論に、社会の複数論を対立させる。彼は、自分が別もので、触れてはならぬもので、恥かしめられ、追放されているのを知っていて、そういうものとして、自分の権利を主張するのである。(p169) ユダヤ人 (岩波新書) 作者: J‐P.サルトル,Jean‐Paul Sartre,安堂信也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1956/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (21件) を見る岩波新書のなかでももっともよく読まれているもののひとつだと思うこのには、昔からどうもすんなりと受け入れられない部分があった。 それは、サルトルがユダヤ人を「正統(authentique)なユダヤ人」と「正統でないユダヤ人」に分けていることである。 このでのサルトルの基的な主張は、「反ユダヤ主義がユダヤ人

  • 死刑にしてくれ - Arisanのノート

    星島被告に無期懲役判決 江東区マンション女性殺害事件 http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY200902180050.html この裁判だが、公判中から報道のされ方を見ていて、納得のいかなかったことがある。 気づいてる人が多いだろうが、この機会に一応書いておく。 それはいくつかのメディアで、被告が自分自身を死刑にして欲しいと望んだということが、まるで死刑判決を後押しする(正当化する)根拠であるかのように報じられていたことである。 たとえば、被告がこのように言ったからといって、当に反省しているとは信じられない、という意見はあるだろう。また、被告がどう言おうともこんなことをする奴は死刑にするべきだ、という意見もあるだろう。 だがどう考えても、被告が自分を死刑にして欲しいと述べたということが、死刑の判決を下すべきだということの理由になるとは考

    死刑にしてくれ - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2009/02/20
    「死刑にしてくれ」といって、被害者一人の殺人で死刑になったのは奈良の小学生殺人事件だけだったか?
  • 不安定な職場を移動させられ続ける人々 - Arisanのノート

    ときどきテレビや新聞に、首を切られた派遣労働者が、警備の仕事や介護職など、人手が不足して困っているところに勤め口を見つけている、ということが報じられる。 これは、応急処置もいいところで、どう考えても問題の「解決」につながるような事態ではないはずだけど、何か「足りないところに人材が流れて、世の中うまく回ってますよ」みたいな報道のされ方になってるときがあり、あんまりだと思う。 大体、いま人手が足りないで困ってる職種の多くは、賃金が安いとか雇用が不安定だとか、労働条件がよくないから成り手が少ないわけだ。 不安定な雇用のされ方をした結果として首を切られた人たちが、都合よくそういうところに補充されても、そういった職種の条件の悪さが改善されるわけではない。むしろ、賃金が上がったりする理由がなくなってしまうぐらいだ。 問題になってるのは、低賃金の不安定な雇用の仕方をされてきた人たちがいて、その人たちへの

    不安定な職場を移動させられ続ける人々 - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2009/02/15
    >不安定な仕事を失った人が、不安定さゆえに人の集まらない職種に移動させられる。   だからみんな自殺すれば良いんだよ。それこそ「迷惑」をかけまくって、な。
  • 虐殺の論理 - Arisanのノート

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000029-mai-pol 麻生太郎首相は3日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と約15分間、電話で協議し、イスラエルとの停戦に向けて努力するよう求めた。また、イスラエル軍の空爆で被害を受けたガザ地区の救済のため総額1000万ドル(約9億円)規模の人道支援を行う考えを表明。このうち300万ドルを早急に実施する意向を伝えた。麻生首相は議長に「これまでの和平努力を高く評価しており、引き続き最大限支援する考えだ」と強調。議長は支援への謝意とともに、国連などを通じ即時停戦を呼びかける考えを示した。 「パレスチナ自治政府のアッバス議長」って、今起きてることの紛争当事者はイスラエルとハマスだろう。 なんでハマスに対して呼びかけないの? パレスチナの人たちがアッバス議長たちファタハのやり方を、自分たちの意思を代表

    虐殺の論理 - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2009/01/05
    >なんで、こんなあからさまな政治的暴力を「和平への働きかけ」みたいな顔をして行えるのか   そりゃ、興味もカケラもないからでしょう。あほうにとっちゃ懐も命も痛まない問題
  • 強者に助けさせよ - Arisanのノート

    最近、何度も書いてることだが、今年の総括的な意味からも、あらためて書いておきたい。 金融危機以来日国内でも不況となり、非正規雇用の人など多くの失業者が出るという事態の衝撃の大きさのために、それ以前の好況期の状況がはらんでいた問題性が忘れられ、その点への批判と根的な見直しが行われないまま、表面上の社会の(互助的な)改善のようなものが進められていく可能性がある。 この現状で「景気回復」しか言わない人は、次のようなことを無視するか、隠そうとしている。 つまり、不況が到来する前の日は、経済成長や景気の良さと引き換えに貧困の増大と固定化・世代継承が生み出されるようなシステムであったこと、企業や富裕層にのみ成長による利益が集中して、貧困層や高齢者・障害者・外国人労働者・病人などにしわ寄せが集中し、弱者が切り捨てられる社会が形成されてきているのだという事実である。 このような過ちを続けて、不況下で

    強者に助けさせよ - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2008/12/31
    否、否、否。この腐った日本に同化することこそが、この腐った日本に詰腹を切らせることとなるのだ。「沈黙」は力だ。破壊の力だ。
  • 他人の悲惨を「絶好のチャンス」と言ってしまう人 - Arisanのノート

    動画も記事自体もすぐにリンク切れになると思うけど、一応。 NHKのお昼のニュースから。 http://www3.nhk.or.jp/news/k10015961631000.html 液晶パネルの需要が減っていることを受けて、大手電機メーカーのシャープは、奈良県天理市と三重県多気町の工場の液晶パネルの一部の生産ラインを廃止し、これに伴っておよそ380人の非正規従業員を削減する考えを明らかにしました。 シャープは、12日午前、大阪で記者会見し、世界的な景気の低迷で需要が減っている液晶パネルについて、生産の効率化を進める必要があるとして、携帯電話やパソコン向けの液晶パネルを生産している、奈良県天理市と三重県多気町の工場のそれぞれ一部の生産ラインを来年度の前半までに廃止し、三重県亀山市にある工場に集約することを発表しました。これに伴う、派遣社員など非正規従業員の扱いについて、シャープの井淵良明副

    他人の悲惨を「絶好のチャンス」と言ってしまう人 - Arisanのノート
  • 福岡の事件の報道に思うこと - Arisanのノート

    福岡の小学校一年生が母親に殺されていたという事件の報道だけど、ぼくが見聞した範囲では、母親の置かれていた状況がどれほど追い詰められていたものかということを考えようとしているものが多く、こういう状況の人を孤立させないような社会的な仕組みなり関係性なりを作っていくべき、という主張が結構多い。 これは、「こんな子殺しをするような母親は人間じゃない」というようなバッシング(日全体で見れば、こちらの方が圧倒的かもしれない)に比べれば、ずっと良心的であると言えるかもしれないが、ちょっと釈然としないものがある。 ぼくが見たテレビ番組では、ただ一人、地元のおじいさんが、「自分の子供にこんなことをするなんて、絶対許せない」と口元を震わせていた。ぼくは、この人の反応は、とても人間的であると思った。 それは、この人には、この出来事の衝撃をまともに受けてしまっているという感じがあったからだ。 「絶対許せない」と

    福岡の事件の報道に思うこと - Arisanのノート
    umeten
    umeten 2008/09/23
    「ふびん」に思うということ=カジュアルな優生学
  • 『ナショナリズムの狭間から――「慰安婦」問題へのもう一つの視座』 - Arisanのノート

    ナショナリズムの狭間から 作者: 山下英愛出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2008/07/10メディア: 単行 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る著者の山下英愛(ヤマシタ・ヨンエ)さんは、在日朝鮮人のお父さんと日人のお母さんの間に生まれた女性だが、両親が法的結婚をしていなかったため、母親の戸籍に登録され「日国籍」を持つことになった(書より)。 80年代の終わりごろ韓国に留学し、女性学の研究を行ううち、おりから湧き起こった「慰安婦」問題の運動に関わることになり、いわゆる「挺対協」の活動に深くコミットすることになるが、そのなかで、韓国における「慰安婦」問題の取り扱われ方、運動のあり方(その過度に民族主義的な性格)に疑問を持ち、批判を向けていくことになる。 その考えをまとめたものが書である。 著者によれば、韓国で「慰安婦」問題の解決運動が広く沸き起こった当初

    『ナショナリズムの狭間から――「慰安婦」問題へのもう一つの視座』 - Arisanのノート