オーストラリア・シドニー(Sydney)のタロンガ動物園(Taronga Zoo)のニシローランドゴリラの母娘、KribaとKipenzi(2011年12月21日撮影)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【3月10日 AFP】人類の祖先は約1000万年前にゴリラから分化したことは知られているが、現代を生きるわれわれの遺伝子にもゴリラとの共通点が数多くみられるとする画期的な国際研究の結果が7日、発表された。 研究チームは、雌のニシローランドゴリラ、「カミラ(Kamilah)」のDNAを解読し、1万1000のキー遺伝子についてホモサピエンス(現生人類)のものとチンパンジーのものと比較した。化石証拠からの推定では、ヒトやチンパンジーの系統からゴリラが分岐したのは約1000万年前ごろ、ホモサピエンスとチンパンジーが分化したのは約400万年前ごろとされている。 チームによると今回の研
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