秋葉原無差別殺傷、容疑者から目を逸らすな したり顔で我々が語る前に、本人の言い分を聞こうじゃないか 田島 岳志(2008-06-11 01:00) 6月10日(火)夜9時50分過ぎ。 出張先の東京で、8日の秋葉原無差別殺傷事件の現場に設けられた献花台を過ぎると、万世橋署前交差点にぶつかった。そこに人だかりと、マスメディアのカメラ群。なぜ今? 事件丸2日後も人だかりが絶えない秋葉原の現場近く(撮影:田島岳志) 今、何の騒ぎかと近くの電気販売店店員に聞いた。 「わからない。営業妨害以外の何者でもない」 歩道に立つ先客の頭越しに背伸びして覗くと、7人乗りワゴン車のような車が万世橋署に吸い込まれていった。車両の目前には、数多くのマスコミカメラが待機していた。 秋葉原なだけに、新鋭ロックアーティストのゲリラライブか何かと思っていた自分は、やっと気づいた。もしかすると、この事件の容疑者、派遣